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第124話 性別逆転 逆セクハラ

「こんにちは♪私の名前はショウコ!ピッチピチの女子!少し前まで男子!今は女子!なんでこんな事になったのかな?」


一時間前…

「このゲーム?をやっても恋なんか分からないでありんす…なんかガル爺の本の方がまだドキドキするでありんす」


「ぶっちゃけこの女おかしくね?なんか最初っからウチ等の事好きだったっしょ?」


「なんか男の子に都合の良いように作られてない?こんなに自分を好きな女の子に囲まれるっておかしいよ、大した事してないのに」


辛辣じゃないか君達…。


確かに内容は良く無い。主人公は冒険者で色々なお店の女の子と出会い恋愛をしていくストーリーなのだが…。


最初にぶつかった女の子は店で一番高い商品を買うと急に優しくなりイチャついてくるし…


次に出会った八百屋の女の子は大根が好きだと言っただけでメスの顔になるし…


その次に出会った喫茶店の女の子は注文をしたら溺愛された。


情緒不安定な女の子ばかりで疲れる、まあクソゲーだな。


「これはシナリオが良く無いよ、もっと面白い話があるかも」

正直期待などしていない、これが終わったらポイントに戻してしまおうかと思っているくらいだ。


「ショウがいつもやってるアップデート?ってやつしてみたら良いんじゃね?」


まあポイントは余ってるから良いけど…ベッドシーンとかあるようなゲームになっても知らないよ?僕は良いけど。


「まあアップデートしてみるか…このまま終わったら頭おかしい顔が良いだけの女の子見ただけになっちゃうし」

アップデートは1000ポイント、毎回思うがレベル1000分のポイントガンガン使うってこれはこれで頭おかしいよね。


そしてアップデートした恋愛シミュレーションゲームは体験型で男女が選べるようになり…


「わっち達は男の子になって勉強するでありんす!なのでショウは女の子になるでありんす!」

と、いう話になり今僕はショウコちゃんとなっているのだ。


ストーリーは冒険者パーティーで依頼を受けていくうちに恋愛感情が芽生え…というありきたりな設定らしい。


しかしすごいなこれ、僕女の子になってる…胸だってあるし…スカートの下どうなってるんだろ。とりあえず風呂に…。


「おーいショウコ!いつまで寝てるでありんす!今日は依頼を受けに行くって約束したでありんす!」


トコヨ君か…しょうがない、行くか。


「ちょっと待っててー今行くからー」

外に出るとピンクメッシュの槍を持ったイケメンが立っていた。身長が高いな、いや、僕が縮んでいるのか?


「ショウコ可愛いでありんす!チューするでありんす!」

男になった瞬間バカになったなトコヨ、お前の周りの男にそんなのいたか?


「あー!ショウコちゃんとトコヨがイチャイチャしてる!僕だって負けてられないんだから!!」

アリア君…いきなり出てきて何だい?

これまた色白のイケメンだ。しかし君も槍なの?


「おーいショウコ!今日はマジやべぇ依頼受けっから俺の側から離れんなよ!」

エルナ君は完全にギャル男だな。ただ見た目は正統派のイケメンだ。しかも槍だ。


しかしこれはこれで面白いかも、別に恋愛要素を抜いても性別が逆になって依頼を受けに行くっていうのは新鮮じゃないか?


恋愛シミュレーションとはちょっと違うと思うんだけど…。まあ恋人同士でやったら恋愛?

まあ深く考えるのはやめよう。


「しかしスカートってなんか落ち着かないよね。スースーするんだよこれ」

僕はスカートをヒラヒラさせてみた。僕なら目が離せない光景だけどやってるのが自分じゃあなぁ…。


「そ、そんな破廉恥な事はやめるでありんす!」


「そうだよ!その…女の子じゃん?目のやり場に困るっしょ?」


「そ…そうですよ…だめです!そんな事したら!」


あれ?なんかみんなの反応が…もしかして…。


「だって見てよ、こんな短いスカート!すこし捲ったらパンツ見えちゃうよ」

僕はスカートを少し捲ってみんなの反応を見てみる。


「なんでありんす!そ…そんなダメでありんす!」


「み、見えちゃってるって!やばいからマジ!」


「はわわ…これはなんというか…」


みんなモジモジしてるんだが…もしかして男性になると男性特有のあれも付いてるわけだし…まさか…。


「お、男って大変なんだね…こんなん隠すの大変じゃね?」

おっとエルナ君、何を隠すと言うのかね?ショウコちゃんに言ってごらん?


ちょっと楽しくなってきた!もう少し遊んじゃお!


「しかしトコヨ君の身体すげぇガッチリしてるじゃん」

そう言ってトコヨの胸板をペタペタと触ってみるショウコちゃん。


いや男の身体を触ってるわけだからセーフだよなこれ…。


「ちょ!今はやめるでありんす!その…ダメでありんす!離れるでありんす!!」


たーのしー!これめっちゃたーのしー!!


「アリア君も細身だけど良い体してんじゃん!僕はこの胸に違和感があって少し動きにくいよ」

胸をポヨンポヨンさせてアリアに近づくと胸を凝視している。


幽霊だから結構生きてる訳で見た目が子供なだけな訳で年齢的にはセーフな訳で?多分こんな事しても大丈夫なワケ!


「あ…!あの!だめ!離れて!!」

アリアに突き飛ばされてバランスを崩しエルナに突っ込む。不思議な偶然が重なりエルナに抱きつく形になった。

ゲーム補正か?明らかに吸い込まれたぞ僕。


「ちょ…!当たってるって!もう限界っぽいから離れろし!!」

結局僕はふざけすぎて突き飛ばされ、尻餅をついてしまった…。いやだってさ、逆セクハラ超楽しいよ。みんなも僕が男の時にやってみて!是非!


起きあがろうとするとみんなの視線が僕の下半身に集まっている事に気がつき、僕は反射的にスカートを押さえた。


あれ…なんか恥ずかしいぞ…もしかして僕も心が女の子に寄ってきてるのか…?


「ちょっとふざけすぎたよ、とりあえず依頼を受けに行こうか」


「治るまで待ってろし!もう少しだと思う!」

「そうでありんす!なんだって面倒な身体でありんす!」

「もう女の子にもどりたい…」


男子は大変なんだぞ!分かったか女子の諸君!

しかしまぁ…なんか僕も大変な事になりそうな気がするんだけど…。

とりあえずみんなの槍が小さくなるのを待つか…。


このゲームが終わる頃には全員異性の大変さが分かる事だろう。これは良い勉強なんじゃないか!?





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ショウ…その小悪魔的な愉悦は開いちゃいけない扉やで多分…!
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