<26-0> 激動の2021年 外側から内側に入る 自己変革
今年2021年は、新型コロナに対する世界政策のために、政治、経済、教育、医療、などが大きく変化していきます。
私はこれらの現象は、世界が今新しく変わろうとしている産みの苦しみだと思っています。もっと大変なことが今後起きてくるかもしれません。
そういった外側の世界の変化に対して一喜一憂することなく、自分の内側の世界を見つめようと努力しています。コロナ禍のステイホーム奨励をいいことに、精神修養、(1)瞑想と(2)心のブロック解除に励んでいます。
(1)瞑想 これは、4章不思議系大好き<25-0>『瞑想のすすめ』に書きましたが、加筆修正して再掲します。
ストレスがたまると脳にある扁桃体が過剰反応し、自律神経系が活性化した状態になります。その結果、心身ともに疲弊し、ストレス性のうつ病などに罹患しやすくなってしまいます。
扁桃体が過剰反応しないために今すぐできる対処法が次の3つ上げられています。
①定期的な運動
②コーピング:自分がワクワクするストレス対処法を見つけて使う。宝くじ7億円当たったら?というのもあり。
③瞑想
ハーバード大学での実験では、瞑想プログラムを始めて8週間後に、身体の不調35%、心の不調40%の改善を見、脳のMRI検査で、扁桃体の5%縮小と海馬の5%増大が認められました。
さらに最近、瞑想、ヨガ、気功などに、炎症を抑制する効果があるという研究結果も出ています。
私は認知症予防に毎日数回瞑想をしています。
オーソドックスな瞑想のやり方は次のようなものです。
1.静かな場所で楽に座る 2.目を閉じて意識を呼吸に向ける 3.自分が何を思うかを一歩下がったところから観てみる 4.何も考えないようにする
私独自の瞑想法を紹介します。
①姿勢:姿勢は自由。リラックスできる姿勢がいいでしょう。私は寝転んでやります。
②環境:明るさ、音、寒暖、時間など、ストレスの無い環境でやります。
③呼吸:基本的には、鼻で吸って口で吐くといわれていますが、やりやすい呼吸法で構いません。吐ききるまでゆっくり吐きます。
④手順:
1)目をつむると目の前2メートルくらいのところに木目調のスクリーンが出現します。何も見えない人は、暗い視野下方に丘の様な黒い影があることに気付いてください。
2)それをぼんやりと眺めます。
3)呼吸に意識を向けてゆっくり数え、息を吐き出した時に、「いーち」「にー」……とカウントします。(これを数息観という)
4)雑念が出ても放っておき決して深追いはしません。
5)そのまま眺めていると、そこにぼんやりした風景が現れます。例えば夕日に映える雲、青天下の山々、波打つ海岸などの風景です。
6)それを眺めて楽しみます。時には、「綺麗な山々が見えます。どこの山でしょうか」などと解説します。
7)5分ほど眺めていると、青色や黄色の丹光が見えてきます。(丹光とは閉眼で見える光のことで、気功用語→図)
丹光
8)丹光をしばらく眺めていると、それが炎に変わります。炎は視野の中で広がったり縮んだり、あるいは線香花火のように躍ったりします。私はその青い炎に語りかけ、次第にそれが祈りとなります。
青い炎
9)これを瞑想の終着点としています。全経過20分くらいです。
☆瞑想の方法については、「天空の庭先 https://arcangel.jp/spiritual/meditation-and-prayer/way-of-meditation/ 」 が大変参考になります。
(2)心のブロック解除
心のブロック解除とは、自分自身の成長を妨害している不安・心配・恐怖などの心的なブロックを除去することをいいます。
こうありたいと思う自分に、そうでない今の自分を変えていく方法です。
心理学に「自律訓練法」という方法がありますが、それの簡便な方法です。
自律訓練法は手技も複雑で、時間も30分くらいかかります。((^ω^)⇒3章<21-1>癖その3 自律訓練法 を参照してください)
最も簡単な方法は、イメージで、部屋の天井に付いている電球を交換する方法です。変えたいと思う自分をイメージして今付いている電球を外し、それをゴミ箱に捨てます。そしてこうありたいと思う自分をイメージして新しい電球をポケットから取り出し天井に付け替えます。これだけです。変えたい自分に気付くたびに、すぐこれを行います。 1分くらいでできます。
具体例を上げます。他人の目を気にしすぎる自分が嫌で変えたいと思ったら、その時の自分をイメージします。例えば体中が目玉ばかりの自分の姿です。そして天井の電球を外しゴミ箱に捨てます。その後にそれを気にしない自分をイメージして新しい電球をポケットから取り出し天井に付け替え、輝くのをイメージします。イメージは自分で描けるものなら何でもかまいません。 しっかりとイメージするのが成功の秘訣です。
これはどんなことにも利用できます。嫌だと思う性格、嫌な思い出、恐れる自分、後悔している自分など、変えたいものなら何でもオーケーです。 やり方が簡単な割には効果があります。試してみてください。
私はこの簡単な方法に加えて、もっとしつこい思いには、 気功を利用しています。
変えたいと思う自分が現れたら、手のひらの氣感で後頭部辺りに感じる自分の「氣」の塊を手でつかみ出して、それをゴミ箱に捨てます。
こうありたい自分をイメージして手のひらに新しい氣を溜めて、その新しい氣を後頭部に放り込んでいます。
さらに強い思いの時は、(1)に書いた瞑想中の青い炎の祈りで書き換えています。
またさらにトラウマのような強い思いは、橋本ドクターがやっているように、人形に私の氣を転写して、それを天賜気功でもらった氣で癒しています。これは説明が長くなりますので、4章<3-0> 天賜気功 を参照してください。
〈つづく〉
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│いのうげんてん作品
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│①著作『神との対話』との対話
│ 《 あなたの人生を振り返る 》《 自分の真実を取り戻す 》
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│②ノンフィクション-いのちの砦
│ 《 ホスピスを造ろう 》
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│③人生の意味論
│ 《 人生の意味について考えます 》
│
│④Summary of Conversations with God
│ 『神との対話』との対話 英訳版
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