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114. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~④

 114. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~④




 順調に配信が進んでおり、最後のエピソードになった。


「じゃあ最後のエピソードお願いかのんちゃん」


「はい。『コミュ障陰キャ女おつ。宝物のましろん先輩のあるファイルを消して泣き崩れた件』ですね。あの……これもましろ先輩に言ってないことなんですけど……」


「かのんちゃん秘密多すぎじゃんw」


 《その前に宝物のファイルってなんだよw》


「かのんはましろ先輩の配信は基本リアタイなんですけど、切り抜きも良く観るんですね?で。すたリス時代から密かに集めていたものがあるんです」


 《おいかのん!またすたリスかよ!》


 コメント

『すたリスのかのん』

『ぶれない』

『親衛隊の絆』


「動画のコピーは違法なので、ましろん先輩の音声だけをコピーして、それを切り抜いて保存していたんですよね。それで作業の時にラジオ感覚で聞いてたんです。ずっと隠し通してきたんですけど。でも、ある日、その大切なコレクションを間違って消しちゃったんですよ……」


 《かのんちゃん。やってることが切り抜き師なんだけど……》


「本当にショックでした。そして、慌ててバックアップを取ってなかったのを思い出して泣き崩れました。ましろん先輩の声が聞けなくなったと思ったら悲しくなってしまって……」


 コメント

『ガチやんけ!』

『マジか』

『かのんちゃん……』

『かのんちゃん。どんまい』

『泣ける話だな』

『うわぁ。オレも泣く』


「なんかコメント欄がかのんちゃんの味方でいっぱいなんだけどw」


 《でもやってることギリギリアウトだからそれw》


「でもこの話には続きがあって。実はましろ先輩に直接ボイスを録音してもらったんです!だから1人の配信で緊張する時はそのボイスを聞いて気合い入れてます!」


 コメント

『姫のボイス最高かよ』

『これが親衛隊隊長の特権なのか』

『さすがましろん。神対応だな』

『オレも欲しい』


「それじゃ質問ある?さくら、キサラ」


 《そのボイスはかのんが頼んでましろ先輩に録音してもらったのかい?》


「そうです。結構コミュ障陰キャ女おつみたいになってましたけど、お願いしたら録音してくれました」


 《どう思うキサラ?かのんが頼めると思えないんだけど……》


 《いや。かのんちゃんはましろ先輩になら色々話せてるみたいですし、最古参のリスナーであるかのんちゃんならあり得ますよ?いつも推しのましろ先輩への愛が暴走してますからw》


 《確かにそうかも知れねぇw》


 コメント

『確かにw』

『かのんちゃんw』

『博士の言う通り』


「質問ないね?はい。じゃあキサラ最後のエピソードお願い!」


 《はい。『怒ってます。同期のあの子が無茶ぶりしてきた件』ですね。まずこれはあるココの2人なんですけど》


「良かった……かのんじゃなかった」


 《ふふ。かのんちゃんはそもそもキサラと配信でも裏でもあまり話さないじゃない》


 コメント

『草』

『おいw』

『なぜびびってたんだw』


「無意識になんかしちゃったかも知れないじゃん!だって、ほら……怒られるかもしれないから」


 《一応10月でデビューして1年経つんですけど、もちろん関係性も変化していて、正直キサラは3期生の中でも結構年上なんですね?話の流れで学生の時の話とかしてても、みんなとジェネレーションギャップを感じて少し寂しい気持ちになる時があるんです実は》


「リリィママもそうなのかな……」


 《おい!怒られるぞポアロ先輩w》


 《それである時、裏で某ハンバーガーショップにあるココと行ったんです。そしたら復刻バーガーがあって『懐かしい学生の時食べたわ』って言ったら、え?みたいな反応してて、あの……ゴスロリがですね『キサラさん。他の復刻バーガー教えてよw』って言ってきて、何個か教えたんですけど、全部知らないと言われて……魔女っ子は『それキサラさんのオリジナル?』とか言ってきたんですよ》


 コメント

『草』

『まさかのwww』

『やべぇw』

『おいw』


 《まぁ。キサラは一応お姉さんですから、その場は怒らずにいました。そしたら今度から何かにつけて、少し古いものを見つけるとあるココが『これ知らないなぁ、キサラさんは知ってるよねw』と無茶振りの年齢いじりをしてくるようになったと言う話です》


「ごめ~んリリィママ!ポアロ謝るよ!」


 《やめろwリリィ先輩はまだ若いんだから!》


 すべてのエピソードが終了した。あとはお互いの嘘を当てるだけになった。

『面白い!』

『続きが気になるな』


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