〜英語と早弁〜
体育の授業が終わった。
「あーぁ、やっと終わった…。誰かさんのせいで体育着泥だらけだよ。」と、僕は言う。
「さ、さぁ?誰だろうね、落とし穴とか作ったやつ。」と、竜司。
チラリと睨むと、竜司はあんなこと言ってるくせに体育着に泥ひとつ付いていない。
「竜司、ひとつ聞きたい事あるんだけどいい?」
「あぁ、何だ?なんでも言え」
「落とし穴作ったのお前だろ。」
「〆〆°$¥24々&/@?!………違う」
「テメェ3回ぐらい死んどけ」
「やだ」
まぁ、やっぱりこいつが犯人だったわけだが今は放っておこう。なぜなら次の授業は英語なのだ。
「Next is English! Oh, my GOD!!」
「雫、英語間違ってるぞ」
うん、嘘に決まってる。この僕が間違うわけない。
僕(雫)の中で英語=早弁の時間て事になっている。だってお腹減るじゃん?
〜英語の授業開始〜
あ、今日はALTか。 *ALT→授業でくるあの外人だよ。
ガラカラ
ALT「stand up please、Hello everyone.」
まぁ、こんな感じでいつも通りに進むわけさ。。。
では早速弁当を食べるとするか。とは、言っても堂々と食べるわけではない、ちゃんとバレないように食べる。
いつもしている作戦はこうだ。
まず、ご飯類は膝に置いといて見計らいながら食べる。おかずは教科書で隠す、これが案外うまくいく。そして、箸を使わずに全部爪楊枝で刺して食べる。そうすることで、口いっぱいに食べずに先生が来てもその一口だけを食べて、おかずを教科書で隠すだけで大丈夫なのだ。ご飯は角度的に見えない。
……これで何回早弁してきたか…。
早弁のプロフェッショナルといって欲しい。
こうして英語の授業があっという間に過ぎた。