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光を受け継ぎし者 ―追放された光は導かれ再起す―  作者: ネオ他津哉
第二章「彷徨う継承者」編
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第16話「揺れる四大総会、光と闇は密かに相対し派手に結末する」


「コれは失礼、余りに当家を過大に評価され驚き我を忘れそうになりマシタ。まさか、それほど当家の影に怯えテ、イエイエ失礼しました。過剰に反応さレタので興奮してしまい……お恥ずかシイ」


「はっ、ほざけ、この異国人が――――「兄上、どうかこの場では控えて下さい」


 そう言うとアイザムは卓上の水を一口飲むとため息を付いた。刃砕は今にも噴火しそうな顔をしていたが横の当主以外で唯一この場で着座を許されていた車いすの衛刃に腕を掴まれた。それを迅人と令一はそれぞれ静観している。そしてアイザムは口を開いた。


「当然、無関係デス。確かに状況的には――――」 バタン!!


 突然、会議終了まで開かないはずの扉が外から開いた。これが開く場合は当主またはそれに準ずる者に対して何らかの不測の事態が起きた時のみと言う決まりとなっている。そして当主や次席は全員がここに居る。


「何ごとかっ!?」


 真っ先に反応したのは令一だった。彼は真っ先に愛娘の心配をしていた。彼女はある意味で術師の問題では蚊帳の外で少数の護衛だけを付けてこの東京に一般人として住んでいる。それでも娘が可愛いのだから仕方ない。だがその心配は完全に杞憂だった。


「はっ、その、岩壁様、その……」


「構いまセン。当家デスか? しかし何が――――」


 言い辛そうに言う連絡係の風聖師の男を見てアイザムは病弱な妻か、それとも表向きは謹慎中としている長子が何かをしたのかと思い気軽に聞いた。この会議の場で秘匿などすれば後で何を言われるか分からない上に他の四家に弱味を見せる事になる。

 それなら多少リスクを負って身内の不幸話でも聞かせればこの日本人共も少しは大人しくなるだろうとアイザムはこの時そう考えたが、彼はこの時リスクマネジメントを誤った。


「嫡子、バーナビー様と、そのご学友が謎の術師と戦闘、敗北したとのことで、その……()()()()()に運ばれ、そこから連絡が有り、今隠蔽の準備を……」


 それを聞いた瞬間に刃砕はニヤリと笑い水森と涼風は複雑な顔をしていた。術師の専門の病院に運ばれずに一般の病院に運ばれたと言う事は隠蔽が出来ずに一瞬で倒された事を意味する。

 つまり緊急性の有る案件だ。アイザムの表情にここで初めて動揺が走る。まさか最も安全と踏んでいた次男が倒され、しかもその息子は嫡子に指名していた。


「っ!? 繋げマスか?」


 そして聖霊の交信を介した通信が繋がった瞬間、会議室にはバーナビーの声が響き渡った。


『ダディ、ダディ!! ヘルプ!! あのサラリーマンの、水森家の護衛……あいつを!!』


Shut up(シャラップ)!! 報告をしろ、バーナビー!!」


 そこで語られた事、そしてバーナビーの報告に一同は揺れ同時に驚愕した。ここに居る衛刃と有志術師たち主導により設立された『日本術師研究院』の三期生の上位に位置する土聖師たちが数瞬で成す術も無く倒されたと報告されたからだ。

 そして倒した相手とは黒い刀を持つ背広のサラリーマン風の黒髪の青年だと言うのだ。


「黒い刀、それに黒髪……」


「まさか……だが、なるほど」


 会議室の八人はそれぞれの思考に入りながらも報告は続いていた。この聖霊を介した通信では対象者の思考がダイレクトに言葉や音に変換される。

 つまり頭に浮かんだ言葉を聖霊が音声に変換し伝えている。だから嘘などは付けずバーナビーは病院から無様な報告しか出来なかった。


『と、言う訳なんだよ!! ダディ――――』 ブツッ!!


 ダンと円卓を叩きつけアイザムは怒りの余り通信を自らの聖霊力でぶつ切りさせると断線させてしまった。見ると後ろのジュリアスもその聖霊力の余波で後ろに吹き飛ばされていた。

 その状況に水森家の嫡子の清一と涼風家の嫡子の早馬が助け起こしている。


「も、申し訳ない、お二方……うっ」


「気になさらず立てますかジュリアス殿」


「あの怒気に当てられればな……仕方ねえさ」


 二人はジュリアスに手を貸して立ち上がらせ、三人がそれぞれの立ち位置に戻ったのを確認すると迅人が口を開いた。


「これは……そのアイザム殿、まずは嫡子バーナビー殿が無事で何より、それよりもこのサラリーマン風の術師、それに黒い刀……恐らくは羽田の謎の術師では?」


 迅人がそう言ってを場を取りなそうとした時に東に座する刃砕が突然声を上げた。不気味なほどに笑みを浮かべながらアイザムを見て言った。


「うむ、ほぼ確実だろう。そして済まなかったなアイザムよ。岩壁家は関係無かったようだ。まさか嫡子がこのように無様に敗れ、あまつさえ助けを求めるなど情けない状況を貴様が招くはずも無い。そうだな我が家も怯えるような岩壁家がまさかこのような事を失態をなぁ」


「ぐっ、ご、ご理解頂き感謝しマス。えんおーいん殿……申し訳有りませんガ、今日の総会はこれまでとギチョウ権限で閉会、させて頂きマス」


「私は構わん敗れた嫡子の様子が気になるのは子を持つ者として良く分かる。各々方はいかがかな」


 水森家と涼風家の両当主も頷くと会議は途中で終わりアイザムは慌ただしく会議室を出て、ジュリアスも後に続いて振り向き各家に一礼すると会議室は静まった。


「愉快、愉快だな衛刃よ!! 見たかあの異国人の顔を」


「兄上、お控え下さい。ここは終わったとは言え当主会議の場です」


「さすがに衛刃殿の言う事に一理ありますね。お控え下さい刃砕殿、それよりも私は岩壁の嫡子殿の証言で気になる事が……水森の護衛とは? 令一殿にぜひ説明を」


 そして先ほどから沈黙していた水森家の二人に注目が集まっていた。二人も報告を受けてから聖霊で通信を試みるが本人が中々捕まらないらしい。


「一つ言える事は岩壁の若造が私の娘に手を出し撃退されたと言う事実、護衛は二人付けていたのだが……報告が無い、仔細が分からん」


「こちらも同じく、それに清花とも連絡が……」


「仕方あるまいな令一よ、そなたの娘は、ほぼ無能力者、無能者だったな? なら通信もまとも出来ないのだろう。明日の総会にまで間に合えばよい」


 そう言うと更に笑みを深める。衛刃が厳しくたしなめるも全く意に介さない。そして令一もアイザム同様に言い返せずに沈黙してしまうと、涼風家の次席の早馬がボソッと言う。


「無能は居なかった事にされる家とどちらが良い家なのかね。いやいや独り言で~す。皆様方」


「早馬!! 黙っていろ。力無き者が淘汰されるのは必定だ。刃砕殿、愚息の言すまない」


「よい迅人、そなたも嫡子の教育に悩んでいる様子。それにこの程度問題は無い八年も前の話だ。やっと我が家も落ち着いたのだ。その程度の事は気になど――――」


 と、続けようとした瞬間に水森家の次席、次期当主の清一が待ったをかけて口を開いた。


「良いでしょうか、あの人が、黎牙さんが亡くなられたのは三年前です。俺、いえ私の好敵手ライバルを侮辱するのは止めて頂きたく思います。刃砕殿」


 そう言って真っすぐに刃砕を睨みつけた彼は水森家の次期当主、水森清一。現術師の中では最高の剣技を誇り若手の術者の中で、ほぼ最高位の術師で剣では一度も黎牙に勝てなかった男だ。

 ゆえに彼は黎牙を尊敬していたし師事もしていたので我慢が出来なかったのだ。


「控えよ清一。これは非公式とは言え当主会談だ。次期当主の貴様の出る幕では無い、済まない刃砕、息子が出過ぎた事を言ったな」


「良いさ令一。若さ故の衝動悪くは無い。だが、あの出来損ないにも清一。貴様のような力が備わっていれば私は今の言葉を翻しただろうな。では失礼する。衛刃よ帰るぞ」


 それだけ言うと刃砕は先に歩き出し衛刃は一礼すると車いすで後に続いた。その後、改めて両家の当主を見ると両家の当主は頷いた。これにて総会の一日目は波乱の内に終わり総会は明日二日目と言われていたが更に伸び二日後に再開となった。





 揺すられている。起こされるなんて何か月ぶりだろう。誰よりも遅く寝て誰よりも早く起きるのが最近の俺のスタイルだったからだ。アイリスを失ってから俺はずっとこんな日々を過ごしている。

 あれから一日が経過していた。その間に何度か清花とはスマホでやり取りをして明日再び会う事になっていた。


「何だよヴェイン、少し寝てただけだろ? お前が起こすなんて珍しい……なるほど……これは」


 珍しく三時間も眠る事が出来たら起こされた。このホテルの部屋には俺と他には三柱しか居ない。そして人型の聖霊帝のヴェインが俺の服を引っ張るので起きたのが今の状況だ。そして状況はホテル全体を多くの聖霊に囲まれていて、その気配は覚えのあるものだった。


虫けら(闇刻術士)共がっ……日本にも居やがったのか……それとも俺を追ってか。いずれにしても俺がやるしかないな」


 この日本には光位術士は俺しか居ないのだから俺がやるしかない。俺はベッドから起き上がるとパンツ一丁だったのを思い出し急いで光位術士としての正装に着替える。純白の儀礼服でもあり光位術士隊服でもあるそれに女性隊員が長期任務などに被る白いローブをマントのように羽織った。

 相変わらず女性用だから短めなのだが、それよりもなぜか俺がローブを着ようとするのをヴェインが邪魔して来たが今回は無視してしっかりと羽織った。


「お前は毎回細かいな。さすが聖霊帝様キッチリしたのがお好きなようで……スカイやレオールはそう言うとこ寛容なのにな」


 何をしたいのか分からないが今は緊急時だから頭を切り替えて廊下に出た。既に何人か倒れていて、おそらく昏睡している。これはホテル全体に張られた闇の結界の影響だろう。

 つまり敵はホテルごと俺を消す気だと言う事だ。ならばと俺はエレベーターへ向かった。しかし既に敵が待機していて接敵すると戦闘に入った。




「各フロアには百以上の聖霊に十人の術士が配置されている。この警戒網を抜けられるかな閃光の悪魔よ。いかに強くともここまで来るには余力など無いはず……そして三重に張った結界では外にも逃げられんだろう。どう戦うか見せてもらおう」


 一階エントランスで呟くのは今回の襲撃の指揮を執る闇刻術士だ。二年前の決戦後に水のロードに命じられ日本で密かに暗躍し、来るべき時に行動を起こす事を命令されていたのだ。そして今日まで自由気ままに闇刻聖霊を暴れさせていた。


 つまるところ日本の一連の事件はこの男が起こしていた。そして光の継承者がこの地に現れた時こそが正に行動を起こす日と考え日本の闇刻術士を集め行動を起こした。


「そろそろ接敵の報告が来るはずだ。恐らく三階まで来ているはず……そろそろ戦闘準備をするか」


 そしてその頃レイは何をしていたのかというと屋上に向かって移動していた。フロアの敵を掃討するとレイはそのまま屋上を目指したのだ。


「よし、ここで良い……いくら俺でも百人以上の闇刻術士を相手にするのは厳しいから一気に浄化するしかない」


 そう言うとレイは日本に来て初めて聖霊力を高めるとホテル全体の闇の結界ににヒビが入った。本来ならこの程度の結界は簡単に破壊出来るのだが壊れないように力を調整していた。

 そして今の聖霊力の高まりで闇刻術士にレイの位置は伝わったはずなのに襲撃が来ない。だからレイは自らにレイ・エナジーを使い体を更に活性化させる。


「予想通り来ない……下に集まって上には来ないか。では虫けら(闇刻術士)にお似合いの戦法だ。光の元に浄化されろ……シャイン・ミスト・スプレッド。蒸し焼きの時間だ」


 レイの体が輝き光の粒子が闇の結界内に広まって行く。それはビル全体を覆い闇の結界内に広がり続ける。そして最初に変化が訪れたのは闇刻術士では無く一般人たちだった。


 昏睡して倒れていた人々の意識が次々と戻り始めていく。起き上がるのは困難だが、体に影響を与えた闇の結界から出ていた異変の原因の闇が浄化されたからだ。 


「うぅ……」


「あれっ? 何でこんな所で寝てたんだ?」


 そしてその反対に徐々に体調に変調をきたして行くのが闇刻術士と闇刻聖霊達だった。最初はホテルの別フロアに配置されている者達から犠牲になって行った。ホテルの隙間や換気扇などから光の粒子が侵入し気付けば浄化されていた。


「あ、あああああ!! 光に溶ける、やだああああ!!」


「やめて!! 光に消えて、いやああああ!!」


 彼らは足先から、あるいは手先から徐々に消えて行き気付いた時には一階エントランスの術士以外は壊滅状態でそれも残りは数人となっていた。


「バカなビル全体を覆った結界を逆に利用して俺達を光の檻の中に入れたとでも言うのか!?」


 そう言いながら生き残りは自分とあと二人だけ、急いでこの場を脱出しようとエントランスを出てホテルの正面の入り口に駆け出した。まだ安心出来ない。こんな距離では追いつかれるから急いで走り抜けようとした時、ホテルの正面ゲートにそれは舞い降りた。


「待ってたぞ虫けら共、どうだった光の霧を浴びた感想は。虫の駆除用の煙を撒くアレに似て苦しかったか、絶望したか、それとも死にたくなったか? 答えろよ虫けらぁ!!」


 そう言って嗤いながらレイは二対のレイ・ブレードを出力してリーダー格の闇刻術士を残して他の術士を消滅させた。レイにしては慈悲深い処理なのは彼には今、時間が無いからで実はこれでも焦っていた。


 今回は頭に血が上っていて一般人が術の効果で目覚める事までは計算に入れていなかった。途中で最上階からレイウイングで降りる際ホテル内を見て初めてシャイン・ミストの効果を思い出していた。


(こんな使い方したら絶対にあの人に怒られる……)

 

 これは本来は回復用の技でこんな使い方をするものでは無い。ただレイの極大の聖霊力を込めた場合は闇刻術士にだけ効く殺人ウィルスのような効力を発揮するのだ。

 そして、あの人とはこの術の考案者でアイリスの母で同時にレイの義母でもあるサラの事だ。


 一度これをやった時にアイリスと二人して大目玉を食らった。そんな思い出に浸りながらもレイは暁の牙で死なない程度に敵の体をめった刺しにしていた。実はレイは幸せな思い出に浸っていると比較的丁寧に相手を拷問する謎の習性があった。


「うぅ、もうやめっ――――「じゃあ、そろそろ吐け。目的を言わなきゃ次は左腕な? それっ♪」


 レイは闇刻術士を拘束し付近の物陰に場所を移し拷問を開始した。肉を裂き、血の水音が響く。そして闇刻術士は堪え切れずに喋り出した。密かに一分も持つとは中々粘ったなとか思っていた。


「はぁ、はぁ、俺はロード……の命令で貴様を討とうとしただけ……だ」


「ふ~ん、この程度の戦力で? 特に変わった聖霊も居ないのに?」


 グサッと今度は右足に黒い刀身を突き刺し質問すると苦悶の声を上げて術士は必死に喋り出す。この瞬間は気持ちいいと思ってしまう。


「がぁっ!! ロード・ダークブルー様の命令っ、で、貴様が来たら行動を起こすように言われただけっ、だぁっ!!」


「ほうほう、水のロードか、他は?」


「俺の命令はそれだけでっ、あっ、ロードの命令はもう一つっ――――」


 それは一瞬だった。気配を察して闇と風の複合術の矢がレイを捉えていたが、レイはそれを易々と避ける。だがそれが失敗だった。


「しまった。狙いはコイツの口封じか」


 勝手に体が動いて気付いた時には背後の濃密な闇の気配も目の前の闇刻術士の命も消えていた。仕方ないのでレイ・フィールドを発動させ闇刻術士の遺体を浄化するとその場をすぐに立ち去り。その足ですぐにホテルをチェックアウトする事にした。


「勿体ないが仕方ない……ワリーに言ったら経費のことで怒りそうだ」


 実はまだ二日分も残っていたがキャンセル扱いにしてもらい料金を即金で支払うと車を回してもらい出発する。敵に居場所がバレた以上は長居は厳禁だ。そしてレイが車を出して数分後に闇の結界が砕け、光の粒子がホテルを中心として東京中に広がった。


 一般人は分からなかったが術士はもちろん術師ですらその膨大な聖霊力を感知した。それは日本の術師が初めて経験する聖霊力の津波のような現象で日本においての光と闇の戦いの始まりの合図となった。




――――炎央院邸、真炎の部屋――――



「っ!? す、凄い……なんて聖霊力、これもレイおじさんの力……やっぱり凄い強いんだ……聞いてた以上。あなたも怯えちゃうなんて今度お会いしたらどうするのホーちゃん?」


 そう言うと真炎は部屋の鳥かごに入って震えている自分の聖霊に向かって呆れた声を出していた。しかしそれは当然の反応で実際、邸内では天変地異が起きたような上へ下の大騒ぎとなっていた。


 悲鳴や怒号、それに珍しく聞こえた自分の母の金切り声に、それに反応して炎乃華がさらに悲鳴のような怒号をあげて姉妹喧嘩を始めている。


「あれはお爺様が出て来るまで止まらないね、勇兄さまじゃ止められないだろうし……父様は……さすがに家に居るかな~?」


 この東京中に溢れた聖霊力の中心にはあの人が居るから会いに行きたいけど下手に動いたらお爺様や当主様、それに炎乃華姉さまに捕まってバレてしまう。


 それでは()()()違えてしまう。今は動けないけど必ずもう一度会えると言われているので今は待とうと六歳の一族最強のスペックを秘めている少女は小学校の宿題を解き始めた。

誤字報告などあれば是非ともよろしくお願い致します。


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[一言] バルサンじゃん、と思ったらバルサンだった
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