表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

187/995

166. 『どっちのましろでSHOW!』配信④

 166. 『どっちのましろでSHOW!』配信④




 そして最後の凸はFmすたーらいぶ4期生の『夢花かなえ』ちゃんだ。彼女は個人勢として活動していたので4期生の中でもチャンネル登録者が多いライバーさんだ。


 そしてFmすたーらいぶ2期生の黒夜ルナちゃんのガチ勢でもある。


 《そう言えばジャンヌちゃんは同期と仲良くやってる?》


「はい。特にこれから凸する、かなえちゃんは配信経験があるので、みんなアドバイスもらったりしてます。本当に助かります」


 《そっか。でもジャンヌちゃんもある意味演じるのは得意だもんね?》


「まぁ……でも声優の役とVtuberは違いますよ?細かいところだと、仕草や表情とか見えてしまうんで」


 コメント

『違和感ないよ』

『あ~』

『そこら辺は気を付けないとね』


 《ちなみにルナちゃんの声真似は出来ないの?》


「ルナ先輩は出来ないですかね……もし出来たら面白かったんですけどね」


 《でも、かなえちゃん感極まって気絶しそうwそれこそ放送事故になるよw》


「それは困りますw」


 コメント

『リコピンガチ勢だからな』

『失神するなw』

『リコピンも驚くぞw』


 《雑談はこれくらいにして、とりあえず凸行こうか》


「はい。では行きますね……あ。」


 《え……どうかしましたか?通話合ってますか?》


 コメント

『あの時のリコピンと同じ反応w』

『奇跡の一致w』

『かなルナあるのか?』


「ごめんね。今配信してます。自己紹介お願いできるかな?」


 《あ。配信ですか!なんだびっくりしたぁ。えっと……夢に向かって一直線!Fmすたーらいぶ4期生、きらめき☆アイドルこと夢花かなえで~す!みんなよろしく!》


「突然ごめんね。今ねデビューした4期生に挨拶してるの。初めまして姫宮ましろです」


 《初めまして。かなえ、デビューしてからずっとましろ先輩とお話したかったんですよ!ずっと憧れてて。嬉しいです!》


「そんなこと言ってルナちゃんのほうが良かったんじゃないの?」


 《そんなことないです!それにリコピン様はかなえが話していいレベルの方じゃないです!神なんです!憧れとかおこがましくて言えません!なんと言ってもあの歌声……初めて聴いた時のあの衝撃……本当に最高……》


 コメント

『リコピン愛が止まらないw』

『なんか尊いな』

『わかる』


「かなえちゃんはましろと話しても緊張しないんだね?」


 《緊張してますよ!先輩でFmすたーらいぶのエースですし!というか、ましろ先輩のディスコードのアイコン2つありません?》


「なんか今日は直らないみたい。せっかくだからましろの尊敬してるところ教えてほしいかな?」


 《はい。かなえは個人勢でやってる時からFmすたーらいぶが好きで、その時からましろ先輩の雑談配信は面白いと思ってました。それと、春からかのん先輩との『ましのん』ユニット結成してからの色々なコラボとか公式企画とかも最高で、本当に尊敬してます!せっかくデビューできたので4期生と一緒にコラボしたいです!》


「そっか。……一緒に頑張ろうねかなえちゃんw」


 《ん?えっ……ちょっと待って……ジャンヌちゃん!?これドッキリ!?》


 コメント

『自分から言っちゃうジャンヌちゃん』

『マジで騙されてるw』

『流石に草』


「ごめんねかなえちゃん。なんかバレなそうだったから言っちゃったw」


 《言っちゃったじゃないよぉ!もう!本当に焦るじゃん!本当に本物だと思ったもん。あ~もう恥ずかしい……ジャンヌちゃん似てるよましろ先輩の声真似》


「ありがとう。ディスコードきた時どう思った?」


 《え?いや、何かの間違いかと思ったw聞いちゃったもんねwでも……あれがリコピン様なら、手が震えて通話出れないと思うw》


「かなえちゃんは本当にルナ先輩が好きだね?」


 《好きとかの次元じゃないから!かなえは……リコピン様になら抱かれても良いと思ってるくらいだし!ジャンヌちゃんさ『かなルナ』てぇてぇ守ってよw》


「ルナ先輩の許可が出たらねwちょっと『お水飲んでもいい?』」


 《かなえも飲もう》


 コメント

『来たぞ来たぞ』

『かなえちゃんどうなる?』

『発狂期待w』


 《ごめんね。ルナちゃんじゃなくてw》


 《ん?どしたの?また姫先輩の声真似してw》


 《かなえちゃんは、ましろと話すよりルナちゃんね。ふむふむ。》


 《……あれ?……え?……嘘でしょ?》


「何が嘘なの?かなえちゃんw」


 《ディスコードのアイコンが……嘘でしょおおおおおおお!?うわあぁ~ん!なんで……ちが……いるじゃん!その……違うんですましろ先輩~!》


 コメント

『気づいたw』

『かなえちゃん限界化』

『これはいい反応w』


「ごめんねかなえちゃん。今ましろ先輩とコラボ中なのw」


 《ひどいよ~!あの本当にましろ先輩のこと尊敬してますから!本当に本当なんです!》


 《でも1番は?》


 《う……リコピン様です!これだけは譲れません!》


 《あっトマト食べてる~?……どう似てるかな?》


「似てないですましろ先輩w」


 こうして、色々なドッキリも大成功し無事に『どっちのましろでSHOW!』の配信は終わった。


 その後、かなえちゃんからはめちゃくちゃ謝罪の連絡が来たのだが、気にしないでと伝えておいたので問題はないだろう。


 初めての4期生とのコラボだったが、みんな個性的で楽しかった。4期生全員が『姫宮ましろ』を尊敬してくれることが伝わってきて少し嬉しい気持ちになった。

『面白い!』

『続きが気になるな』


そう思ったら広告の下の⭐に評価をお願いします。面白くなければ⭐1つ、普通なら⭐3つ、面白ければ⭐5つ、正直な気持ちでいいのでご協力お願いします。


あとブックマークもよろしければお願いします(。・_・。)ノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ