表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/15

あの日

 

 

  あの日…




 『あんたねぇ~、たまには帰ってきなさいよ』


 

 俺が病院に運ばれた日、姉貴はちょうど俺に電話を掛けていたらしい。


 滅多に家に帰ってこない俺のことを両親が心配しているのだ、と。



 『わかったって、今度の休みにはちゃんと顔だすから。』


 『この前も確かそういったはよねぇ~。』


 『……悪かったって、今度はちゃんと行くから。』


 『本当かしら?裕介(ゆうすけ)が約束守ったことなんて数えるぐらいよ。』


 『本当にちゃんと帰るから。それよりもう切っていい?午後からみゆとデートなんだ。


  それまで寝てたい。今日は仕事も休みなんだし。』



 『わかったわよ。どーぞ行ってきてください。家族より大好きなみゆちゃんのとこへ』



 『うっさいな~、もう!』



ープープープー



 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ