表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

176/993

155. 『夢のFmすたーらいぶ!先輩!あの子の良いところ教えてください!』配信②

 155. 『夢のFmすたーらいぶ!先輩!あの子の良いところ教えてください!』配信②




「じゃあこのまま同期で1期生のひなた先輩とポアロ先輩聞いちゃいますね。まずひなた先輩から姫先輩お願いします」


「ひなたさんは『王道』かなぁ。リリィさんと同じで、配信にいたら安心する人。そして新人のVtuberさんは、ひなたさんを見習って欲しいかなぁ」


「私も同じかしらね。ひなたは『お手本』よ。配信の盛り上げ方とか、話の振り方をみてると勉強になるし、元イラストレーターだからサムネも上手いし、すごく見やすくてわかりやすい」


 コメント

『わかる』

『オレもそう思う』

『納得』


「確かにひなた先輩はお手本で王道を行くような感じしますね。次はポアロ先輩」


「ポアロ探偵は『奇才』かな。0から何かを生み出す能力に長けてると思うし、ぶっつけ本番とかで平気で配信やるし、度胸がすごいよ」


「あとは、周りにすごい気を使う子なのよねポアロは。後輩想いだし。コラボ配信の時、後輩となら大体相手の枠で配信してるでしょ?」


「そうかもしれませんね。リスナーさん。えっと……これあまり良い話じゃないけど、ソフィアたちVtuberって、動画をあげて広告収入をもらってるんだけど、基本コラボ配信は枠主のところで配信するからもう1人は無償なんだよ。ポアロ先輩は自分の枠じゃなくて相手の枠で配信するようにしてくれてるんだよ」


 コメント

『そうなの?』

『知らなかった』

『探偵は相手の枠で配信してあげるのか』

『優しい』


「正直、この公式配信もそうだよね。会社の仕事だから多少お給料に反映はするけど、枠は公式だしね」


「私たちがデビューした時より、Fmすたーらいぶは大きくなった。個人のチャンネルが伸びれば良いというわけじゃない。会社として『箱』としての役回りが重要になってきた証拠よね」


 コメント

『成長したなぁ』

『もっと大きくなって』

『宇宙一目指そ』


「ね。そう言えばこの前の姫神晩酌オフコラボのとき、ひなた先輩凄かったですよね?」


「1期生が揃ってたからね。やっぱり素の自分を出せるっていうか、リラックスしてたんじゃないかな?」


「こっちは迷惑だったけどね。私ね1期生って集まると良い意味でみんな暴走するんだと思うわ。お互いのことを分かってるからこそ、その日に自分でやりたいポジションを取りに行くのよね」


 コメント

『全然気づかないけど』

『全員わちゃわちゃしてる』

『例えば?』


「例えば?フリがあるんだよね。えっと……ましろはお清楚だし、年下だから、リリィさんみたいに自分でポジション取りにいけないけどさ?」


「……みたいな感じで弄ったり、プロレス芸をしながら取りに行くのよ。今のは、『どこが?一番に取りに行ってるじゃない』と答えれば配信を回すポジションに入るし、『おーい!誰ががっついてるって!?』と答えれば弄られる側のポジションに入るわね」


「恥ずかしいんだけどw言わないでよリリィさんw」


「仕方ないじゃないwそういう企画でしょw」


 コメント

『草』

『ましろちゃんw』

『これは恥ずかしいw』


「ましろも恥ずかしいですwでもリスナーさんも分かったかな?これが1期生だから」


「良い話を聞かせてもらいました。さすがは運命の1期生ですよねw」


「ソフィアちゃんw」


「ましろを弄れるなら司会としての才能あるかもねw」


「こらリリィさんw今日はそっちのポジションで行くのかなw」


「いちいち言うんじゃないわよwソフィア次行って次!」


 そんなこんなで企画配信は続いていく。

『面白い!』

『続きが気になるな』


そう思ったら広告の下の⭐に評価をお願いします。面白くなければ⭐1つ、普通なら⭐3つ、面白ければ⭐5つ、正直な気持ちでいいのでご協力お願いします。


あとブックマークもよろしければお願いします(。・_・。)ノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ