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カルテに書けない よもやま話  作者: いのうげんてん
3章 病気だらけの医者
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<22> 五十肩 その1〈両肩がいっぺんにやられた〉

 ついでにもう1つ。今のところこれが最後です。(←(^ω^)最後であってほしいね)


 飛蚊症などの老化現象はまだまだありますが、書くほどのものではありません。なりたくはないですが、また新しい病気にでもなったら追記いたします。ご期待ください。(←(^ω^)変ないい方)


 これまで書きつらねたように、私には病気がたくさんあります。ところが幸いなことに、命にかかわるような重病はありません。すごく痛かったのが尿管結石、狂うほどに悩んだのは不眠症でした。


 五十肩も命にかかわらないにしても、とにかく痛い。手を使う仕事には多大な支障をきたします。


 日頃、外来の患者さんが、五十肩でつらいと訴えているのを診て、


「60歳なのに、五十肩ですかねぇ」


 冗談めかしていっていたことが、今さらながら思い出されます。本人は相当つらかったのでしょうにね。五十肩は、なってみないと分からない病気の典型でしょう。(←(^ω^)外見からは、全く分からないからね)


 いざ、自分がなってみると、なるほどつらいものです。それも、両肩がいっぺんにやられると、腕を奪われたに等しいほどのハンディーが生じます。なので身体的のみならず精神的にも大きなダメージを受けるのです。


 その体験談を書いてみます。


 2007年の11月ごろ右肩が痛みだしました。徐々に増強して、衣服の着脱時や入浴中の洗髪時に、右腕が上がらなくなってきて、これはおかしいと初めて気付いたのです。


 数年前にも、右肩が少し痛くなったことはありますが、その時は知らぬ間に治っていたのです。


 右肩に2カ月ほど遅れて、左肩も痛むようになりました。


 両肩がいっペんにやられると、生活上にいろんな支障が出ます。


 その時困ったことを列記してみますよ。


①自分の頭より高いところには、手が届きません。窓のシャッターを上げることはできても、下ろすことができないのです。車の後ろのハッチを上まで開けたら最後、情けないことに閉められないのです。ハッチに手が届きません。


 1度全開してしまってどうにもならず、バンパーに乗っかり四苦八苦してドアを引き下ろしました。五十肩だとは知らない人が見れば、「あの人何やってんの」となりますよね。以後はハッチは開けるのをやめました。



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