反乱−3
トライアは、仲間の能力詳細、宇宙船内で決定した作戦内容を、カインに一から説明をして・・
「そして、その宇宙船に、ノエル様達には避難してもらう。というのは、どうでしょうかニャ?」
これで、戦いにも集中できて、一石二鳥・・そう考えたのは、カインも同じだった。
「僕は賛成だ。よし!ようやく話し合いも終わりそうだな。」
これで、話が終了すると、誰もが思ったが。
「ちなみにだが、ミーナとセラは、後方支援に向かわせた方がいいか?マドレーヌは回復役として、後攻にいてもらうつもりではあるが。」
カインが、作戦内容を変更しようと、再び口を開いた。
「う〜ん。翔様たちは、かなり強いですけど・・後方にも、強敵がいる可能性も・・。なので、二人の内、最低でも一人はいたほうがいいと、僕は思いますニャ」
トライアは、そう言うと、セラフィナとミーナの方を見つめた直後・・
「だったら、セラが後方に行こうかな?」
と、背伸びをしながら、名乗りを上げたのは、セラフィナだった。
「待ってください。セラの高速移動。そして、レベルの高い風魔法は、前線には必要な能力だと、私は思います!」
マドレーヌは、そう提案をした。
「そうだな、マドレーヌの言う通りだ。セラ、悪いが僕と一緒に前線に来てくれ」
「は、はい。分かりました。(もう〜!後攻で、激しい戦いはせずに、のんびりしてようと思ったのにな〜)」
そして、現在・・
「『グラビティ』」
カインたちは向かってくる敵を、地面へ叩きつけながら、走っているところだった。
「カイン様。兵士達の相手は、私達がしますので、力を温存したほうが・・」
マドレーヌが心配そうに、カインの顔を見つめる。
「マドレーヌ、ありがとう。だが、この程度の出力なら問題ない!」
「・・ねぇ、カイン様。セラが先に倒してきましょうか?このくらいの敵、セラなら楽勝です(早く終わらしちゃって、帰ろう)」
そう言うと、セラの体から魔力が漏れ出る。
「そうだな〜・・いや、大丈夫だ。このまま走れば、ものの数分で到着できる」
「は〜い」
そして、数分後・・
カイン達は、翔とキラナが争っている現場に到着した。
ちょうど、門付近の敵を倒し終えたところに・・
「翔様〜!」
トライアは、翔の姿を確認するのと同時に駆け寄りだす。
「トライア・・それと、カインでいいのか?」
「ああ、僕がカインだ。後攻では、こちらのミーナが世話になる。ミーナの索敵魔法。そして、マドレーヌの回復魔法を役立ててくれ」
カインはそう言うと、ミーナの背中を押した。
「は、はい」
「よろしくお願いします、翔さん。そして・・」
ミーナは翔の横にいるキラナの方を見て、言葉に詰まってしまった。
「私の名前は、キラナだよ。よろしくね」
「よろしくお願いします」
ミーナは丁寧な口調でそう言い、2人へお辞儀をする。
「では。僕らは前線へ向かうとしよう」
カインの魔法・・重力魔法
リフレクト:相手を弾き飛ばすことができる。また、飛び攻撃、魔法弾も弾くことも可能。(威力は、込めた魔力に比例する
グラビティ:自身を中心に重力を発生させる。
手に魔力を集めることで、物を一点に引き寄せることも可能。(あまりにも重すぎるものは無理。最低でも、人間程度の重さはは可能)




