第16回
この物語は、フィクションです。登場する団体や個人は、実在しません。
また、登場する団体や個人は、実在の物と関係ありません。
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闇探偵 西園寺 美園(16) 相良 凌
2 美園 初の闇探偵業(15)
「それでいいわ! 上沼垂さん、よろしく!」
と、紗些平と名乗る女性が言うと、彼女と西園寺は、上沼垂の車を、こっそり降りて、紗些平と名乗る女性の車に戻った。
その、紗些平と名乗る女性の車の車内。紗些平が、吟勇会のものと見られる、黒塗りの車を見ながら、
「あの車、出発するわ!」
と、言った。
動き出す黒塗りの車。
「本当だ! 上沼垂さん、上手くやってくれますかね?」
西園寺は、不安を滲ませた。
紗些平と名乗る女性は、
「上沼垂さんなら大丈夫! あの人、あー見えてプロよ!」
と、自信満々に答えた。
それでも、西園寺は、食い下がる。
「でも、相手もプロの暴力団ですよ・・・」
「あの人は、プロが相手でも調査できる実力の持ち主・・・。私が頼るぐらいの人よ。ヘマは、しないわ!」
との、紗些平と名乗る女性の言葉に、西園寺は、
「そうですね。今までも、探偵相手の調査をした事が有るくらいの人ですもんね! 上沼垂さんを信じましょう!」
と、納得した。
ちょっとしてから、上沼垂の車が動き出す。
「あ! 上沼垂さんの車が動き出した!」
西園寺は、後を見て、確認した。
紗些平と名乗る女性が、つぶやく。
「対象の車、私たちが来たのと、別の道を行ったわね・・・。」
西園寺が応じる。
「どこに、行くつもりですかね・・・」
「上沼垂さんの報告待ちね・・・」
紗些平と名乗る女性が、溜息混じりに言った。
「上沼垂さん、対象の車が動いても、しばらく動きませんでしたね・・・」
との、西園寺の疑問に、
「対象に気取られない為よ。一流の探偵だから基本は、心得ているわ!」
当たり前のように語った紗些平と名乗る女性。
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探偵の助手時代の西園寺美園も登場する、より、スケールの大きい、相良 凌 作品 特命探偵シリーズをよろしくお願いします。(下の〔【VictoryProjectWin☆特命探偵シリーズ☆】〕のリンクからアクセス出来ます)




