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光を受け継ぎし者 ―追放された光は導かれ再起す―  作者: ネオ他津哉
第二章「彷徨う継承者」編
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第11話「たった一つの希望、決意の帰国」

第二章スタートになります。よろしくお願いします。

 時は現代、様々な超常の事件が起きた時に裏から国を守る者たちがいた。聖霊を使役し国を守る人々がいた。人それを『聖霊使い』と呼ぶ。しかし多くの者は長き時の中で忘れていた四〇〇年前、彼らが生み出された本当の理由わけを、風化した真実を、その時代の変遷の中で失われた歴史を……光と闇の戦いをほとんどの人間が忘れてしまった。



 これは、そんな世界で本当に大切な者を救うために奔走する青年の物語。






――――香港、某極秘研究施設――――



 そこは仄暗ほのぐらい実験室のような場所で黄緑色の培養槽の光が漏れていた。静寂、まさにその言葉が相応しい空間で突如振動が、そして爆発でも起きたかのような派手な音が遠くで聞こえた。その場に居た数名が即座に持ち場を離れて部屋を出て行く。残ったのは男女二名だけだった。


「敵襲っ!! 急げ、それを奴らに奪われる訳にはいかない!!」


「でも、じゃあ、あなたはっ!?」


「ここで食い止める、ここはあの方がいた最大拠点の一つ。簡単には落ちんさ」


 男は笑いながら研究員風の女性を逃がす。非戦闘員を逃がして殿をするのが彼の役割だ。この研究所を守り続けて二年余り。過去数度に渡って彼はここを守っていた。


「これを奴らに渡す訳には行かない!! 急げ!!」(君だけでも生きてくれ)


「…………はいっ!!」


 女性研究員は何かの包みを持ち出すとそれを抱えて走り出した。それを見送ると青年術士は満足気に頷いた。あの爆発は大きい。術士のメンバーが総出で止めなければならない。そうして腕に装備した腕輪を確認すると部屋を出た。





「くっ、やらせんぞ!!」


「一歩も引くな!!」


 彼がそこに辿り着くと白い制服を着た一団と黒いローブの人間達が術を互いに行使し争っていた。光位術士と闇刻術士の争いだ。ここは闇刻術士の研究施設で今は戦場となっていた。白い刃を構え突撃する者、そして黒き波動にそれを身に纏い戦う者。この研究施設で光に消え、闇に溶ける。


「ここを死守せよ!! 時間を稼ぐのだ!!」


「ここはダークフレイ様のおられた場所、舐めるな光位術士が!!」


 そう、彼はかつて、あの二年前の戦いで逃げ延びた闇刻術士だった。ボロボロの状態でこの研究施設に戻って来て以来ここを守り続けた歴戦の術士だった。


「くっ、攻めきれない……SA2の名誉にかけて」


「これ以上、闇を深めるわけには行かない!!」


 両者の戦いは拮抗していた。戦力、人員共に最大規模を誇るこの研究施設に対して光位術士サイドは中国に根拠地を構える朱家の精鋭と英国の光位術士が援軍として作戦に参加しており完璧な強襲作戦として遂行されていた。


「お客人、焦りは禁物!!」


「朱家の……しかし、急がなければ……あの方が」


「うむ、分かっている。なるべく我らのみで……」


 戦況は闇刻術士が優勢だった。闇刻術士の連携に対して光位術士側は数で勝るが、やはり国家間での連携が不完全な状態での出撃、敵陣での戦いと言う状況など様々な要因が挙げられるであろう。

 だがそれよりも彼ら光位術士は皆、闇刻術士よりも別な者を気にしている節があった。それが焦りを生んでいるように見える。


「勝てる!! いつまでも我らが負けてばかりだと思うな!!」


「英国での借りをここで――――かはっ!?」


 瞬間、一人の闇刻術士の口から鮮血が舞った。そして術士の腹から突然黒い刃が生え、後ろから何者かに蹴り飛ばされた。そのまま飛ばされた体に光の白い棒状の何かが闇刻術士を貫き消滅させた。後に残ったのは血溜まりだけだった。


「この手口……全員!! 撤退しろ!! 閃光の悪魔が、光のけ――――」


「嘘はいけない……悪魔は貴様らだろ? 闇刻術士(虫けら)が……」


「ひっ、光の継承者!! 撤退、全員撤退だ……み、みんな消されるっ!!」


 白い光位術士の隊服と女性隊員用のローブをマントのように羽織った青年がそこに居た。その純白の戦闘衣を赤い鮮血に染めた光の継承者、レイ=ユウクレイドルは薄い笑みを浮かべて戦場に突然現れた。


「継承者様、今一度お控えください。ここは――――「私を、ユウクレイドル家の人間で、更に今回の指揮権を付与されているSA0の課長である私の行動を阻害する? それが朱家の判断と考えてよろしいか」


「いっ、いえ……。決してそのような……」


「大丈夫です……私が皆を導きます……虫けら共をくびり殺してなぁ!! レイ・ブレード・ディヴィジョン!!」


 嗤いながら抜刀していた刀を鞘に戻し両腕を前に突き出し更に両手の五指を広げた。その指先の一本一本から十を、闇刻術士達を蹂躙した。


「うああっ!!」


「やめっ、があっ!!」


「ぐっ、まだっ……うがっ!!」


 戦場は一瞬で闇刻術士の叫び声や呻き声だけになった。この術レイブレード・ディヴィジョンは、この二年の間でレイが習得したレイブレードを同時に二本以上展開する彼オリジナルの術だ。この術を好んで利用するのは派手さに比べ殺傷能力が低いと言う一点である。


「継承者様どうか、あとは我らに、お任せを……」


「それは難しい。万が一にもアレを失う事はあってはならない。朱家の皆様も引き続き探索を、それに私も直接ユウクレイドル家の者として話を聞きたいのです」


 それだけ言うと鞘に納めていた黒い刀身の日本刀を取り出した。銘を『暁の牙』黒曜石に光位術の加護とさらに炎聖術で鍛えた今のレイ専用の上級聖具だ。

 そしてその黒い刀身を笑みを浮かべながら闇刻術士の左足に突き刺した。


「がっ!!」


「この研究所で作られた『秦代流銀』を出せ。そうすれば()()()しない」


「ふんっ、誰が話すか!! 絶対にはなっ――――「レイ・ブラスター滅せよ」


 指先からレイ・アローより細く、レイ・キャノンよりも威力の有る光線のような術が闇刻術士の眉間を貫き、そして光となって消えた。これもこの一年で開発された術でレイが暗殺などで使えるように改良した彼の術だ。


「さて、話す方はいるかな? 早い者勝ちだ。では、次はそこの虫けらで」


「ぐああっ!! ああああっ!!」


 手近にいた動けない闇刻術士の右肩を刀で突き刺しエグるように動かす。ごりごりと骨が擦れるような音、ぐちゅぐちゅと嫌な水音が室内に響いた。


「ああっ!! うがっ!!」


「悲鳴では無く情報を、絶望よりも希望を……よろしくお願いしますね? アハハ」


 そう言うとレイ・ブラスターでまた一人消滅させる。そうやって室内の闇刻術士を次々と消滅させ二十名余りを浄化(処刑)し終えた。最後の一人は先ほど研究員を逃がした男だった。


 目の前に立つレイの制服に白い場所は残っておらず、最初から赤だったと言われたら皆が納得しそうなほど、その身は鮮血で染まっている。


 だが反対に彼がマントのように羽織っているローブには血の一滴すら付いていない、それがよりレイの不気味さを演出しているようだった。


「お前が、光の継承者……あの戦場でダークフレイ様を……」


「ん? もしかして奴の関係者か?」


「俺もあの戦場で戦って――――「そうか、そうなのかっ!! それはそれは!! 二年間も生き残っていやがったのかっ!! この虫けらがああああああ!!」


 レイは黒い刀身と左手からは光の刃を出力させ闇刻術士の右足を刀で、左足をレイブレードの最低出力で穴だらけにしていく。


 闇刻術士はただ悲鳴を上げ続けている。その光景に耐えられず何人かの光位術士がその部屋を出て行った。中にはその場で胃の内容物を戻した者まで出ていたがレイは止まらない。


「はぁ、はぁ……しゃべ、るものかっ!!」


「つまらない、では……死んでもらうだけだ……」


 興味が失せたと言わんばかりに黒の刃を何の躊躇も無く闇刻術士の心臓に一直線に落とそうとした瞬間にその広間に声が響いた。


「待ってレイ、そこまでっ!! 目標を確保したわ!!」


「そう言う事だレイ。もう止めろ……」


「ジョッシュ、フローか……ああ、そうか」


 見るとジョシュアそしてフローレンスの二人が先ほど術士が逃がしていた研究員の女性を捕まえていた。既に彼女は包みを渡していて目標はジョッシュが確保していた。


「じゃあ、もう用済みか……」


「待って、もう勝負は着いたんだから、全部情報を話しますから、彼を!!」


 研究員の女性はフローを振り切るとボロボロの闇刻術士に縋りついた。ジョッシュとフローがレイを見ると彼は静かに刀を収めた。その場でフローはすぐに残りの術者に指示を出そうとした時だった。


「その二人をすぐに拘束して尋問を――――「待て。それが本物かを確認する必要が有る。もし違っていたら……私の手で殺す」


「分かってるPLDS経由で向こうの、SA3のワリーのとこに分析に出してるから心配は無用だ……ほら、来たぞ本物だ。これで後一つじゃねえか!!」


「フフフッ……そう、だな。では、フォトンシャワー」


 フォトンシャワーそれは光の雨で対象者を癒す光位術、彼がただ一人愛した者が得意としていた術。レイは薄く笑みを浮かべそれを闇刻術士にかけていた。この行動に、その場の光位術士が皆、一様に驚きの声をあげていた。


「なっ、何を……継承者様」


「違っていないから殺さないだけだ……そう、()()()しない……」


 そう言うと二人の周りに光位術士が近付き確保していく。唯一の生き残りとして二人はこれから尋問や拷問にかけられ情報を引き出されるのだろうと、レイはそう思うと眉根を寄せると同時にニヤリと口角を上げた。


「くっ……まさか継承者に助けられるとは……行こう、ミリー」


「う、うん……」


 そして二人が背を向け、場が弛緩し誰もが油断した一瞬だった。レイが呟いた。


「どうか二人に光聖神の祝福の有らん事を……レイ・ブレード……」


 そしてレイの二本の指から光の刃が伸びて二人を貫き二人を光の粒子に変えて消えていく。先に消えたのは術への耐性が無い女性研究員の方だった。


「あぁ、いや、いやああああっ――――」


「なぜっ!? 殺さないと、なんでだっ!? 継承しゃ――――」


 もはや体は全て光となって首しか残っていない闇刻術士はレイを睨みつけて怨嗟の声をあげるが、その顔を見てレイは嘲笑して言い放った。


「なんでだと? 殺してはいない……浄化しただけだ……薄汚れた虫けら共をなぁ!! せめてもの慈悲だ、痛みは無いだろ? あぁ、もう聞こえてないか」


「何てことを、レイ……今の、あなたは……っ!!」


「フロー止めろ……闇刻術士の殲滅を確認した。各員これより撤収作業に入るぞ」


 二人が完全に光の粒子となって浄化された後、その場を静寂が支配した。そして鞘に刀を収めるとレイはジョッシュとフロー二人に英国に戻るとだけ言うとどこかへ出て行ってしまった。


「レイ!! どこに!?」


「少し風に当たる……ジョッシュ、それを頼む……」


「待ちなさいレイ――――「行かせてやれ、いつものだ……たぶん」


 そしてその後フラりと帰って来たレイと二人が合流するとSA0の三名は他のSA2のメンバーと合流して英国へと帰還した。





「以上で報告を終わります……当主アレックス様」


「ああ、よく、やってくれたレイ……」


「はっ、全ては光聖神と全ての民のために……」


 それだけ言うと彼は会議室を後にする。あと一つ、一つなんだと内心焦りながら当主の部屋を出て廊下を歩いていると前方から歩いて来るのは彼の義理の両親だった。


「おう、帰ったか息子よ。先日『イーコール』の加工が終わった。さっきお前が持ち帰った『秦代流銀』も解析に入っている。本当によくやったな。自慢の息子で俺も鼻が高い」


「そうですかっ!! あ、ありがとうございます。義父さん。じゃなくてヴィクター支社長……引き続き解析をお願いしますっ!!」


 頭を下げながらも笑顔を隠し切れないレイは先日の戦闘の時と違い怜悧な微笑とは違う心からの笑みを浮かべていた。


「こんなところで畏まらなくて良いわ。レイ、それで、今日も寄らないの?」


「サラ義母さん……俺、いえ私には、その資格は有りません。あの……これを、偶然見かけたので良ければ……彼女に」


 そう言って彼は紙袋からラッピングされた白の花(アイリス)、その花束を義母に渡していた。香港の花屋で見かけたもので光位術で枯れないように持って帰って来た。ふと思い出す。彼女に渡した時は照れながら受け取ってくれた事を……もう七年も前の話だ。


「ええ、分かったわ。あの子と一緒の名前……キチンとあの子のところに生けておくわ……レイ、あれから二年よ。だからもう……無理は」


「はい、なので、あと一年しか無いのです。だから急がねばなりません……では私は地下に戻ります。今日はこれで失礼します」


 どこか毅然としながらも寂しい背中のレイに二人はそれ以上何も言う事が出来なかった。自分たちの大事な娘を愛し、誰よりも大切にし、結果壊れてしまった青年の背に何も声をかける事が出来なかった。


「あなた……レイはもう限界です。この二年の間あの子は満足に寝ないで戦っていると聞いてます。フローもベラからも見ていられないと相談を受けました。私も何度か見ましたが悪夢にうなされてすぐに目を覚ましているようで……見ているのが、もう……」


「ああ、無理やり眠らせようと思ってな二人で酒飲んだ時に聞いた。あいつに酒を飲ますのは大変だったんだ。なんて言ったと思う? 『妻に酒臭いと怒られるので嗜み程度で』とか言いやがったんだぜ……ほんと、出来たバカ息子だ……クソがっ……もっと俺達を頼ってくれ家族だろうが……」





「最後の一つが見つかったのは本当ですか!? 当主!!」


 香港での強襲作戦から一週間、ギリシャのクレタ島で採取した神の体液『イーコール』、中国、秦の時代に重宝されたと言われる『秦代流銀』と呼ばれる特殊な製法で作られた水銀に近い液体。

 俺はもちろんユウクレイドル家はその二つと、もう一つ、ある素材を探していた。


「ああ、『草薙の霊根』……やはり名前の通り存在するのは日本だ……水森家と言う水聖師の家系が秘匿し代々育てているらしい……レイよ知っているか?」


「はい、日本四大家の一つで水聖師の大家、日本の術師の中の名家かと……」


「では死んだ炎央院黎牙と言う人間に聞きたい。どう思う?」


 この名前を出してまで情報を知りたいと言うのは相当珍しい。俺はすぐに当主の意向を理解して自分の持っているだけの情報を全て開示し、家中の者でしか分からない情報も包み隠さず話した。


「炎央院家とは水面下で対立関係でした。昔は私と言う弱点が有りましたが今は炎央院勇牙が嫡子だと思います。なので勝ち目は薄いかと、ですが……しょせんは下位術師同士のレベルの戦いです」


「だろうな、しかし問題は我らの力を持ってしても日本にはL&R Groupの力が及ばぬと言う点だ。かの国は経済力や発展力は全盛期に比べ落ちた。だがそれでも国力などは世界でも指折り、今まではEU圏内そして盟友の協力の得られた香港、だが今度は恐らく大規模な進軍は……」


「問題有りません。おそらくグループの中で最も日本語を流暢に喋れるのは私かサラ義母さんそして……私の妻くらいでしょう。だから私が一人で行きます!!」


 少しの苦笑を洩らしながら俺はキリッと顔を引き締め直すと眼前の当主に向かって改めて請願する。


「どうか、最後の一つ、『草薙の霊根』の確保を私にお任せ下さい!! 当主!!」


「だが、レイ、お前にとってあの地は……」


「関係有りません。そもそも炎央院家では無く水森家への交渉、及び可能なら目的物の譲渡の交渉ですから……ただ当主。もし交渉が決裂した場合は全て私の責任と言う処理で片付けて頂きたく……」


 水森家が金銭的要求には応じるかは五分五分で向こうは政府と直接繋がっている。金には困っていないはずだ。その場合は武力行使も止むを得ない。


 だからその場合は全ての責任を俺に押し付けてもらえばどんなルートでも目的物を必ず英国に引き渡して後は俺が一人で蹴りをつければそれで良いと思っていた。


「いいや、実力行使も含めた全ての行為を我がグループ全体で許容する。これは朱家やエウクリッド家も了承している」


「ですがっ!? それでは……グループ全体や光位術士全体に!? 最悪の場合、我らの存在が一般人に知られてしまいます!?」


 俺はあの子を救うために全力を尽くす。そのためにどんな事でも誰であろうと斬り伏せ、あるいは叩き潰してでも前に進むつもりだ。


 だがそのために彼女の生家や俺をここまで育て上げてくれた人々を犠牲にするのは論外だ。彼らに何より彼女に対して申し訳が立たない。そう言おうとする俺を制してアレックス老は言った。


「この二年レイ一人にあまりに多くの負担をかけ過ぎた。本当にすまないと思っていた。そして歯痒く感じていた……だからこれはせめてもの私達からの餞別として受けてもらえないか…………我が孫よ」


「っ!? はい確かに、ご厚意ありがたく受け取らせて頂きます。私は全力で彼女を、我が妻のアイリスを救うためにっ!! レイ=ユウクレイドル、準備が整い次第、直ちに日本へ向います!!」


 そして彼は当主に一礼して踵を返すとその足で自室に戻った。それからすぐに通達が出された。出国は二日後……最悪な状況での帰国、いや、もう俺は炎央院ではないから厳密には帰国では無く入国になる。


 目的はビジネスで新しく発行された俺の身分証としてのパスポート。それらを準備して俺は出立の日を待つ、何かが起こるそんな予感を胸に秘め……そしてその先のたった一つの希望を信じて……。

誤字報告などあれば是非ともよろしくお願い致します。


ブクマ・評価なども有ればお待ちしています。

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