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1.「凋落よ、喜ばしい」感嘆。作物の実りを喜ぶ歌は古くからあるが、その正反対。凋落の意味は「衰退」だが、植物への暗示と、外面や体面への暗示がある。転じて「死」をほのめかす。「喜ばしい」ことを言葉にするのだから、口や祈祷とのつながりがある。物事があって、そこに感情がつくのだから、まるで誰かに何かを与えられているようにも思われる。落→洛=都、転じて社会生活や日常生活全般の中枢を意味する。つまり、生活概念や規範が倒壊したのにも関わらず、「喜ばしい」と祈祷できる理由は何なのだろうか(反語付き)。以下ではそれについて述べると想定される。また、「喜ばしい」のヨ音は、前の字「よ」と同じ音で、句読点によって区切られていることからも、【意図された制御】を感じされる。考えすぎか?

1. 「コート~興じます」比喩。コートは「コード」。羽織るは「羽折る」。烏は「鳥」の不完全な反復。落水する田畑は【場所】を指すが、イメージは「ノアの箱舟」。【複数の視点】を意識した。終止形で終わらない。「見る」の変身・転位は、方言を混ぜるべきだった。総じて【大衆】を見る自分を皮肉(意識・無意識)した。

3.とにかく重そうなトランク。【実在の人物・実際の事件】。「曳く」は船のイメージを継承。「階」の話題は、物理的な上昇に関しても疑問が残るし(曳いて上がるのだから、階段が好ましいが、すごい大変)、俯瞰や【1の分裂】なんかも考えた。

中にはなにもありませんよ。←中の物を見られない=隠す、覆い。それを知りたいとする好奇や動機。その目・視覚の話題。計り知れなさ=【水のイメージ】。

4.目・視覚の話題。この連では、伝聞ではなく、あくまで見知ったという前提。【リスト】。船虫は悪女、自分の好きな虫、船。阿僧祇は数えられないくらい無限。「さめざめ」は船→ ←水の続き。

5.財布は無限の容量。懐中電灯は曳いた船を休めるための道しるべ、光り→啓蒙。


疲れた。


ここまで、比喩の解題のひとつとしては、『「社会」や「大学」という人を多く抱えて知や人生を導くべきところ、またはその信仰が、とりわけ衰退していくさま。』、これを批判したがる自分の散漫さを反省する自分=語り手。重さや無数さを意識したかった。つまりは崇高。とその挫折。

まるで自分が特別であるか(ノアの箱舟に選ばれたり、オデュッセイアになったりするかもという期待)のように感じるナルシズムは人生のなかで荒波に揉まれれば、いつか崩壊するもの。どういう姿勢で、落ちていく知(地、血、千)をまなざすか、この時代でどういう生き方をするかは、私の課題のひとつ。


以下の解題を省略する。


注【水のイメージ】は連帯を現す場合もある。

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