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死の予兆

三人は飛行魔法で基地を後にした、哨戒任務だ。


高度3000メートルは雲が下に見える見渡す限りの青空、生命体は存在しない空間


オルガン「俺達の戦いに違和感を感じないか?暁全軍総大将は異世界からモンスターが押し寄せてきてから20年一度も全軍総攻撃をしていない相手はほんとに敵なのか?」


ダイゴ「お前は都会のもやしっ子だから知らないだろうが間違いなく人類の敵だ残さず駆除する必要がある」


海里「それは答えになってないね僕等が感じている違和感について言及していないよダイゴ君」


すると前方から3対の飛行物体が確認出来る。


仲間か?


敵なら脅威だ、この高度を自在に移動できるモンスターは聞いた事がない。


張り詰めた緊張が走る...が安堵に変る、相手が下等なモンスターと判別できた


スカイゴブリンA「運がいい人間を調達出来るとはな」


オルガン「羽の生えたゴブリンか、聞いてはいたが実在したんだな」


ダイゴ「なんだ雑魚かぁ」


スカイゴブリンB「俺達モンスターはな、動物が生きる為に人間を食う訳じゃない楽しみの一つだ、人間の肉は豚や牛に比べると不味いが内臓は美味でなまぁお前等にはわからんだろうが」


ダイゴ「不謹慎でもあるが良い事言ってくれるじゃあないか!そう言う事聞くとお前等雑魚を殺すにも理由や目的が出来る、まぁお前等と違って食ったりしねぇけどな」


オルガン「時間が勿体無い、斬っ!!!!!!!」


オルガンの武器は1メートル50センチはある覇王の大剣だ、それを軽々と振るい音速を超えた斬撃は空気を伝わりソニックブームとなりゴブリン3体を真っ二つにした


ゴブリンA「オッペケペーーー《お前今何をした?》」


オルガン「ハハハ全くマヌケな断末魔だなウケる」


オルガンは剣を汚さず剣で斬った。


ダイゴ「後残り数キロだ行くぞ」


先へ進み300キロ地点に到達、すると雲の切れ間から遥か下の地上に巨大工場の様な建物が見える。


「ズドーーーーーン」


その建物は瞬時に爆発した。


地上から見覚えのある二人が飛んでくる。


オルガン「ユウキにサラ、ルシファーズハンターじゃないか」


ユウキとサラはゴブリンと同じく人間を捕食するモンスタールシファー退治専門の部隊だ。


オルガン達の一つ下の後輩だ。


ユウキ「先輩方ちわーす!!あの建物はルシファーの食用人間加工工場だったんですよ」


ダイゴ「なんだそれは?」


サラ「ルシファーやゴブリン達は人間の内臓を好んで食べます鮮度が落ちないようあの工場でさらった人間を生きたまま内臓を取り出すって事をやってたんですよ」


ダイゴ「...ご苦労」


サラ「オルガンさんまたご飯連れて行って下さいよ」


オルガン「お前にはユウキって彼氏がいるだろ本人の目の前で誘うな」


ユウキ「サラはオルガンさんのファン何ですよ俺は気にしませんけどね」


これを聞いた海里は面白くなかった、自分はオルガンと幼馴染でチームも一緒でずっと一緒に生きてきた自分の物を取られた様な気分になった、いやおかしいオルガンとは何の関係性もないのだから、


海里は嫉妬した自分をせめた。


そしてユウキとサラは帰っていく。


ダイゴ「俺達も帰るか...しかし何か嫌な予感がする」


3人はまた300キロ近く飛び基地の近くまで戻ると驚愕する、


「ゴゴゴゴゴ!!!!」


大地は揺れ地は裂けている。


低気圧が発生し雷鳴が轟く。


オルガン「こっこの巨大なエネルギーは霊力か!!!!!」


すると空中に身長3メートルのアンデッドが浮いている。


イルミナス・ソレーユ「我は異世界の王イルミナス・ソレーユなり黄色い人間の子供達よ幸運だな我を目にする事が出来るとは」


黄色い人間とはオルガン達ジパング州の人間はモンゴロイドだからそう言ったと予想される。


オルガン「くっ!ラスボスかよ、俺達に勝ち目は無い!ダイゴお前のテレポーテーションなら逃げられる逃げてくれ」


ダイゴ「リーダーの俺が逃げられるかよ!!」


イルミナス・ソレーユ「我は率先して人間は殺さない人間とは勝手に寿命で死んで行くからなだが此処では一人だけ殺そう」


海里「此処は僕がやろう」



イルミナス・ソレーユ「ほう、では死ぬか?これは魔法じゃない魔術だデスソースアリスタス」


イルミナス・ソレーユは一瞬で呪文を詠唱し黒い矢が海里目掛けて飛んでいく。


すかさずオルガンが海里の前に立ちふさがるが更に海里が前に出る。


オルガン「海里駄目だっ!!!!」


海里「フィジカルシールドレベル50」


海里の魔法の盾を黒い矢が貫通し地上までふっとばされる。


「ズドーーーーーン」


オルガン「海里ぃっつ!!!」


オルガンとダイゴが地上におり巨大なクレーターの中心に海里は倒れていた、体は無事の様だ。


黒い矢に貫かれた筈だが何故か無傷の海里。


オルガン「海里、生きているか??」


海里「...」


返事が無い、吹っ飛ばされた衝撃の物理的ダメージの影響か心配停止状態と判断しオルガンは応急救護にでた、手で胸部を押す。


オルガン「ん?海里の胸が柔らかい、丸で女みたいだな」


若干躊躇しながらマウスTOマウスをしようとすると


お互いの顔が近距離で海里の目が覚めた、まさにキスシーンだ。


海里「やあ、おはよう僕とキスしたいのかい?」


オルガン「男同士で気持ちが悪いお前が女だったらなとこんなにも思った事はないよ」


電話帳一冊を一瞬で記憶出来る天才児もどこか欠落している部分がある。


海里はオルガン自身で気付いて欲しかった、実際周りの人間は気付いている。


海里は自ら女性である事を明かしたりしないのだ。


3人は上空を見上げるとイルミナス・ソレーユの姿は無かった、飛び去ったのか


しかしイルミナス・ソレーユは言った一人は殺すと。


そして海里は自分にかけられた呪いを知っていた自分に好きな人が出来その人物に告白され両思いになると自分もその相手も呪いの影響で死んでしまうと。






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