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熾天使さんは傍観者  作者: 位名月
境界に立つ
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とあるトーク履歴

由奈「葵さん、お久しぶりです!」

  「修学旅行中とお聞きしましたが、どちらにいらっしゃるんですか?」


葵 「お嬢様、お久しぶりです」

  「師匠に聞いたんでしょうか?今は京都ホテルで休んでいます」


由奈「今は護衛中ではないのですからそんなに硬くなくていいんですよ?」


葵 「じゃあ由奈さんと呼んでもいいですか?」


由奈「もちろんです!」

  「ところで、今はお時間大丈夫でしたか?」


葵 「ちょうど色々と終わったところだったので大丈夫ですよ」

  「それにちょうどよかったです」


由奈「?」


葵 「(画像)」


由奈「これって京都の有名な織物のハンカチですか?」


葵 「はい。もしよろしければ由奈さんにと思ったのですが」


由奈「本当ですか!すごく嬉しいです!」


葵 「それはよかったです。戻ったら折を見て渡しに行きますね」


由奈「はい!お待ちしています!」

  「えっと、まだお時間大丈夫ですか?」


葵 「はい大丈夫ですよ?」


由奈「よかったです。でしたら、旅行のお話を聞かせて頂けませんか?」


葵 「もちろんです、何から話しましょうか」

  「そうだ」


由奈「?」


葵 「(画像)」

  「この子、京都で出会って懐かれてから一緒に居るんです」


由奈「わぁ!とっても可愛らしい子ですね!」

  「お名前はあるんですか?」


葵 「わからなかったのでゆずと呼んでいます」

  「以前見たゆずの花がこの子に似て綺麗だったのを思い出して」


由奈「ゆずちゃんですか、素敵なお名前ですね」


葵 「それにこの子、食べ物のゆずと一緒でしげきgtあい」


由奈「葵さん?どうされました?」


葵 「すいません、ゆずにいたずらされてしまって」

  「もう大丈夫です」


由奈「ゆずちゃんはいたずらっ子なんですね」


葵 「そうなんです、気まぐれで気位が高いと言うか」


由奈「可愛らしいじゃないですか」

  「そういえば、葵さんは仮想体の家族がいらっしゃるんでしたよね?」

  「ゆずちゃんを連れ帰ったら驚かれてしまうかもしれないですね」


葵 「そうですね、まだ両親にもゆずのことを言っていないのでそこからですね」


由奈「そうなんですか?」


葵 「はい、ゆずが家までついてくるのかわかりませんから」

  「どうして僕についてくるのかもわかりませんし」


由奈「確かにそうですね」


葵 「あ、すみませんそろそろ部屋に戻らないと」


由奈「私こそ旅行中に長々とすみませんでした」


葵 「いえいえ!また時間のある時にお話ししましょう!」

  「蒼の写真も今度送りますね」


由奈「本当ですか!楽しみにしています!」

  「修学旅行楽しんでください!」


葵 「はい、おやすみなさい」


由奈「ええ、おやすみなさい」


こんな感じでやりとりは続いていたりします。なんならたまに護衛任務で会ったりしてる。


閲覧、ブックマーク、評価やいいねして頂けた方、誠にありがとうございます。

感想も励みになっています。誤字報告も助かります。


作者プロフィールにあるTwitterから次話投稿したタイミングでツイートしているので気が向いたらどうぞ…

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