チュートリアル2
「では、まずは依頼を受けましょう、カウンターにいってみてください。私はここで待っていますね」
「はいはい。」
軽く話を流して、俺はカウンターへとむかった。
「あの~依頼を受けたいんですが」
「あ、はい~」
カウンターにいたのは女性だ。長い髪をもち、いろは茶髪だ。
「新人勇者様ですか?」
「はい、一応」
「かしこまりました。ではこちらの依頼をお願いします」
そういうと、カウンターの女性は一枚の紙を俺に渡してきた。
「受けてきたよ」
俺は紙を右手に持ちさっきの女の子のところにもどった。
「あ、早いですね。え~と~名前はなんというんでしたっけ?」
あ、そういえばまだ言ってなかったな。
「松島颯人。君の名前は?」
「私はルナと申します。ルナ・ミラーレス。仕事は主に、ゲームを初プレイとなる方のごあんないです」
ルナは深々とお辞儀をした。
「それでは早速依頼をクリアしましょう。その紙を破いてください」
「や、やぶく!?」
そんなことをしていいのかな。
俺は、紙を二枚に破いた。その瞬間。辺り一面が一変した。
「な・・・ また、場所が変わった!」
いま、俺がいるところは草原だ。
「依頼を受けるところまではわかりましたね?では次のステップにいきましょう。あと少しなので頑張って下さい」
ルナは笑顔で言った。