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奇異染手  作者: 河童執事
10/12

追い払ってみました。

突然現れた大虎を、無事に追い払えるのか?

「」敵に追いかけられ一時的に物陰に隠れて作戦会議、終わったか?

妖狐が言う。

「では、いきますよ」

続けて、猫又、沙悟浄。

「よし!」

「はい!」

怖じ気づいているカラス天狗。

「本当に?やっぱ、やめない?」

答える妖狐。

「ほら、行ってらっしゃい」

諦めるカラス天狗。

「しょうがない、やるか」


今回、目的は敵を追い払うことですが。その敵の前に出てきたのは、沙悟浄とカラス天狗。

目に入った砂が取れた大虎。

「目の中に入った砂がやっと取れた。よくもやってくれたな」

沙悟浄が突然動き走りだし大虎に向かって行く。

「行きますよー!」

驚くカラス天狗

「えっ!待て!」

苛立っている大虎

「なんだ!向かってくるのか?相手してやるよ。えい!」

大虎に向かって行って見事に一発殴られて飛ばされる沙悟浄。

「うきゃあ~」

大虎の目を自分に向かせようとするカラス天狗。

「あ~もう!何やってんだ沙悟浄の奴。オレ達は引き付けて翻弄させる役なのに真っ正面に向かって行くだけだなんて、おかげで引き付けるのオレだけになってるじゃないか!おっと危ない!」

飛ばされた沙悟浄に近づき起こす妖狐。

「大丈夫ですか?」

気がつき自分の体を確かめる沙悟浄。

「あ~!びっくりした。大丈夫のようです、少し傷ついただけです。」

自分の持っている小さい袋から何かを取り出す妖狐。

「これ薬草で作った塗り薬です。止血ぐらいはしておきましょう」

「ありがとうございます」


こちらはカラス天狗の方。大虎が捕まえようと暴れている。

「素早い奴め。いい加減捕まったらどうだ!」

息を切らすカラス天狗。

「いやだね。というか、もうそろそろいいんじゃないの?ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…」

気合い入れて猫又が登場。

「いっちょ!やってみっか!大きい相手とはしたこと無いが、俺の体術が効くか試させてもらう」

猫又を睨む大虎

「あぁ!次はお前か?」

「よっしゃ!行くぜ。」

「そんな一直線の攻撃、当たるか!」

まっすぐ拳を突きだして全力疾走して殴りかかる猫又。避ける大虎。

「もうちょっと気合いを入れてもう一回、突撃!」

「だから、当たらない」

また避ける大虎。直進して大きい岩に当たる猫又。

「痛~!やっぱり一撃で決着つけるのは無理か。威力は落ちるが連打でいくか。そりゃ!」

「お!?突進意外もできるのか?」

大虎と猫又が張り合ってる最中、蚊帳の外のカラス天狗。先ほど猫又のぶつかった大きい岩に近づき岩を見る。

「こんな大きい岩にぶつかって猫又は良く無事だな。ん!良く見たら岩に拳の跡がついてるし、ひびも入っている!どんな身体してるんだよ奴は…」


話は猫又と大虎の方へ。

「おら!おら!おら!」

「右腕だけの連打なんて、たいした事はないな」

「そうか、なら左の拳も混ぜてやるよ」

「何!?」

右腕に集中して防御していた大虎が急に来た左の拳を見て距離を置く。

「うーん、駄目か?じゃ次は右左の拳で交互で連打でやってみるか」

「何、余裕見してやがる。…まさか、本当に試してるだけなのか?」

「なんだよ。そう言っているだろう」

焦る大虎に余裕の猫又。

「これが駄目だったら、次は蹴りを加えるんでよろしく」

「馬鹿にしやがって、許さん!」

今度は立場が逆転して突進してくる大虎、避ける猫又。

「がおー!」

「おっ!本気出してきたか?」

「お前なんて潰してやる!」

「攻守交代か?そうだな攻撃される側も試さないとな」

「がー!」

「うお!凄い迫力!そう、この迫力を見て一回逃げてしまったからな。今回は逃げずに迎え討つ!」


次回、大虎を追い払う事はできるのか?後の三匹は何をするのか?考えておきます。












後、どう動かそうかな?

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 「」敵に追いかけられ一時的に物陰に隠れて作戦会議、終わったか? 「」に会話が入ってないでした。 出来たら、攻撃された時にどれだけの衝撃なのか?痛さなのか?リアクションがあると良いと思い…
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