僕の愛は、積み重なっていくモノなのかな?
ボクは、愛を知らないんだ。
ボクが産まれた時には、ボクのお父さんとお母さんはいなかったから。
ボクは、ボクより少し大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんに育てられたんだよ。
ボクは、【ホームレスチルドレン】なんだ。
親のいない子供たちが、ホームレスとして物乞いをする事。
毎日、食べる物や寝る場所を探して移動しながらなんとか生きている。
大きな駅のホームで、外国人やお金を持っていそうな人にこう言うんだ!
『何か? ボク達に食べ物を恵んでくれませんか?
何でもいいんです! 何か食べる物を、、、!』
ボク達のような小さな子供がそう言うと、、、?
大人は、可愛そうな子だと思い何か食べ物をくれるよ。
それを、みんなで分けて合って食べるんだ。
大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんは、働いていてね。
その僅かなお金で、ボク達にご飯を食べさせてくれるんだよ。
ボク達は、生きるのに一生懸命だ。
暑い夏は、熱中症や病気になって、たくさんのボク達の仲間が
亡くなっていくし寒い冬は、ちゃんとした家がないから朝目を
覚まさな子供達もいるんだ。
ボク達は、生きるのに一生懸命だ。
ボクの名前は、ボクの大好きなお兄ちゃんに付けてもらったんだよ。
見た目がひょろっとしてノッポだから、【ポー】だって!
みんなからも、ボクはポーと呼ばれているよ。
*
・・・でもね?
ボクの名前を付けてくれたお兄ちゃんが1週間前に亡くなった。
病気で、ボク達は病院にもいけないから。
大きな病気になると? もう、治す事は出来ないんだ。
お兄ちゃんは、まだ18歳だったのにな。
ボク達は、生きるのに一生懸命だ。
死とは? いつも、隣り合わせなんだよ。
警察や人身売買、誘拐やマフィアにも狙われている。
ボクと仲がよかったボクと同じ歳ぐらいの女の子のミーは?
誰だか知らない数人の大人に連れて行かれてもう帰ってこないんだ。
何処かで? こき使われて一生働かされているのかな?
女の子だから、男の人を相手にする仕事をさせられているのかもしれない。
ボク達は、生きるのに一生懸命だ。
*
この国では?
警察だって、お金を持っている悪人から買収される。
警察がボク達の味方だと思ったら、大間違いなんだ。
ボク達は、生きるのに一生懸命だ。
それでも、ボク達はお互いの事を想い考え協力し合っている。
それを? 【愛】って言うんじゃないの?
ボクは、愛をしらないけど、、、。
愛は、積み重なっていくモノだと思っている。
だから! ボク達は、生きるのに一生懸命なんだ。
生きたいと思わせてくれるのも、仲間がいるからなんだよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。




