8話「覚悟は出来てるわよね?」
澪「お嬢様を傷つけた罰...受け止めなさい!!」
レミリア「み...澪...?」
目が覚めたレミリアは澪の姿を見て驚愕した。
澪は純白のドレスとスカートを身に纏い、背中には蒼白く輝く光の翼持った姿になっていた。
そして、左手には純白に輝く特徴的な形をした大剣が握られていた。
霊夢「す、姿が変わった!?」
魔理沙「どうなっているんだぜ!?」
霊夢と魔理沙は狼狽していた。
澪「覚悟は出来てるわよね?」
澪は霊夢と魔理沙を睨みつけた。それを見た霊夢と魔理沙は焦りを覚え、
霊夢「やるしかないわね...」
魔理沙「や...やってやるぜ!!」
神霊「夢想封印」
恋符「マスタースパーク」
霊夢達がスペルカードを発動させると霊夢は弾幕を澪に何個か飛ばしていき、魔理沙は極太レーザーを澪に当てる...が、
霊夢「え...嘘でしょ...」
魔理沙「マジかよ...」
霊夢の夢想封印、魔理沙のマスタースパークは確かに澪に当てた。が、澪には全く効いてなかったのだ。傷一つも付いていない。
澪「今度はこっちの番よ。」
終焉「オーバーエンド」
澪はスペルカードを発動させると、澪の持っている剣が輝きだし、極太の刃を形成し霊夢と魔理沙に振りかざした。
霊夢「きゃあああ!!」
魔理沙「うわぁぁ!」
霊夢と魔理沙が吹き飛んだ。
レミリア(な、なんて力なの...?)
レミリアは唖然としていた。考えてみればそうだろう。まだ、澪は弾幕を打つことも出来なければスペルカードも使えるわけがない。
そんな澪が、いきなり姿が変わった上にスペルカードを使用し、霊夢と魔理沙を吹き飛ばしたのだから。
魔理沙「痛てて...なんてパワーなんだぜ...。」
澪「まだ動けるの?今度は起き上がれないように...」
「この手で、殺してあげようか?」
澪は、上から見下す様に、魔理沙を睨みつけた。
魔理沙「ひ...ひぃぃぃッ!!」
魔理沙は泣きながら倒れている霊夢を抱え、逃げていった。
澪「終わったわね...。」
そう呟くと、澪の姿が元に戻り、握られていた剣は光となって消えた。すると、澪は糸が切れた人形の様に倒れた。
レミリア「澪ッ!!」
レミリアは澪に駆け寄る。すると、咲夜とパチュリーが部屋に入ってきた。
咲夜「澪!お嬢様!」
パチュリー「レミィ、大丈夫?」
レミリア「ええ。それよりも澪が...。」
澪は力なくうつ伏せになって倒れていた。
レミリア「咲夜、急いで澪を部屋に運んで。!」
咲夜「分かりました!」
咲夜は澪を抱えると、足早に部屋から出て行った。
咲夜が澪を抱えて出て行った後、レミリアは空を見た。空は紅い空から普通の空へと戻っていた。
もう何か訳分かんなくなってるw
とりあえず、感想をお待ちしています。