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ハイブリッド

?:「あんたか?ザクレフってのは?」

ザクレフ:「そうだ。君は…以前来た者とは違うな?君が今の代表か?」

?:「あぁ、レキスターってんだ!よろしくな!」


ザ:「レキスター。早速だが始めさせてもらう

今回も何て事はないただの報告だ」

レ: 「恒例のってヤツだな。で、今回は何か進展はあったのか?」

ザ:「リングによって力を解放した者が一人」

レ:「何だ…今回は一人だけなのか…?」

ザ:「最後まで聞いて欲しい

一人だけ…一人だけだがその一人がかなりの力を発揮している」

レ:「へぇ…」

ザ:「年は4つにして危険はあまりないドザンクの森に於いてではあるが、既に敵と呼べる者はいないと言える」

レ:「…そりゃすげえな

4つ…そいつは男なのか?女か?」

ザ:「女だ。名をミミマと言う」

レ:「女か…ミミマ…覚えておくぜ」


ザ:「ところでレキスター

ハイブリッドの件はどうなっているかな?」


レ:「ハイブリッド?あぁ、オレらと人間の交配ってヤツか

いや、何も進展はねえよ。第1そんなことすりゃ人間の女の体が持たねぇよ。逆も無理だ。女共は貧弱な人間の男となんか死んでも嫌だって言ってるしな


そっちはどうなんだ?」


ザ:「こちらはいくらか試みている

実際に成果も上げているが

何れも成功とは言いがたいな…」


レ:「お…そういや聞いたことあったぜ!

見た目はほぼ人間だがハネが生えてて一切飛ぶことはできなかったとかって…」


ザ:「そうだ。しかもそれはまだ良い方の例だ」


レ:「マジかよ!?それじゃあ…そんなもんに期待なんか持てねぇな…」


ザ:「やる価値はある!私は諦めない!!」


レ:「実際にやる奴らの身になった上での言葉だろうな…?

しかし、オレらと人間と無理にさせなくても良いだろうに」


ザ:「ん…?それは我々グレートアイデンティティと君達アイアンサティスファイとの交配の事を言ってるのか?」


レ:「あぁ、でもそれだと無理なんだったっけ?」


ザ:「いや、可能性はかなり下がるが不可能ではないらしい

特大の成功例もあるしな」


レ:「特大の成功例?何だそりゃ?」


ザ:「今から100年も前のことだ

奇跡的にグレートアイデンティティとアイアンサティスファイとの交配が成功し出産に至った

生まれた子供はハネはなく飛ぶことこそ叶わなかったが、屈強な肉体に優秀な頭脳を併せ持ち理想にかなり近い存在であった

しかし、そこから更に双方との交配を試みたが、何度試しても成功せず、ハイブリッドはハイブリッド同士でないと交配できないのではないかと考え、次のハイブリッドが生まれるのを待っている内に彼は30年という若さで寿命を迎えた」


レ:「30年!?オレらもアンタらも共に寿命は200年近くはあるはずだ!!」


ザ:「交配というのは何が起こるかわからない

実際にその個体は30年で寿命を迎え、その亡骸は見るからに衰弱しきっていた」


レ:「ほえ~…まあ、何にしてもせっかく理想のハイブリッドが生まれても後に続かないんじゃ意味がねぇよな」


ザ:「いや、それがそうでもないんだ

実は今もハイブリッドはいるんだ…」


レ:「は…?」


ザ:「我々もつい最近気付いたことだ

まだ仮説の段階に過ぎないが私はほぼ確信している

ハイブリッドはちゃんと子供を残していたんだ」

レ:「おいおい、そりゃ無理があるんじゃねぇか?

本当にそんなヤツがいるとしたら…そいつが死んでから少なくとも70年は経つんだろ?

どうやって隠れていたんだよ!?」


ザ:「隠す必要なんてなかったのだ。絶対に気付かれないからな…

理由は簡単だそいつの姿は正に人間そのものだった」


レ:「人間そのもの…!?人間で優れた能力を持つ者…おい!?まさかそのハイブリッドってのは…」


ザ:「そうだ。先程も名前を挙げたがその者の名は…


パッテ・ミミマだ」



レ:「おいおい、そりゃ無理があるんじゃねぇか? 本当にそんなヤツがいるとしたら…」


ザ:「いや、待て。そんなことより

無理があるのはグレートアイデンティティとアイアンサティスファイというネーミングとストーリー設定だ!!」


レ:お!?おぉ…(;´д`)




第1話で特に何の設定も無しでとりあえず適当に思い付いた単語を組み合わせて作った名前を安易に後の登場キャラに採用してしまいましたが…

自分の中で違和感がパないです


と言うか長いし多用し辛い…(;´д`)



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