課題研究
私はひかる!僕はあべみ!私達の課題研究のテーマは「音楽都市郡山をPRする」なんだけど、郡山市は自ら音楽都市と宣言しているのに行政は熱心に音楽と向き合ってるとは思えない気がする…
それな!もちろん、ハーモニーコンサートやふれあいコンサートみたいに、郡山市が主催しているものもあるけど、実際、郡山市の現状ってどんな感じなんだろう。
それでは、ここで、郡山市の現状を見てみましょう!こちらは平成28年度、郡山町作りネットモニター第7回の調査結果です。このアンケートによると、なんと0回の人が45%もいるんです!
えっ、そんなにいるの?!なんでこんなに少ないんだろう?他の都市はどうなのかなぁ?
ここで他の都市と比べてみると、長野県松本市、静岡県浜松市、茨城県水戸市は全国的、海外的にも音楽の都として有名で、これらの場所には音楽専用のホールが存在しています。そして、それらを活用する企画が確立しています。例えば…
しかし、郡山は音楽設備が乏しい上に企画内容があまり伝わっていません。その上、中高生の活動の結果を重視して音楽都市と名乗っている行政が音楽都市を作り上げたとは言えないのではないでしょうか?
どうすればいいのかなぁ、なかなかいいアイデアが思い浮かばないね
(ブレーメンの音楽隊の本を見つける)
なんだろう、あ、ブレーメンの音楽隊だ、懐かしいなぁ…ん?音楽隊?あっ!!
そうだ、郡山にも音楽隊を作ろうよ!そして、音楽隊と一緒に、郡山の魅力を伝えられたらとっても良くない?
いいね!郡山から音楽を届けたいそう思ってる人はきっとたくさんいるはず!そんな思いを持ってる人達と一緒にやりたい!!
というわけで、私たちの提言、その一は
郡山音楽隊、通称TMK(Town Musicians of Koriyama)の結成です!
例えばTMKがお花見や夏祭り、ハロウィンやクリスマスのような季節のイベントに参加し、活動することでたくさんの人に音楽を届けることができます!
ですが、そのためには交通費や何やらかにやらお金がたくさんかかってしまいます。全部を市に負担してもらうのは大変なので、三万石や柏屋、酪王乳業のような、福島の企業に協賛していただこうと考えています。
私たちと一緒に全国を回ることで、企業のPRにもなり、郡山市の予算に囚われず、自由な活動ができるためいいことずくめです!
TMKいいね!
ところでさ、郡山ってクラシック音楽メインの音楽都市だよね?
そうだね!郡山でプロの演奏聞いてみたいなぁ。
そのためにはあれが必要だよね!
あれって?
あれだよ、あーれ
ということで、私たちの提言その2は新しい音楽専用のホールを作ることです。本格的なホールを作ることで、プロの音楽団体が来やすくなり、様々なイベントを行うことができます。そうすることで、より多くの人に足を運んで頂けると考えました。
音楽都市としての活動にこれ以上お金をかける必要がないと考える人もいますが、本当の意味での音楽都市になるためには、ある程度の投資は必要なのではないでしょうか、また芸術に投資することは人の心を豊かにさせ、感情や情緒を育み、創造的で個性的な心の動きを豊かにすることにつながるメリットがあります。
郡山市のような中核都市であれば文化的な活動に力を入れることは自然なことなのではないでしょうか。
私、ホールができたら聞きに行きたいな!
あれ、あべみ?どうしたの?
音楽都市の事考えてたらお腹がすいちゃった
もうダメ、力が出ないー(バタン)
そう言われたら私もなんだかお腹がすいてきたなぁ…
(ままどおるの歌が聞こえる)
あら、ひかるどうしたの?
お腹がすいちゃって…
なんてこと!ちょうどここにままどおるがあるからこれをお食べ!
ありがとう!やっぱり美味しいものを食べるのって幸せだなぁ。ねぇ、美味しいものを食べながら素敵な音楽を聞けたら最高だと思わない?
私たちの提言、その3は中高生の音楽活動以外にも力を入れるために、食と音楽をかけあわせたイベントを開くということです。各国の音楽家やアーティストを選んで、その国の料理を食べながら、音楽を聴けるイベントを開けば、誰でも気軽に参加することができるのではないでしょうか?例えば郡山市で開催しているビール祭では、飲食をしながらドイツの方の演奏を楽しんでいます。そのようなイベントを増やせば今より多くの人が色んなジャンルの音楽に親しみやすくなると思います。
今日は、色々なアイデアが出てきたけど、大切なのは、こういう様々な活動やイベントをたくさんの人に知ってもらうことだよね。
そうだね!そのためには市のホームページやSNSを使ってお知らせするのがいいよね!
うんうん!黎明生はSNSが大好きで、先生方もびっくりするぐらいSNSを使うのが上手だから、活動をお知らせするのにとってもいいと思う!
以上のことを踏まえ郡山を本当の意味で音楽都市にするため、TMKを結成し、郡山から音楽を発信すること、音楽専用のホールを建設すること、そして学生主体の音楽の取り組みから、市民全員が音楽を楽しめるようなイベントを開催することが必要だと考えます。そして、SNSを通して、音楽都市こおりやまを世界に発信していくことも大切だと考えます。
音楽は人の心と心を繋ぎます。この郡山で暮らす誰もが音楽の楽しさ、素晴らしさを感じ、それを県内外の多くの人に発信していける、そんな音楽都市こおりやまをつくりたいです!