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光を受け継ぎし者 ―追放された光は導かれ再起す―  作者: ネオ他津哉
第二章「彷徨う継承者」編
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第35話「暴走する少女と継承者の失態」



 目の前の娘が自分に敵意を向けた、それも圧倒的な力の差で……これには覚えが有る。妹に負けた時と同じ、神器を受け継いだ優秀な妹、抜けていたけどそれでも剣の腕だけは強く私はすぐに負けた。今度は親戚の子が、分家の子が、そして従弟の子までが力を次々と覚醒させて行った。


 私も聖霊使いとして能力の覚醒はしていたけど全部が中途半端だった。それでも私には希望があった小さい時から大事にして来た幼馴染で許嫁の男の子。その子は嫡子で何より神童と呼ばれていた。


 でもその子は失敗作だった。稀に見る無能力、つまり無能の烙印を押された。それでも諦め切れなかった私は彼を徹底的に鍛えようとした。しかし彼は遂に目覚めず家を去った……もう八年も前の話だ。


「どうして、私は……ただ強く、炎央院の教えを守ろうと……」


 しかし世の中は無情だ。そんな事は知っていた。今まで切り捨てて来た男たち、それに利用して来た女たちも全ての人間がこうなった。それが私の番になっただけなのだと実感すると炎が私を包み込む瞬間に思わず目をつぶっていた。


「私は、なんのために……」


 しかし、いつまで経っても自分を業火が燃やし尽くす事は無かった。自分を守る聖霊も倒れたはずなのに、どうしてだろうか?


 少し目を開けると目の前には白い異国の戦闘服を纏った後ろ姿、それが見た事も無い両刃の白銀の剣を構えていた。


「大した威力だ……六歳でこの力……それに何が憑いている? その子に憑依している貴様は何者だ!!」


「黎……くん?」


 八年前に自分が見捨てて追放し、切り捨てた少年の成長した姿がそこにはあった。目の前で炎を切り裂き、有り得ない事だが、その姿はまるで自分を守るようにしていて油断なく構えていた。





「さすがにこれ以上はダメだ。真炎ちゃん落ち着くんだ」


「継承者様? なんで真炎の邪魔をするの? どいてくれないと母様を消せない」


 そのハッキリと告げた一言に愕然とするが同時に妙に納得してしまった。蛙の子は蛙だ。目的のためには手段を選ばない所は親そっくりだ。だから彼女は絶対に止めなくてはいけない。


「真炎……何があっても君に親殺しなんてさせない……人殺しなんて、なってはいけないんだ……こんな女でも殺してはダメだっ!!」


 俺は神の一振りを改めて見る。試し斬りで抜いて日本に来て二回目の使用だ。もう完全に澱みは消えている。だから行けると俺はもう一振りする。


「すご~い……それが原初の神器なんだ……神の与えた、せ~けん? なんです?」


「何と話しているが知らないが、光の継承者の前だと言う事を理解させてやろう」


 神の一振りの事を知っている?何者なんだ?真炎に何が憑いている?可能性としてそれは妖魔や悪鬼ではない……かなり高位の聖霊だ。


「神器ですって……黎くん、あなたそんな物まで持っているの……炎乃華と同格?」


「ふふっ、母様ってほんと~に、なにも知らないんだね……それは神器だけど、えっとぉ、別格なんだよね? 直接に、こーせーしん様が与えた物なんだから」


「っ!? なぜ知っている!? 我が神の名を……そして俺が神の代行者だとも知っているその口振り……まずは真炎ちゃんの中から追い出すっ!!」


 炎乃海の発言をバカにする真炎に対して疑惑はいよいよ確信になる。普通ならば炎乃海の反応の方が正常で下位術師は家に伝わる神器しか知らないのだから。これで相手が少なくとも意思有る聖霊……聖霊帝以上の者が真炎に憑依していると確定した。


「私も初めて全力で戦える……受け止めて、レイおじさん?」


「くっ!! やるしかない!! レオール!! スカイ!! ヴェイン!!」


 呼ぶと三柱がすぐに俺の前に現れ、ヴェインが俺に結界を、スカイが周囲を索敵し最後にレオールが炎乃海を守るように展開した。


「フォーメーションはいつも通りだ!! 英国とは違って援護は無い……各員の奮闘を期待する!! 光の継承者、レイ=ユウクレイドル……行くぞっ!!」


 神の一振りは全力では無理だ。精々が三割、それ以上だと真炎を傷つける、だから慎重に行かなければならない。それと不本意ながらオマケで後ろの女も守らなければいけない。そんな事を考えていると即座に炎が押し寄せる。


「はっ!? この程度!! 片腹痛いぞ!! 謎の聖霊!!」


「え? しょーたいがもう分かったの?」


 そう言いながら鳳凰の灼熱の羽ばたきで食堂の調度品が全て溶け落ちる。だが思った以上に威力は無い、しょせんは炎の聖霊王、同格相手より上なだけで格下の時点でスカイやレオールの敵では無い。実際にレオールの守護で炎乃海には傷一つ無い。


「おおよその正体は分かった!! だが確信は無い!! 輝け!! 光の戦刃……レイブレード!!」


「っ!? くうう!! すごぉい、簡単に『炎逆陣えんげきじん』が破られた」


 レイブレードで先ほどから、鬱陶うっとうしい炎の波を斬り払い、更には鳳凰の羽ばたき、そして眼前に展開していた炎の壁、それらのことごとくを斬り続けた。それに驚いた真炎が言った一言に後ろの炎乃海が反応した。


「なっ!? 炎逆陣ですって!?」


「ん? 何だ? 分かるのか?」


「ええ、初代から三代目までが使えたと言われている守りの術よ。今は資料が無くて再現不可能で炎障壁の完全上位互換と目されている術よ」


 初耳だった。炎央院の秘伝や秘奥は一通り衛刃叔父さんに教えてもらっていたはずで、俺は独自に古文書も一通り調べたのだと思わず後ろの女に聞いてしまった。


「なんで俺が知らないで、あんただけ知ってるんだよ!?」


「そりゃあ私が資料を隠蔽したからよ。蔵の床下を漁って出て来たからお父様も知らないでしょうね」


 ほんといい性格してる。今にして思えば飛行機に仕掛けた炎核の術も再現出来たのはこの女だけだった。中学の時に炎乃海と二人で実験していたから俺は仕掛けられていた術の気配からスカイを経由して理解出来たのだから。


「ほんと昔から性格悪かったんだな!! あんた!!」


「もしかして見直した? 結婚する? ちょうどフリーよ?」


「寝言は寝て言え!! ちっ!!」


 俺は真炎が繰り出す炎を全て切り裂くと炎乃海のすぐ傍まで後退する。俺はレオールを見ると一吠えするのを確認して次の作戦を考えている。すると後ろの炎乃海が声をかけてきた。どうやらだいぶ落ち着いたようだ。


「攻めあぐねているのかしら?」


「ああ、どうやって傷つけないで倒すかを考えている……敵の正体が分かれば」


「なんて甘い……ふぅ、あの子は左側のガードが甘いわ」


「手加減されてた奴の言い分など――――「左目の視力が低いのよ、あの子、生まれつきね……弱視とは言わないけど医師の判断では限りなく近い状態だそうよ」


 炎乃海の話によると日常生活は聖霊の補助や術などでごまかしているらしいが戦闘になると顕著だったらしい。


「そうか……」


「万全でこの世に産んであげられなかった私の失態よ……」


「…………だが、今は助かる。レオール護衛任せた」


 俺はそれだけ言うとレイウイングを展開してすぐに左側に奇襲をかける。だが反応が更によくなって炎が襲いかかる。なんだこれは、むしろ得意なフィールドじゃないかと思って後ろの炎乃海を睨むが彼女は首を横に振っている。


「どう言う事だ? いや、まさか……だがそれなら、ヴェイン!!」


 それだけ言うとヴェインは結界を解除して左腕から奥の手を出す。それは聖霊捕獲用の術兵装「セイクリッド・バスター」だ。


 ワリーの考案で計画されたもので元々は対聖霊爆弾駆除用術を改良したもの、先ほども勇牙の聖霊を捕まえたあれだ。


「お前の居場所が分かったぞ!! 真炎の左目から出て行け!! 炎の聖霊帝!!」


『なっ!? なぜ居場所がっ!?』


「やはりな……生まれついての憑依体質か、俺も聞いてなければ知らなかった。なら決まりだ!!」


 ヴェインがセイクリッドバスターを真炎自身に放出するがこの術は人間には効かない。しかしもし聖霊が憑いていたら?その効果は絶大だ。


『がああああああああ!!! なんだこれは? 人間!! 何を!?』


「対聖霊用特殊捕獲兵装「セイクリッド・バスター」の味はいかがかな? さて、終わりだ!! 瞬け、輝く閃光!! レイ・ブラスター!!」


 俺の指先から真炎の左目に光の細いレーザー光線のような一撃が直撃する。通常なら失明レベルの一撃だが今回に限って言えばそれは起こり得ない。なぜなら真炎の左目には生まれてからずっと炎の聖霊が宿っていたのだから。


『ぐっ、降参だ……それを、止めてくれ、光の継承者……さま』


「良かろう。だが、その前にヴェイン!! そいつを引きずり出せ!! 真炎を傷つけないように優しくだ!!」


 そう言うとヴェインはグッとサムズアップするとそれを光の檻に捉えたまま引きずり出した。そして出て来たのはヴェインより少し小さい子供だった。否、人型の聖霊だった。その瞬間に真炎は意識を失って倒れ、慌てて俺は抱きとめた。


『ぐっ、なんだこの檻、見た事無いぞ』


「黙れ、炎の聖霊帝()()()が偉そうに何をほざく? 位階では貴様は光位聖霊の下だ。この場で消しても良いんだぞ?」


「ちょっと待って、黎くん!! その子、じゃなくて、その方は聖霊帝なんでしょ!? そんな扱いをして」


「問題無いさ炎乃海姉さん。コイツは四元素だから光位術士の俺達より下位の聖霊だ。コイツらの直接の神の炎皇神ならまだしも聖霊帝ごときなら別。それに俺の下には光位聖霊帝のヴェインが居るから。さて色々吐いてもらおうか?」


 そう言って俺はその子供のような聖霊帝を外から見る。ちなみにヴェインは檻の外からレイブレードでツンツン突いて拷問に近い事をしていた。


『ぎゃあああ!! お止め下さいっ!! 光位聖霊帝さまっ!? 少しイタズラをぉ~!! ぎゃあ~!! 話を聞いて、おねがっ!? うぎゃあああ!!』


「それにしても、お前は何で人語喋れるんだ? ヴェインだって喋れないのに」


 俺もヴェインと一緒にレイブレードでツンツンしていると奴は白状し出した。それによると炎皇神からの命令で炎の巫女を守るために真炎の左目に宿っていたらしい。


 そのせいで真炎の視力は落ちていた。そして、ただ護衛するだけでは暇だったので真炎と一緒に勉強していて人語まで覚えてしまったそうだ。


「そうだったの……ふぅ」


「……安心したのか?」


「えっ? ええ、健康体で産んであげたかったから……本当に良かったわ」


 まだ眠っている真炎を渡すと丁寧に抱きしめると優しく頭を撫でていた。こう見ると炎乃海姉さんも今ではすっかり母親なんだと八年間この家でも時間が経っていたんだと思い知らされた。


「それで? これからどうするんだ?」


『うぅ……もちろん炎皇神様からの神託が来ない限りは守りますよ。でもこの間降りられたばかりだから当分来ないだろうな』


「あと今後は真炎の体に影響を与えるなよ?」


『分かりました。では、これで――――』


「まだ聞きたい事が有る……真炎が炎の巫女なのか?」


『分かってらっしゃるなら聞かないで下さいよ~継承者様……もう行きますからね!!』


 そう言うと最後に奴は、これからは鳳凰と一緒に真炎付きの聖霊として侍る事にしたらしい。ここに炎央院の家で初代以来、しかも最年少の聖霊帝使いが生まれてしまった。


 そしてその後は騒ぎに気付いた炎乃華や倒れていた衛刃叔父さんが復帰して再度の話合いとなった。さすがに敷地内での戦いが大きく、さらに西邸の食堂は全焼、だが、それよりもマズイ事態が起きてしまった。





「はぁ!? 炎央結界が完全に吹き飛んで消滅したっ!?」


「うむ……レイ、まずは君が正面から壊した箇所を中心に、そして今の真炎との戦いで弱っていた結界が完全にな」


 沈痛な面持ちで語る衛刃叔父さんと俺は頭を抱えていた。場所は衛刃叔父さんの書斎でメンバーは吹き飛ばし負傷させた祐司を除く全員が揃っていた。


 集まった面々は炎乃海と勇牙も含め皆一様に暗い表情をしていた。しかしこの非常事態に気付いていない問題児が一人いた。そう、炎乃華だ。


「大丈夫です!! お父様!! 勇牙ならすぐにパパっと修復してくれますよ!!」


「あ、いや、その炎乃華……」


「はぁ、炎乃華……あなた、研究院の結界術の成績、確か不可だったわね?」


 待て不可って単位取れてねえんじゃねえのか? 俺は中卒だから知らないが大学と高校の合の子のような施設だと聞いていたのだが。例の術師研究院とか言う施設は。


「黎牙兄さんの前でそう言う事言わないでよ!! 姉さん!!」


「と、まあこう言う事よ? 黎くん……」


 なるほど……結界の修復と一から作り出す事の違いすら分かって無いのか、さすがは炎央院の家の者だ。何度も言っているが改めて炎央院の家での優秀かどうかの判断基準は力のみ、つまりこの家は脳筋集団だ。


「そもそも結界だって初代の聖霊帝にやらせてそれを修復もせずに使い倒してたくらいだからな……修復と言ったな? 基本の設計は勇牙は出来るのか?」


「うっ、そのぉ、修復までで……作製は出来ないんだ……ごめん」


「はぁ、まさか勇牙まで出来ないとはな……それと勇牙、正面の結界だが三ヵ所は綻びが有った。修復もまだまだだ」


 俺が追放されたり衛刃叔父さんや炎乃海が煙たがられ生きにくいと感じていたのもこれが理由だ。もっとも、叔父さんは能力が有り、炎乃海の場合はこの家の流れに身を任せるだけの力が有り、この家で生きて来たと言う訳だ。そして力も何も無かった俺は淘汰され追放された。


「おい流美、どうしてこうなった……炎乃華は座学や補助術が苦手なのは知っていたよな?」


「はっ、ですがそのぉ……最近の炎乃華様は術の研鑽よりも経済方面の勉強を多くしてまして最近は特に税理士資格取得のための勉強を……」


「そんな勉強など……って普通にそっちがまともなんだよな。俺も常識を失いそうになっていたな……ま、それはともかく炎乃華が役に立たないのは分かった」


 むしろ良い傾向なのに俺の方がおかしくなっていた。しかし税理士資格なんてコイツに取れるのだろうかと気になって確認したら資格取得のための予備校にも通っていて本気らしい。


「そこまで言わなくても……それにしても食堂、どうしよ」


「本邸のを借りれば良いだろうが、どうせ当主と、あの女しか使ってないのだろ?」


 そう言って俺の頭に血縁上の両親の顔がチラついた。それよりも問題は東京、いや関東全域の結界が吹き飛んだと言う事実だ。


 フローやワリー辺りが居ればすぐに構築に入ってくれるだろうし、結界に関して言えばアイリスが設計も含めて簡易なものなら十日で作ってくれるだろう。しかし今は誰も俺の傍には居ない。ちなみに俺はなぜか才能が無く出来なかった。


「はぁ、私の腕じゃ一ヵ月はかかるわね……それに水聖師、風聖師それに土聖師の協力も居るわ……そもそも四元素合わせての関東の結界よ」


「そうだったな。てか炎乃美姉さっ――――あんた結界なんて構築出来たのか?」


「これでも色々試していたからね。補助系なら一通り使えるわ。ただし不完全でね」


 なるほど才能限界か、この人は聖霊王と契約こそは出来たが炎雀は聖霊王の中では位階は低く強さはそれほどでもない。多彩な術で相手を翻弄するトリックスターのような戦術だったはずだ。俺が鍛錬の相手(人体実験)をされてたから良く知っている。


「え? 何で姉さん出来ないの? 時間をかけてでも――――「少し黙ってろ炎乃華、それなのだが……炎乃海……殿の懸念、俺が補う事が可能だが?」


「え? それって……聖霊力の譲渡を?」


「あっ!? そっかぁ、姉さんは聖霊力が低いからっ――――「少し黙っていようね炎乃華?」


 そう言って勇牙に口を塞がれてモゴモゴ言っている炎乃華を無視して俺は眠っている真炎と炎乃海を見て改めて頷いた。


「本当に……規格外になったのね。あなたは……羨ましいわ、心から」


「それはどうも、後は問題は?」


「そう……お父様、それなら聖霊力の問題は解決出来るかと……。結界の構築の設計書のコピーは私の部屋に有りますので」


 サラリと最後にとんでも無い事を言ったなこの女。と、俺と同じ事に気付いた衛刃叔父さんが反応していた。


「なっ、炎乃海よ……なぜそれが!?」


「当主に必要だって言ったらコピーさせてくれましたよ? 偽物かと疑ったけど本物渡された時は正直焦ったわ」


「兄上……」「あんの脳筋がぁ……」


 こうして真炎の暴走から始まり関東全域の守護結界を吹き飛ばすと言う失態を演じてしまった俺はどうするかを考える余裕なんて無かった。


 ちなみにレイアローで吹き飛ばした祐司は意識不明で全治三ヶ月で病院送りとなり、それが更なる混乱を招く事になってしまう事を俺はまだ知らなかった。

誤字報告などあれば是非ともよろしくお願い致します。


ブクマ・評価なども有ればお待ちしています。

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