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東方熾天録  作者: 飯田匠
澪編
7/15

6話「絶望への序曲」

澪達が昼食を食べているその頃、森の中に一人の男がいた。


男「アイツは...何処だ...?」

男はある人を探しているそうだった。特に何も考えずに歩いていると、目の前に霧がかかった湖に着いた。


男「とりあえず、ここで休もう。」

男が湖畔で横になろうとした時、


???「おい!そこのお前!」

男「誰だお前は。」

???「あたいの名はチルノ!あたいと弾幕ごっこで勝負しろ!」

男「おいおい、いかなり声を掛けられたと思いきや、いきなり勝負かよ...。」

男は呆れた顔になって言った。


チルノ「それにお前、この辺では見ない顔だな。名を名乗れ!」

男「俺の名か...。俺は天禍 涼介だ。」

男...天禍 涼介は自分の名をチルノに言った。


涼介「俺は神社に行きたいんたが、方向音痴でわからなくてね。知ってれば教えて欲しいんだが...。」

チルノ「あたいと弾幕勝負して勝ったら教えてやる。」

涼介「テメェのような雑魚に相手している暇は無いんだがね。」

チルノ「なにぃー!!最強のあたいを馬鹿にしたな!!」

涼介「自分から最強とか言ってる時点で馬鹿だがな。」

チルノ「くそー言いたい放題言やがって!見てろ!」

「氷符 アイシクルフォール」

チルノの手から弾幕が左右に放たれる。


涼介「フン...。来い、死鎌デスサイズ」

涼介はデスサイズを握ると、正面に飛翔しチルノを斬った。


チルノ「痛い!よくもやったな!」

「凍符 パーフェクトフリーズ」

チルノは涼介に向けて弾幕を放った。弾幕は全て涼介に当たった。


チルノ「やったか?」

しかし、


涼介「あー、ホントショボイな。お前、よくそれで最強とか名乗れるな。」

涼介は呆れた顔になった。


チルノ「嘘!全然効いてないなんて!」

チルノは愕然とした。


涼介「それじゃあ、次は俺の番だ。俺の攻撃に耐えられるかなァッ!?」

「破砲 ヘル・スパーク」

涼介は禍々しい極太レーザーをチルノへ放った。


チルノ「うわぁぁぁ!!」

チルノは涼介の放ったレーザーに直撃し吹き飛んでいった。


涼介「おいおい聞こうとした相手を吹き飛ばしちまったぜ...。これじゃあ聞けねぇじゃねぇか。...ん?」

涼介は周りを見るとチルノの連れがいた。


涼介「おい」

涼介は怒鳴るような感じで言った。


???「はいっ!?」

涼介「ここから近い神社を教えろ。さもなくば貴様もあのバカのように吹き飛ばすぞ。」

涼介は脅すように言った。


???「この方向に行くと、博麗神社に着きますよ。」

彼女はおどおどした感じで涼介に言った。


涼介「そうか。それと、お前名は?」

???「大妖精です。」

涼介「俺は天禍 涼介だ。...別に覚えなくていい。」

互いに自己紹介した。


涼介「あの妖精に宜しくとでも伝えておけ。」

大妖精「分かりました。」

そう言うと、大妖精は涼介の視界から消えた。


涼介「フフフ...この幻想郷、ホント弱い奴らばかりだな。マジで下らねぇぜ。」

涼介は一人で呟いた。


涼介「なら...こんな腐りきった幻想郷を...、闇に染めてやるぜッ!!アハハハハッッ!!」

そう言うと、幻想郷の平和な空が紅黒く染め上がった。

いかがだったでしょうか?感想をお待ちしています。

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