二つの国
なんやかんや色々あって俺達はまず自己紹介をすることにした
「俺は、飛波 志強だよろしく」
俺は自分の紹介をてきとうにすませた
好きなものとか言ってもこの世界になかったら分かんないだろうし今言えるのはこれくらいだな
それ以前に好きなものなんてなかったしな
俺がそんなことを思っていると狼の方が自己紹介を始めた
「俺は、ロウだ!よろしく!」
ロウはそう言って俺に笑顔を向けた
さすが異世界、名前もやっぱり変わっている....いや、ここでは俺の方が変わってるのか
「わしは、コクリルだよろしく頼むぞ」
コクリルもロウと同じく笑顔を見せてそう言った
「さて、何から話せばいいかのう.....そうだな、まず自分のことからしってもらうとするかのう」
自分のこと....種族のことか。見た感じ俺は....竜族?か
「君は、わしと同じ竜人族だ」
竜人族....コクリルじーさんは人の要素がまだ...いうか人の要素の方が強いのがわかるけど、俺は完璧に竜の姿でしかないけど...
「姿がわしと違うと思っているかもしれんが、その事は後で話そう.....まず種族の説明じゃ。この世界には人族、獣族、獣人族、魔獣族、魔人族、竜人族がいる....まず人族からじゃ、人族は一番最初の人種...いわば魔人族と竜人族と獣人族の一番最初の姿じゃ」
つまり、人族は俺がいた世界で言う普通の人間のことか
「次に獣族...まぁ家畜や動物たちの事じゃ」
まぁ、それならこっちの世界にもいた
「獣人族は、知力の高い獣族が人族と会話しはじめたのがきっかけに生まれた種族じゃ、まぁロウの事じゃな」
へぇ~人族と獣族の間の子ってわけでは無いんだ
「魔獣族と魔人族は邪なる神を崇拝し続けるものたちのことじゃ...元々はこんな種族は居なかったのだが...ある人物の誕生により生まれてきてしまった....まぁ、このことも後で話そう」
きっとそのある人物って言うのが邪なる神ってやつなんだろうな...それを崇拝しはじめた人族、獣人族のことを魔人族、魔獣族と呼ぶって事なのかな
「最後に竜人族じゃ、竜人族は竜族とも呼ばれている...ただ、私生活の間は人族とほぼ同じ姿で生活するため、竜人族と呼ばれるようになったのじゃ」
てことは、俺も人の姿になれるってことだよな?そしてコクリルのじーさんも今の俺の姿になれるってことだよな
「次に、種族の関係についてじゃ」
種族の関係...やっぱり敵対したりもしているのか?
「わしたち竜人族と獣人族、それから人族と獣族は基本的には仲間である...そしてそれらの種族をまとめている国がニホン国じゃ」
「な!!?」
俺は驚いてつい声を出してしまった
ニホン国って日本のことだよな....これは偶然なのか?
「どうしたんじゃ?」
「い、いや別になんでもないです...」
「お前やっぱり頭打ったんじゃねーの?」
「うってねっつの!お前に蹴られたせいでは打ったけどな!」
「そ、そんなことあったっけ」
ロウは明後日の方向を向いてそう言った
こいつ、後で殺す!
「まぁまぁ、で魔獣族と魔人族もわしたちと同じように国をつくりまとめている...その国の名をフリマレル国」
フリマレル国...こっちの方は聞いたことがないな、まぁそれが普通なんだけど
「言うまでもないが、ニホン国とフリマレル国は敵対をしている」
敵対しているってことはお互いの目指すところが違うって事だよな?
「ニホン国は、全ての種族が仲良く暮らすことのできる永遠の平和を目指している....しかしフリマレル国のものは、ニホン国の目指す平和は間違っているといって種族はその種族だけでまとまるべきだと唱えているんじゃ」
う~ん、どちらの意見も間違っているとは思えないな....
「しかし、フリマレル国はいっている事とやっている事が全く違うんじゃ....普通そう望むのであれば、ニホン国に攻撃は仕掛けずに大人しくしているだろう、ニホン国もそれをわざわざ攻撃するようなことはせん。しかし、フリマレル国は必要にニホン国に攻めいってくるのだ...」
確かにそうだ、それにフリマレル国だって二つの種族で構成されている
「おそらく、フリマレル国は別の理由があってわしたちと敵対しているのだろうとニホン国は考えている」
なるほど、とりあえず敵対していることだけは分かった
それよりこの姿を早くどうにかしたい
「とりあえず、こんなところじゃ」
「えっと、この姿をどうにかしたいんですけど....」
「おおそうじゃったな、忘れておった」
「もうそれで良いじゃん」
「この体じゃでかすぎてここじゃ動きにくいだろ」
「そうじゃな、とりあえず外に出てくれ」
外?そんなに動いたりするのか?
まぁいいや、人の体になれるなら
今回は世界についての説明ですね
まだちょっと気になる点などがありますけど、おいおい説明していこうと思ってます