第6話 ちょうど良い機会だ
「ではお薬と湿布出しますねー。」
内科のスペシャリスト松島は塗り薬と湿布をシュージンに渡すとお大事にーと言いながら消えていった。
シュージンは出された塗り薬を傷に塗るとたちまち傷が治っていく。
「やはり凄いな、召喚獣は、万能ではないと分かりつつも私には万能と思えてしまう。」
「そうだな、さっきの内スペにも欠点が多いんだ。」
「内スペって略すんだ・・・」
ミシェルは疑問を率直に言ったがシュージンは続ける。
「まず、保険が効かない。」
「負担するのか!?」
「ああ、内科医とはいえ召喚獣、国の補助は無いからな。」
「いや、国が負担するとかじゃなくて・・・金を取るのか!?」
「そうだ、スペ松はコントラクトスタイルの召喚獣だからな。」
「さっきと略称が違う!そしてコントラクトスタイルってなんだ!?」
「ちょうど良い機会だ、召喚獣について教えておこう。」
「え?」
意外にも早くに召喚獣の謎について分かる時が来てミシェルは驚いた。
「え?いや?いいのか?」
「どうしたミシェル?」
「いや、知られて困るー、とか?そういうの?えっ?ないのか?」
「いや、俺と召喚獣の弱点知らないと普通に危険だし、召喚獣と戦う時に知っておかないと尚更危険だぞ。」
「あ、ああ、そうだな?」
「何故疑問形なんだ?まあいい。」
(すんなり過ぎて逆に怖い。)
ミシェルはこれまでのシュージンの奇想天外の行動により、まともな言動に対してまで警戒するようになってしまった。
ーーー
シュージンが言うには、召喚獣の分け方は大きく分けて5つの分け方があるらしい。
①操作の仕方で分ける三種類のタイプ。
②能力の行使の仕方で分けるスタイル。
③能力の目的別。
④召喚獣の姿。
⑤サイズ。
あと召喚石を使うか使わないがあるらしいのだが召喚石を使わずに召喚できるのは今のところ俺だけだから覚えなくていい。とシュージンが言っていた。
謎が一つ消えるかと思ったら一つ増えた。
続く




