1話「吸血鬼との出会い 前編」
澪「...うにゅ...もう朝か...。」
眠い目をこすって澪は起床した。本当はもうちょっと寝ていたかったのだが...
澪「というか、ここは何処なの?」
澪は昨夜寝た所が違う事に気がついた。確か森の所で寝てしまったのだ。
しかし、今は如何にも洋館にあるような部屋のベッドで寝ていたのだ。
???「目が覚めたかしら?」
そう言うと、小さな女の子が部屋に入ってきた。
澪「はい。えーと、ここは何処で貴女は?」
???「私の名前はレミリア•スカーレット。そしてここは、紅魔館よ。」
と、レミリアは自己紹介した。
レミリア「ところで、貴女の名前は?」
澪「私は熾天 澪といいます。」
澪も自己紹介した。
レミリア「そういえば、貴女はここら辺では見ない顔ね。もしかして外来人?」
澪「はい。でもどうして私の様な外来人を...?」
澪はレミリアに質問した。
レミリア「昨日、咲夜と一緒に出掛けてたら、森の中で貴女を見つけたの。」
澪「あの...咲夜さんという人とは?」
澪は、質問した。
レミリア「咲夜は、ここのメイド長よ。」
澪はなるほどと頷いた。
レミリア「話しを続けてもいいかしら?それで、放っておくのも可哀想だったから、ここに運んだわけ。」
澪「そうだったんですか...。」
その後、暫くレミリアと談笑した。そして...
レミリア「ねぇ、澪。私から提案があるんだけど...。」
澪「...?どうしたんですか?」
レミリア「行くあてがないなら、ここの住人にならない?」
レミリアは、澪に問いかけた。
澪「えぇっ!?い、良いんですか!?」
レミリアの突然の質問に澪は驚いた。
レミリア「ええ、勿論よ。」
と、レミリアは答えた。
レミリア「その前に澪には、スペルカードルールについて覚えて貰うわ。」
澪「スペル...カード...?」
スペルカード?ナニソレ?澪にはさっぱりだった。
澪「レミリアさん、そのスペルカードルールというのは、何ですか?」
レミリア「スペルカードルールというのはね...」
少女説明中...
澪「なるほど。なんとなくですが分かりました。」
レミリア「まぁ、分かればいいわ。」
レミリア「次は、紅魔館の中を案内するわ。その前に着替えて来なさい。」
レミリアは澪に着替える様に指示した。
いかがだったでしょか。感想をお待ちしています。