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恋愛は一時の幸せ、友情は一生の幸せ

#3



なつき「おじゃましま〜す」

瑠璃「なにしにきたの?」

なつき「うわっ!!パジャマ。。」

瑠璃「なによ」

なつき「ねぇあたし知ってたよ!アオイが海翔先生好きだったってこと。。」

瑠璃「え。。。」

なつき「たぶんアタシだけじゃないよ、美香も、小枝も、由愛も、流吏雅も、みんな」

瑠璃「うそ。。。」

なつき「ねぇまだ好きなの?」

瑠璃「・・・・いきなりきてなによ!!!困るよ。。。好きだよ!!!」

なつき「。。。そうなんだ、、どこがすきなの?」

瑠璃「ぇ。。。」

私はその理由をすぐにでも言えそうだったが、、口が思うようにひらかなかった

瑠璃「。。。。。。名前。。」

なつき「え?」

瑠璃「海翔先生は、、あたしの名前をちゃんと「アオイ」ってよんでくれた。。」

瑠璃「海翔先生だけだった。過去あたしの名前を間違えないで呼んでくれたのは。。」

瑠璃「もしもなつきや、お母さんや、みんなが反対したとしても、海翔先生さえOKしてくれれば先生と付き合う気でいた!」

なつき「うそでしょ。。。」

瑠璃「え。。。?」

なつき「付き合うなんてうそでしょ?考えてみなよ。本気で恋愛するなら夢みてられないよ?現実は、教師と生徒が付き合うなんてそうそうめったにうまくいくもんじゃない!もしも先生がOKだしてくれたとしても、アオイはいじめうけたり、批判されたり、そのうち先生もまもってくれなくなる。先生と付き合うなんて、学校を敵にまわすことになるのよ」

瑠璃「しってる。。。もうなにも言わないで!!!!!!

   実際付き合ってないでしょ?夢に破れたんだから夢語らせてよ。。。海翔先生といつもそばに入れればよかった。。。その夢が壊れたんだから、、、壊れたもの少しくらいなごりおしんだっていいでしょ!!!」


私は本気でくやしかった。本気で好きだったから。そのへんの恋バナにも出せないくらい好きだったから。よけいに悲しかった。


なつき「アオイ?どれくらい本気だったかはわかった。でももう終らせよ?ほとんどの確率で無理だったんだよ?明日は学校来てね。」


私はだまってなつきを追い返した。




次の日。。。。

私は無理矢理元気にした。暗い表情で行けば、海翔先生も、なつきや由愛や流吏雅みんなが悲しくなると思ったから。ばれてもいい。とにかく暗くならないようにした。


瑠璃「おっはよーーーーーー」

なつき「アオイ・・・」

由愛「おはよ^^アオイ」


いきなりばれたようだ。心の奥では雨にぬれるくらい泣いていたことを・・・


放課後・・・


『1年3組アンドウアオイさん!いますぐ職員室へきてください』

先生に呼び出しされた・・・いやなよかんでいっぱいだった。


先生「アオイさん」

瑠璃「はい?」

先生「ねぇ噂、本当なの?」

瑠璃「噂?」

先生「聞いたことないのね?」

瑠璃「え。。はい。。」


先生は声をひそめて言った

先生「あなたが海翔先生に告白したって噂が流れてるの」

瑠璃「え。。。」

先生「もしも本当なら、あなたも海翔先生も大変なことになってしまうの。

   ただの噂ならはやくとめなきゃならないの。どっちなの?」

私は声が出せなかった。ようやく今日一日先生のことは忘れられそうになったのに、、、


瑠璃「本当。。です。。。。」

先生「。。。。。。じゃあ悪いんだけど、、その出来事はなかったことにしてほしいの。

   まだやりなおせるから。それがPTAとかにしれたら海翔先生はここの学校に入れなくなる。あなたも狭いところですごさなきゃいけなくなる。


瑠璃「はい。。。」



そして次の日から私は友達だけを見て過ごした。海翔先生が数学を教えにきても普通に授業し、親と普通に晩御飯を食べ、普通に、、普通に、、まだ先生のことは好きだけど、、その気持ちをいろんなもので押しつぶして、普通にすごした・・・・



続く


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