<29> 健康のためのわが家の栄養学
<29> 健康のためのわが家の栄養学
今日は、わが家のちょっとユニークな「健康のための栄養学」をご紹介したいと思います。
といっても、これは私が考案したものではありません。
実は、医者でもない私の妻が、医者の私よりもはるかに熱心に健康と食事の勉強を続けています。その実践の集大成が、いまのわが家の食生活を形づくっているのです。
結婚当時、私が独身寮の納戸にコーラを1~2ダースも買い置きしていたのを見つけて、「医者なのに、どうしてこんな不摂生を」と妻は呆れていました。
以来、私は一度もコーラを口にしていません。「少しくらい……」という気持ちがないわけではありませんが(笑)、今日まで元気に過ごせているのは、間違いなく妻のおかげだと感謝しています。
そんな妻の栄養学を、皆さまの健康にもきっと役立つと思い、ないしょでご紹介します。根底にあるのは、ただただ「家族に元気でいてほしい」という深い深い妻の愛情です。
■わが家の食生活
① 有機栽培の食材が中心
食材はできるだけ農薬を使わない有機栽培のものを選びます。価格は少し高くなりますが、安心して食べられることが何よりの価値だというのが妻の考えです。
白菜やキャベツのような葉物は、よく水で洗い、汚れを落としてから調理します。
② 食材の生産背景も大切に
「ポラン」や「シュガーレディ」のような、食材の出所や検査をしっかり行う食品会社を信頼しています。市販の何倍も値段がすることもありますが、「健康に必要なものは大切に」という妻の姿勢に、頭が下がります。
③ インスタント食品・添加物は控えめ
インスタント食品は添加物が多いため、基本的に避けています。コーラ類も当然ご法度。私は時々恋しく思うのですがね……(笑)。
④ パンやお菓子も、成分表示をしっかりチェック
添加物が多いものは購入を控え、できるだけシンプルな材料で作られたものを選びます。
⑤ 放射能のチェックまで抜かりなく
2011年の原発事故当時、購入する食品やわが家の庭の野菜まで、簡易測定器で放射線量を調べていました。
⑥ 1日30品目を心がける献立
妻の料理は彩り豊かで、バランスを大切にしています。カロリーはもちろん、品目数にもこだわり、自然な形で栄養が整うよう工夫されています。
⑦ 主食は自然農法の胚芽米
白米よりもビタミンやミネラルが豊富な胚芽米を愛用しています。
⑧ 飲み水は浄水器で
安全な水は健康の基本。浄水器を通した水を使っています。
⑨ 地産地消を大切に
地元で採れたものを地元で食べることで、新鮮さと地域への恩返しを大事にしています。
⑩ 洗剤や日用品も自然素材を選ぶ
台所用洗剤は植物油ベースのものを。衣類の洗剤も蛍光剤や強い化学物質を避けています。仕上がりが少し控えめでも、肌にやさしいことを優先します。
■栄養学ではありませんが、ついでに記すと、
⑪ 住宅の内壁も、化学物質の多く含まれた素材のものは避け、自然のものを使います。
⑫ 電子レンジやパソコンのWi-Fiなどの電磁波は、フェンスなどを置いて浴びないようにしています。
⑬ 衣類は人工物の化学繊維は避けて、綿、麻、絹、羽毛など自然な素材で作られたものを着ています。
■わが家の庭は小さなオーガニック農園
2022年当時、埼玉の借家には50㎡ほどの中庭があり、妻はそこで5年かけて土づくりをし、有機野菜を育てていました。
有機野菜と名乗るには「5年以上化学肥料を使わない」ことが条件だそうで、庭にはミミズが豊富で、モグラや小鳥まで訪れます。虫たちも美味しい野菜はよく知っており、葉をかじられるたびに妻は憤慨しています。
自然のままの土壌は手もかかりますが、育った野菜は本来の味がしっかりあり、娘も「やっぱり全然違う」と感心していました。
こんな風に、妻の「頑固なまでに誠実な」栄養学に導かれ、私は今日まで健康に過ごしてこられました。
家庭ごとにできる範囲は違いますが、無理のない範囲で、安心できる食材を選び、食べることを大切にする—それだけでも、きっと心と体は喜ぶのだと思います。
私のささやかな体験が、皆さまの日々の健康づくりのヒントになれば幸いです。
〈つづく〉
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│いのうげんてん作品
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│①著作『神との対話』との対話
│《 あなたの人生を振り返る 》《 自分の真実を取り戻す 》
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│②ノンフィクション-いのちの砦
│《 ホスピスを造ろう 》
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│③人生の意味論
│《 人生の意味について考えます 》
│
│④Summary of Conversations with God
│『神との対話』との対話 英訳版
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