登場人物
何度も言っていますが、2014年に投稿していた『背中合わせの女王』の改稿版となります。今回は初めに設定集を掲載します。
レドヴィナ王国
【エリシュカ・アデーラ・ハルヴァート】
登場時23歳。レドヴィナ王国第15代女王。即位したのは21歳の時。ソウシェク大公の長女。「肯定する女王」もしくは「慈愛の聖女」と呼ばれるほど優しく、懐が広いが、同時にかなり強かでもある。性格は温厚で誰でも受け入れるきらいがあり、貴族、民衆からの支持も高い。人は彼女に罪を告白したくなるらしい。自身としてはあまり女王に向いていないなぁ、と思っている。特に人を使うことは苦手な自覚があり、相手を追い詰める、ということも苦手としている。戦闘力はほぼ皆無だが、天才的な治癒魔法の使い手。逆に言うと、治癒魔法以外は使えないらしい。
優しく温厚であるが、他人の恋路にちょっかいをかけてにやにやしていることがある。今のところ、主な被害者はエルヴィーンとウルシュラである。
女王になってからは人道支援に力を入れている。ただ、実行者は教育省長官であるウルシュラなので、相対的に彼女の負担が増えている。ちなみに、エリシュカはウルシュラと親友レベルの友人だと思っている。設定上は言語学者。本人は自分のことを平凡な人間だと思っている。
腰元まである淡い金髪。ふわふわのウェーブがかかっている。目元は優しげで、瞳は淡い空色。かなりの美女であるが、童顔気味なのを本人は気にしている。その美貌も人気の秘密。隠れ巨乳らしい。
身長160センチ、体重47キロ。誕生日は10月7日。
【ウルシュラ・オリガ・ヴァツィーク】
登場時21歳。18歳でフィアラ大公となる。父方の祖母は先々代女王ヘルミーナ、母親は隣国スヴェトラーナ帝国の第3皇女。帝国人からは「オリガ」と呼ばれることが多い。教育省の長官、貴族院議員。通称「否定する女」。エリシュカとは逆にかなり貴族受けは悪い。エリシュカ並みに民衆人気はある。エリシュカより3歳年下になる。かなり頭の良い女性ではあるが、同時にかなり性格がひねくれている。性根は優しいのだが、それを素直に表現できずに女王とぶつかることが多く、そのため貴族受けが悪い。否定してから答えを提示することが多い。元女王候補だが、爵位を継ぐときに女王候補を辞退している。
かなり戦闘力が高く、先代女王末期の謀反「赤の夜事件」で実父を殺したとされているが、実際には前フィアラ大公は自殺である。しかし、ウルシュラは自分が殺したと認識しており、一夜明けて屋敷に帰ると実母も亡くなっていたことから、かなり自分を責めている。それは本来の彼女を知っているものから見ればかなり心配になるレベル。
従兄であるスヴェトラーナ帝国皇太子のロジオンがかなり苦手。おそらく、同族嫌悪。祖母ヘルミーナも苦手。
趣味は王都散策で、暇があるとちょくちょく出かけている。ストレス発散にお菓子作りをすることもある。氷の攻撃魔法を得意とし、剣術、弓術などにも優れる。かなり言動が腹立つ。
背中の半ばまであるストレートの黒髪に吊り上り気味の切れ目をしている。瞳の色は翡翠で、怜悧な美貌の女性。左眼尻に泣きぼくろがある。かなりスタイルがいい。宮殿に上がるときは髪をきっちり結いあげ、眼鏡をかけている。元来の性格は「ひねくれた普通の娘」で、自覚はないが人に頼るのが苦手。決断力は他人を引かせるレベル。設定上は法学者。
身長168センチ、体重53キロ。誕生日は4月18日。
【エルヴィーン・ラシュトフカ】
登場時24歳。カラフィアート公爵の三男。末っ子。カラフィアート公爵に娘がおらず、女王候補を出せなかったため、女王となったエリシュカに献上する形で近衛騎士、つまり護衛にされた。実際に、戦闘力は高い。もともと騎士学校に通っていて、騎士科を卒業している。当時は天文学を(何故か)副専攻としており、当時提出した論文が論文集に載っているらしい。今でも時々星を見ている。周囲に此の趣味の理解者がいないらしい。女王より1歳年上になる。休みには王都の街に繰り出すことが多く、最近はよくフィアラ大公ウルシュラに遭遇する。時々知恵を借りることも。基本的に冷静で感情を表に出さず、ツッコミ役だが、自分も言動がおかしいときがある。
エリシュカやウルシュラなど、女性に振り回されがち。ウルシュラを「ひねくれた普通の娘」と称したのは彼であり、最近はエリシュカのウルシュラ談義に付き合わされている。当初は女王の婿として差し出されそうになったが、今はフィアラ大公に婿として差し出されかけている。基本的に自分の意志は無視するようにしている。
明るい茶髪に切れ長気味の深い青の瞳。髪は長めで、最近切ろうかな、と考えている。「きれい」と称するしかないような美貌を持つ。計算された彫刻のような顔立ちで、着やせする。ご令嬢方からかなり人気だが、本人に自覚なし。というか、無視している。
身長188センチ、体重74キロ。誕生日は7月8日。
【ラディム・ハラトキー】
登場時21歳。ニェメチェク公爵子息の次男。エルヴィーンと同じく女王に献上された近衛騎士で、彼にシンパシーを感じている。昔、ウルシュラの婚約者候補だったことがあるらしく、当時に全否定されてからウルシュラのことをよく思っていない。はっきり言って、偏見である。エリシュカ女王を尊敬しており、そしてそれは尊敬の域を出ない。騎士学校騎士科を卒業しているが、一言で称すると「馬鹿」である。言葉が過ぎることもあり、ウルシュラと話をすると売り言葉に買い言葉になる。ちなみに、彼の場合は妹が女王候補だった。
基本的にボケ役で、エルヴィーンやエリシュカにツッコミを入れられることが多い、愛すべき馬鹿。それでも憎めないから不思議。剣の腕はいいが、飛び道具は苦手。鞍なしで馬に乗れない。
濃い金髪に紫の瞳をしている。美形というほどではないが、顔立ちは整っている。わりとがっしり系で、筋肉好きにひそかにモテている。エルヴィーンより現実味があり、親しみやすいと言われている。
身長183センチ、体重70キロ。誕生日は3月19日。
【マクシム・ハルヴァート】
登場時26歳。ソウシェク大公の跡取り。エリシュカの兄で、ちょっとシスコン気味。エリシュカより三つ年上。内務省所属の官僚でもある。エリシュカとウルシュラが友人なので、ウルシュラのことは子供のころから知っており、彼女を「うそつき娘」と称している。彼女がフィアラ大公でなければ娶ることを考えるくらいには好いているらしい。しかし、腹黒いのでウルシュラ本人からは苦手とされている。兄妹なかは極めていい。
エリシュカに似た柔らかそうな金髪に碧眼の美形。笑みが腹黒く見えると評判。
身長180センチ、体重68キロ。誕生日は12月27日。
【ヴィレーム・ヴァツィーク】
登場時24歳。イルコフスキー男爵の跡取り。ウルシュラの父方の従兄。騎士学校でのエルヴィーンの同期。彼とは同級生にあたるが、年は一つ年上になる。騎士学校士官科卒業。軍務省に身を置いている。弟妹が一人ずついる。父親は先代フィアラ大公の弟。自分は男爵位を継ぎたくなく、ウルシュラと結婚すれば継がなくていいかなぁ、と考えている。おバカな妹を持て余し気味。父親に似てのんびり屋。
結婚しようか、などと言っているが、ウルシュラのことは妹のように思っている。からかうのが楽しいが、最近あまり反応を示してくれないのでがっかりすることが多い。
濃い褐色の髪に新緑の瞳の、何となく見ていて落ち着くタイプの顔の整い方をしている。
身長178センチ、体重65キロ。誕生日は11月4日。
【リビエナ・ヴァツィーク】
登場時20歳。イルコフスキー男爵の長女でヴィレームの妹。ウルシュラの従妹にあたるが、彼女のことは嫌っている。年はウルシュラの一つ下。上昇志向の高い少女で、ウルシュラがフィアラ大公になったことで、大公令嬢になれなかったことを恨んでいる。ラディム以上の偏見の目で見ている。
何をやらせてもウルシュラの方が優れているので、ぐれてしまったおバカな子。いちいちウルシュラにかみつくが、彼女には冷静に受け流されている。とりあえず、場所をわきまえたいところ。
金髪に青紫の瞳をしたそこそこの美少女だが、童顔気味で、元は茶髪。髪は脱色しているためかなり傷んでいる。ヴァツィーク家にしては小柄。
身長156センチ、体重44キロ。誕生日は12月10日。
【ペトル・バルトシーク】
登場時55歳。バシュタ公爵。現在の宰相。女王候補として娘を2人出していたが、どちらも女王になることはなかった。上の娘は嫁ぎ、下の娘は外交官として帝国に行っている。エリシュカやウルシュラの奇行をさらりと受け流すすごい人物。女王からの信頼も厚い。基本無口。見た目は渋い小父様。
身長182センチ、体重68キロ。誕生日は8月11日。
【ルドヴィーク・ラシュトフカ】
登場時30歳。カラフィアート公爵の跡取りで、エルヴィーンの長兄。司法省に所属しており、末弟の読み通り、ウルシュラのとんでもない法律に許可印を出したのは彼である。弟たちのことを考えつつ、カラフィアート公爵家を盛り上げようとしている人物。女王エリシュカに弟を差し出したのも彼。しかし、街でウルシュラと一緒にいるのを見て、フィアラ大公家に差し出すのもいいかもしれないと考えている。弟に言わしめて表情が読めない。
知的な美貌をしているが、エルヴィーンには負ける。ウルシュラとは違い、本当に目が悪くて眼鏡をかけている。弟たちには、「まずお前が結婚しろ」と思われているが、それはきっぱり無視している模様。
明るめの茶髪に紺碧の瞳をしている。眼が細いのは、目が悪く、目を細めることが多いから。魔術師らしい。
身長185センチ。体重72キロ。誕生日は9月28日。
【カレル・フォルティーン】
登場時22歳。アレクサ侯爵の孫で、エルヴィーンやラディムと同じ理由で女王の護衛騎士となっている。ラディムの一つ年上。おっとり気味の青年だが、騎士学校は優秀な成績で卒業している。魔法剣士で、雷魔法が得意。エリシュカについているのはエルヴィーンかラディムが多いが、どちらかがいないときに代理を務めるのはたいてい彼である。たいていにこにこ笑っているが、それが嫌味に見えない。
天使の美貌と言われる柔らかい美貌をしている。蜂蜜色の髪に薄い澄んだ茶色の瞳が特徴的。たれ目気味。小柄だが、全体的に細身のためバランスは取れているらしい。
身長175センチ、体重66キロ。誕生日は3月28日。
【シルヴィエ・ハニーズディル】
登場時51歳。ヴェセルスキー公爵の妹で、先代女王。24歳から49歳まで女王を勤め上げた。エリシュカに王冠をかぶせたのは彼女になる。掟に従い、現在は王都を出て、女王の直轄地に暮らしている。優しげな見た目と口調の女性だが、過去に殺し屋を一人で十人斬り殺した逸話を持つ武闘派。彼女の女王選挙は荒れたらしい。
現在は銀髪になっているが、もともとは金髪で、瞳の色はエメラルドグリーン。掘りの深い顔立ちの美人。
身長165センチ、体重51キロ。誕生日は9月1日。
【ヘルミーナ・ヴァツィーク】
登場時68歳。フィアラ大公ウルシュラの祖母に当たり、先々代の女王にある。16歳という歴代最年少の年齢で女王となり、41歳まで女王を勤め上げた。凛とした美女で、あまりウルシュラとは似ていないが、目や雰囲気はかなり似ている。かなり決断力に優れ、フィアラ大公となったウルシュラをあえて突き放しているが、それが裏目に出ることになる。自分の息子を殺したとされる孫娘に優しくできないのが実情。かなりの人気を誇った女王になる。
もともとは、ヘルミーナの年の離れた弟がフィアラ大公を継ぐ予定だったが、弟が若くして子供もなくなったため、ヘルミーナの子であるアルノシュトが大公位を継ぐことになった。ヘルミーナはフィアラ大公領に暮らしている。
今は銀髪だが、かつては黒髪。眼は瑠璃色で、彼女の夫が品種改良して作った青薔薇は、彼女の眼の色を目指したと言われている。そろそろ、もう一人の孫娘であるリビエナに釘を刺そうと思っているところ。
身長161センチ、体重49キロ。誕生日は11月20日。
【アルノシュト・ヴァツィーク】
享年45歳。生きていれば48歳。前フィアラ大公で、ウルシュラの父親。3年前、「赤の夜事件」と呼ばれる謀反を起こし、自害する。ウルシュラの剣で首を斬ったため、娘のウルシュラが実父を殺したと思われている。ウルシュラが生まれたのは27歳の時になる。妻はスヴェトラーナ帝国第3皇女エレオノーラ。
実は義理の甥にあたるスヴェトラーナ帝国皇太子ロジオンからウルシュラを女王にして、レドヴィナに帝国の手勢をもぐりこませるように指示を受けていた。それを回避するにはどうしたらいいか考えた結果、謀反を起こす。謀反を起こし、失敗し、自分の娘に切られることでフィアラ大公位を護り、ついでにウルシュラを女王候補から降ろすことを画策した。ちなみに、ウルシュラはその通りに動いている。
レドヴィナ王国で近年まれに見る大きな反乱を起こした首謀者だが、娘ウルシュラの言動が衝撃的過ぎて、むしろアルノシュトには同情票が寄せられる結果となっている。妻エレオノーラが毒で自殺したのは、彼のあずかり知らぬところである。
黒髪に翡翠の瞳の美男子。基本的に母親に似ているというウルシュラだが、目元は彼に似ているとされる。性格は女王であった母親似の模様。
身長186センチ、体重75キロ。誕生日は5月7日。
【エレオノーラ・ヴァツィーク】
享年37歳。生きていれば40歳。アルノシュトの妻でウルシュラの母親。スヴェトラーナ帝国の第3皇女。18歳で8歳年上のアルノシュトに嫁ぎ、19歳でウルシュラを生む。アルノシュトとは恋愛結婚。比較的おっとりした性格だったらしいが、面倒くさい性格でもあった。ウルシュラのミドルネーム「オリガ」は彼女のミドルネームでもある。
アルノシュトが謀反を起こした時、彼女はアルノシュトの考えを正確に読み取ったと思われる。帝国皇女である自分がいる限り、帝国からの干渉は止まないと考え、娘が夫を討ったことを聞いた後、毒を飲んで自決した。ウルシュラは自分が殺害したと公表している。
金髪にサファイアブルーの瞳の美女。雰囲気としてはエリシュカに近く、しかし、凄腕の攻撃魔法の使い手だったらしい。
身長164センチ、体重50キロ。誕生日は6月30日。
【ツィリル・ヴァツィーク】
18歳。イルコフスキー男爵の次男。奔放な兄とわがままな姉に囲まれた苦労性の少年。騎士学校を卒業後、海軍に入る。たいていは海にいるのだが、父方の従姉であるウルシュラによく振り回されている。おかげさまで女王の護衛騎士になることが内定している。
黒髪に青い瞳のかわいらしい系の少年。たぶん、兄弟の中では一番顔立ちが整っていると思われる。ちなみに、剣の腕も一番いい。
身長176センチ、体重65キロ。誕生日は5月28日。
【メトジェイ・ヴァツィーク】
46歳。イルコフスキー男爵。アルノシュトの弟。恋愛結婚で、まさかの兄より先に結婚した。宮廷官僚でもあり、王立図書館の管理を行っている。おっとりした人物で、子供たちを微笑ましく見守っている。あまり子育ては向いていなかった模様。野心はなく、ウルシュラのことも生暖かく見守っている。何気に頭がきれるため、要所で助けてくれることが多い。
黒髪に青緑の瞳の優しげな美形。もういい年なのだが、いまだにモテるすごい人。
身長180センチ、体重70キロ。誕生日は8月26日。
【ユディタ・バルトシーク】
31歳。ウルシュラより10歳年上。現在宰相のバシュタ公爵の次女。結婚する気はない。ウルシュラの剣の姉弟子。さばさばした性格で、女性にモテる。もと女王候補で、ぶっちぎりの最年長だった。護衛もするが、正式な所属は外交官である。ずっとイグレシアに派遣されていたが、戻ってくる。何となく「姐さん」と呼びたくなるような人。
赤毛に薄茶色の瞳の美女。かなり背が高い。通称・はねっかえりでバシュタ公爵はすでに悟りを開いて好きにさせている。
身長172センチ、体重59キロ。誕生日は11月29日。
【ミヒャエラ・ハラトキー】
20歳。ラディムの妹で、ニェメチェク公爵の孫娘。末っ子。一言で言うと電波。年上の女王候補たちによくなついていた。現在はピアノをしている。相変わらず浮世離れしている。現在、縁談が持ち上がっている。
蜂蜜色の髪に淡い紫の瞳のはかなげな美少女。童顔。とにかく浮世離れしている。
身長156センチ、体重48キロ。誕生日は1月9日。
【イザベラ・ハニーズディル】
23歳。先代女王シルヴィエの姪で、ヴェセルスキー公爵の長女。現在はナーヴラト伯爵子息に嫁いでいる。ウルシュラ以上に言動がキツイ。本人に自覚はないが若干天然気味で、ツッコミのようだがさらに突っ込まれている。
ふんわりした金髪にエメラルドグリーンの瞳をした気の強そうな美女。マジで気が強い。
身長162センチ、体重50キロ。誕生日は9月30日。
スヴェトラーナ帝国
【ロジオン・ヴァジーモヴィチ・スヴェトラーナ】
29歳。スヴェトラーナ帝国の皇太子。父親が皇帝で、父親の妹がウルシュラの母親。つまり、ウルシュラの従兄にあたる。腹黒く、レドヴィナを手に入れようと画策。先代フィアラ大公を事実上、自殺に追い込んだのは彼。ちなみに、彼の計画はすでに破たんしていると言っていい。思い通りにならないと逆上するタイプ。
表面だけ見れば穏やかな気性でよく気の利く美男子だが、負けず嫌い。おそらく同族嫌悪だと思うが、ウルシュラと互いを嫌いあっている。彼女が自分を無碍にできないのをいいことに、地味な嫌がらせをしている。
金髪にエメラルドグリーンの瞳をした派手な美形。何となくウルシュラに似ている。
身長185センチ、体重74キロ。誕生日は秋。
【オレク・ヴォリスキー】
27歳。スヴェトラーナ帝国貴族。ロジオンの従者。彼に付き従う。彼の命令はなんでも聞くように言われているのか、何をやっても肯定的。みんなの意見を聞くと「妄信的過ぎて怖い」との返答が帰ってくる。
見栄えはよく、茶髪に空色の瞳の美男子。主と同じく若干ナルシスト的で、謙虚なのに言動は腹立つ。
身長182センチ、体重72キロ。誕生日は晩冬。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
久しぶりに読み返し、「あああああっ」となったので、書き直してみることにしました。以前のものを好きだといってくださっている方は納得できないこともあるかもしれませんが、完全に作者の自己満足ですので、改稿前のバージョンも残しておきます。そちらもご参考までに……。