<3-24-1> 病院寸話《50. 書けない人はしゃべって作文 ― 私の執筆方法 前編》
<3-24-1> 病院寸話(月例朝礼・会議などでの寸話)
《その50 書けない人はしゃべって作文 ― 私の執筆方法 前編》
私は中学時代から国語が苦手で、その成績は芳しくありませんでした。
数学や英語は優秀なのに、国語は赤点だらけの高校時代でした。
大学に入ってからもさほど書くことに興味はわかず、あまり書くことはしませんでした。
ところが、です。
大学を卒業して医者になって、私を指導してくれた外科ドクターが、すこぶる文才のある方で、いろいろな本を出していました。
その先生を見ていて、私は書くことに興味をもったのです。
当時はパソコンなどありませんから、ノートに書くのが普通でした。
先生の文筆ぶりを見ていると、大学ノートの行間を一切開けずに文章を一気に書き下ろしていました。しかも訂正まったくなしに、です。
到底私には真似のできないものでした。
私はといえば、1行書くたびにここが違う、あそこが違うと書き直して、ノートがぐちゃぐちゃになってしまいます。
なので、なかなか筆が進みません。
あれこれ考えているうちに思いつきました。
私はしゃべる事はまあまあ上手でした。学生時代、みんなに「上手いこと言い」と言われていました。
そこで、しゃべることから入ったらどうかと考えたのです。
大きなテープレコーダーを前にして、思いつくままに語り(←独り演説ですね)、その後、音声を文章に書き直すのです。
するとなんとか長文が書けるようになったのです。しばらくはこれでやっていました。
ところがこれでは、なかなかはかどりません。だいいち、誰もいない静かなところでなければできないのです。
そうこうしているうちに、書くときに1行行間を開ける方法を思いついたのです。つまり1行書くごとに1行開けて書いていくのです。
そうすると、間違ったら訂正することもできますし、書き足りないことがあったらその行間に挿入できます。
さらに思いつきました。
少々もったいないですが、ページの裏面は空白にしておきます。つまり、表面のみに書くのです。
すると後になって、多めの文章をつぎたしたい時、裏面に書き加えることができるのです。
この方法を思いついてから、格段に書くスピードが速まり、文章量も増えたのです。
書くことが非常に面白くなって、400字詰め原稿用紙10枚くらいなら、一気に書くことができるようになりました。
それから数年して、ワープロが世に登場したのです。
今現在(2023年)では、タブレット(Android)を使って文章を書いています。
それも音声入力でやっています。
頭に描いたシナリオに沿って、タブレットのマイクに向かってしゃべります。音声文字変換アプリで文章に変換し、それをテキストエディターにコピペして、校正するのです。
これが私の執筆方法としては実にぴったりで、大変重宝しています。
私の書き物好きのきっかけとなった、テープレコーダーに戻ったような感じがしています。
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〈つづく〉
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│いのうげんてん作品
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│①著作『神との対話』との対話
│《 あなたの人生を振り返る 》《 自分の真実を取り戻す 》
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│②ノンフィクション-いのちの砦
│《 ホスピスを造ろう 》
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│③人生の意味論
│《 人生の意味について考えます 》
│
│④Summary of Conversations with God
│『神との対話』との対話 英訳版
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