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エッセイ

苦手なキャラを敢えて書く

作者: HOT-T

 私にしては珍しく創作について書いてみます。

 といってもこれを読んで『すっげー参考になる』かと聞かれると……『えーと、どうでしょう?』ってなるんですけどね。


 小説家になろうでは多くの作家さん達が数えきれないほどのキャラを生み出しておられますね。

 それで、やはり作家さんによって好きなキャラ傾向とかあると思います。


 兄貴っぽい男性キャラや外道系。

 女性ならツンデレとか結構多いですよね。


 ちなみに私の得意分野は『悪気のない変態男』。後は『ムキムキ』が好きです。

 うん、何か色々終わってる気がします。


 ただ、好きな分野だけだとキャラに偏りが出てしまうので時々敢えて『苦手なキャラ属性』を書くことにしています。

 何故かと言うと練習及び新ジャンルの開拓になるからです。

 苦手なキャラって敵に回したりで処理すると楽ですが敢えて味方側とかに置いて登場頻度を増やしたり大事な役割を与えるようにします。

 そうすると書いている本人もどういう風に書いたら魅力的になるかなと頭を捻るって感じです。


 私の場合、『お嬢様系』と『おっとりお姉さん系』が苦手かなと思います。

 後は『悪堕ち主人公』。何らかの理由があってダークヒーロー的なポジションに行っちゃった系ですね。


 『破界の聖拳使い』で登場した三番目のヒロイン、メイシーは初登場時『お嬢様系』だったのですが何だかしっくりこなくて筆も止まってしまう原因のひとつにもなりました。結局、全ての口調を書き直して丁寧系の口調に変更しました。

 ただ、その後発作品で登場した彼女の娘であるリムが『お嬢様系』としてリベンジ。

 ヒーラーでありながら接近戦大好き、硬いもの砕くの大好きな娘になりました。というかこの娘、ただの一度もヒーラーしたことが無い……



 『おっとりお姉さん系』は未だに克服できていないので恐らくこのキャラ属性が私の中では鬼門なのでしょう。

 『破界の聖拳使い』の主人公であるナナシの母親にこの属性を当てましたが上手くいきませんでした。何だろう。

 姉キャラは結構書いているので『おっとり』が難しいんだと思います。

 自己分析すると自分の母親が割とさばさばしている人というのもあるかもしれません。


 『悪堕ち系主人公』は人によって定義が違うでしょうが私の中では復讐の為に鬼畜になるといった系統ですね。

 よくあるのがチート能力を以て次々と仇は惨殺、ヒロインにはセンシティブな事をしていくとかそいいうパターンですね。

 一度、挑戦してみました。『信じていた仲間に裏切られ復讐に燃えて転生した剣王とそそっかしい大賢者のひ孫』に登場した剣王ダンテです。

 復讐の為に冷徹に……と思っていましたがヒロインのアクが強すぎて終始そっちに振り回されていました。

 まあ、プロットの段階で『あ、こいつ悪に徹しれない』と思ってたので仕方ありません。

 ヒロインに夜伽を要求しておいて『いや待て』となる男ですからね。

 多分、悪堕ち系は私のスタイルに合わないと思うので書けないと思います。


 ちなみに得意ジャンル『変態』は『リリィとユリウス』シリーズのユリウスですね。

 当初はただの嫌味キャラと設定していましたが何かの拍子に『脱ぎ癖がある変態貴族』という案が思い浮かび定着。お気に入りキャラとなりました。

 後、公開作品では無いのですがかつてYahoo!でHPを持っていた時に書いていた小説。

 これに出てくる大家族の長兄が『シスコン変態貴族』でした。

 ニルヴァーナシリーズに出てくるホマレの全身ですね。何か友人に『変態書いている時が一番輝いているぞ』と言われたことがありますが……うん、本当にそれってどうなんでしょうね。


 

 そんなわけで色々な系統のキャラを研究しながら出して行こうと日々筆を走らせています。

 いつか完成するかな、おっとり系……

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― 新着の感想 ―
[一言] 変態いいですよね。 たらこもキャラに困ったらとりあえず変態にしてます。 なので登場人物のほとんどが変態です。
[良い点] 私の書くキャラって、必然的にみんな、勝手にそれぞれのキャラに成長してしまうので、私にはキャラクターを御しきる力量がないのだと諦めてます(-_-;) 書いていて楽しいのはサイコパスな真性の…
[一言] 個人的に必然をちょこっと混ぜると上手く行きやすい気がしています。 「こうしたい」ではなく「こうしなきゃいけない」みたいな。 闇落ち系主人公はその典型で、手段を選べる万能系主人公よりは、何で…
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