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ぴいちゃん日記  作者: 虹色
出会いは高2の春
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陽菜子’s Diary 6月3日(金)

<陽菜子’s Diary>



6月3日(金)


藤野くんにノートを貸すのが終了。


今日、日本史のノートを返してもらったら、私が間違えて書いていたところを直してくれていた。

朝は中を見ないで受け取って(だって、今まで何もなかったし)、日本史の授業が始まったときに開いたら、私が寝ぼけて間違えて書いていたところに、自分じゃない字でコメントが入っていてびっくりしてしまった。

思わず大きな声が出て、恥ずかしかった!


すぐに藤野くんだって気付いて、念のためほかのページも見たら、初めの方から何か所も直してくれていた。

ありがたかったんだけど、変な間違いばかりで、それを見られたのはものすごく恥ずかしい。事前に直してから貸すべきだった・・・。


よく考えると、生物はどうなんだろう?

試験前に見ればいいやと思っていたけど、間違えたまま、藤野くんに貸してしまった。間違いに気付かないでいたら申し訳ないな。


ノートを貸したのをきっかけにして、藤野くんと少し話せるようになった。

でも、あんまり仲良くしすぎないように気をつけないと。・・・普通の友達の範囲ってよくわからない。でも、藤野くんはなんとなく話しやすい。落ち着いた感じがするから、かな?ちょっと冗談を言って、反応を確かめてみたくなる。

だけど普段、私は男子とはあまり話さないから、藤野くんと特別に仲がいいと思われてしまったら、藤野くんに悪い。


日本史のノートは、自分以外の人の字が書いてあるのが不思議な感じ。添削されたみたい。

でも、なんとなく楽しい。


中間テストはもうすぐ。

日本史は苦手だけど、わざわざ間違いを直してもらったし、頑張らなくちゃ!






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