表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
退廃世界のパラドックス  作者: アマテル
退廃世界0章∶そして、始まる物語
2/33

2.名前

 目を覚ますと、そこは何処かの家の中だった。外から差す淡い光が、唯一の光源の薄暗い部屋の一角。

 全身の倦怠感から、起き上がることが出来ない。恐る恐る視線を左腕に移すと、腕全体に黒に近い青紫色の血管が走っていた。

 手は変異が特に酷く、指が三本しか残っていない。親指は鋭利な鉤爪を生やし、人差し指は中指と、薬指は小指と溶けるように混じり合い一つと化している。

 想定よりも汚染速度が早い。全身の倦怠感は、全身に汚染が広がっていることを表している。

 全身が熱い。喉が痛いほど渇く。加えて、変異による恐怖。昔、一人で病気に掛かり、死を予感した時の方が数段気が楽だった。


「あぁ、目が覚めたのか」


 女性の声が聞こえ、起き上がろうと肘を付くが力が入らない。産まれたての子鹿ですら、もっとまともな足取りだろう。

 静かな室内に俺の荒い呼吸と彼女の足音が響く。


「無理に動かなくていい。欲しいものは?」


 俺は即答しようと声を振り絞る。


「みず……を」


 自分の声だとは思えない程の掠れ声を出すたび、喉に亀裂でも入ったかのように痛みが走り、喉奥から血の匂いが滲み鼻に広がる。

 何かを漁るガサガサという音が聞こえ、数秒の後に口元に水筒を押し当てられる。


「ゆっくり飲むといい」


 言われるがまま、俺は水を飲む。冷たい水分が喉から胸に、胸から全身に染みる感覚を覚える。

 誰かに飲み物を飲ませてもらったのは、子供の頃依頼だった。幼少の頃、ジュースを母に飲ませて貰った記憶が蘇る。自分にとっては十年前の記憶だが、この世界にとっては半世紀近く昔話だ。

 昔の記憶が頭の中を錯綜し、目尻が熱くなる。

 思い出される母との記憶、顔も思い出せない父との記憶。雪が脳に回り、記憶障害を起こしていると実感した。

 残された記憶はカウントダウンのようなものだ。記憶がなくなった瞬間、それは脳の変異が完了した瞬間。俺の自我が無くなる瞬間でもある。

 テセウスの船というパラドックスが脳裏に過る。ギリシャ神話に登場するテセウス、その船は少しずつ 少しずつパーツを入れ替え、最終的には全く同じ見た目の新しい船となった。それは元の船と全く同じ物と言えるのか、というパラドックスだ。最も、雪による変異の場合、肉体の全て変わるのだから同一人物と答える人の方が希少だろう。


「すまないが、名前を聞いても?」


 彼女にそう言われ、あることに気が付いた。名前が思い出せない。ので、俺はパッと思いついた名前を口にした。


「テセウス……と」

「テセウスか」


 名乗ってみて気が付いたが、妙にテセウスという名が口と耳に馴染んだ。以前にも名乗り、呼ばれた様な感覚。それは確信に近い。

 最近は記憶障害が激しく、かつての大切な思い出すら今は空白が支配している。昔は一人では無く、他にも仲間が居た。そんな気がする程度しか思い出せない。

 再度、漁る音が聞こえた直後、右腕に何かをはめられる。


「少し痛むよ」


 忠告と痛みは同時に訪れた。まるで手首を何か鋭い針が貫通するような痛みが走り、全身を駆け抜ける。俺は思わず飛び起きた。


「痛ッた!」


 そう言いながら、身体が動くことに驚く。さっきまでの倦怠感が消えていたのだ。全身の痛みも、次第に引いていく。

 痛みが走った右腕を見ると、ブレスレットに似た鉄製の機械が装着されていた。白い色合いの本体に、青い発光するライン。人間の身体に合ってはいるが、この技術が人間のものとは到底思えない。


「こちらの言葉で言う生命維持装着のようなものだよ」


 身体が自由になり、声の主の方を向き俺は困惑した。

 声は公園で聞いた時のままだ。しかし、彼女が異星人には全く見えない。

 白く透き通ったきめ細かな肌、艷やかな白い長髪、整った顔。人として違和感が有るとすれば、背中に生えた翼と光の反射なのか色が変わる瞳。しかし、この違和感は変異者と名乗られれば信じざる負えないだろう。

 衣服はボロ布をそれっぽく見繕った程度だが、これくらいなら外界ではよく見かける。

 公園でみた異星人の記憶が勘違いだったのだろうか。考えるより聞いたほうが早いと思い口を開く。


「見た目が……変わった?」


 そう聞くと、彼女はにんまりと笑いながら答える。


「綺麗だろ?私は、君達が異星人と呼ぶ者の中でも希少でね。身体の構造を変えることが出来るのさ。姫だからね」


 身体の構造を変えるということは、環境に適応するようなものなのだろうか。それとも、昆虫の変態のような事を指すのか、全く見当が付かなかった。


「それは、この星の種族に紛れるための擬態みたいなもの?」

「違うよ」


 異星人の姫が俺の顔に両手を添える。頬で感じる彼女の体温は、人間と遜色ない。変異者よりも数段人間に近い。というよりも、最早人間そのものだった。


「種の繁栄、といえば言いのかな?決めた相手とつがいとなる事でその土地で種を繋ぐのさ。要するに」


 彼女が顔を近付け、額同士がぶつかる。


「私の伴侶に成ってくれないかい?」


 思考停止した頭が機能する前に口が勝手に動いた。


「不束者ですが、よろしく」


 彼女はその答えを受け取ると、微笑んで返した。

 異星人の結婚方法がよくわからないので、そのまま呆けていると、床に置いてあった小型のデバイスが点滅し始める。USBに似ているが、それよりは一回り程大きく白い機械は、見覚えのない文字を浮かべている。


「すまない、ちょっと連絡が」


 この世界で生きた通信機が有るのは、流石異星人と言ったところだろう。彼女は部屋の奥に移動すると軽い返事を二三度返し、通信を切断した。


「どちら様?」

「私の騎士から、合流地点の共有だね」

「合流……。あぁ、あれはやっぱり墜落してたのか」


 俺は彼女と出会った場所を思い出していた。雪に埋没するほどの勢いで不時着したコールドポッド、その中にいて無事なのは、恐らく彼女達異星人の科学力が有ってこそだろう。人間の科学力なんて遠く及ばない気さえしてくる。もっとも、その人間の科学力は既に無に等しい程退化いているわけだが。


「襲われたときに避難用のカプセルに隠れてね、偶然作動してって感じかな?まぁ、詳しい話は後で共有するよ。今は移動しよう」


 彼女が窓の外を見たので、釣られて見る。白い明かりを帯び始めた空が、出立の鐘を鳴らす。

 

「もう、こんな時間だったのか……」


 日の傾きからして昼過ぎ。冬が近く、日が沈むまで時間が少ない事を鑑みるに、移動が出来るうちにしておくべきだと出立の支度を始める。



 ・・・



 彼女と二人、確かな足取りで雪の海を進む。ここで暮らしていたのは、俺のほうが遥かに長い筈だ。なのに、慣れた軽快な足取りは彼女の方で、笑顔を零す余裕すら見える。

 彼女の純白の肌と雪の舞う幻想的な言葉に、俺は吐息を零す。

 彼女の装備は、普段根城にしていた場所から取り出した。予備の装備と共に、偶然彼女の使えそうな女性の装備が紛れていたのだ。


「マスク無しで大丈夫?」


 人間と同じ姿でマスクを外しているのは、流石に違和感を覚えた。

 昔、雪が降ってなければマスク外しても大丈夫だろうと思って、誰かと一緒に痛い目を見た気がする。きっと悪友と呼べる間柄だったのだろう。

 雪は目に見えない微細なものでも汚染効果を持つ。そのため、どうしても過敏にならざるおえない。


「問題ないよ。これは、私達にとって無害だからね。言っておくと、生命維持装着を付けてればある程度耐えれる筈さ」


 ある程度が異星人基準であるため過信はできない。象と鼠も同じ動物でありながら毒の致死量が変わるのだ。人間と異星人では物差しが違う。

 彼女は人間に近いとはいえ、異星人であることに変わらない。少なくともマスクが機能する内は頼らない方が身のためだろう。


「お守り程度に考えとくよ」


 彼女の後ろを歩き、装備がちゃんと彼女と合っているのか様子を伺う。

 身体をすっぽりと覆うフード付きのコートの腰に、無造作にあの光線を放った銃のような武器がベルトで強引に付けられていて、暴発しないかヒヤリとする。


「その銃、燃料は電気?」


 昨日、目撃した閃光からして実弾とは思えない。生き物の頭部を弾き飛ばすほどの兵器が、片手サイズに収まっていると考えると恐怖すら覚えそうになる。


「緊急ポッドにある護身用のものだからね、残弾は残り四発しかない。兵士投下ポッドなら、まともな武装が有ったんだろうけど」


 という事は、最初の一発以降撃っていないなら弾は五発しかない事になる。護身用とはいえ、武器は武器だ。五発しかないのは使い手目線だと心許ない。


「リロードは、出来ないの?」

「リロードもリチャージも出来ないよ。緊急ポッドは、性質上すぐに乗り込める様に成っててね。本格的な武器を入れとくと利用されかねないから」


 それに関しては一理あると思った。実際、人間の船も非常用船に拳銃なんて備え付けないだろう。有って信号弾のようなもので、弾は一発が関の山。だとすると、彼女の手にしている銃はさしずめ救難信号と護身用の兼任といった感じな気がする。


「そう言えば、名前は?」

「名前はまだ無いよ。私達の種の姫は、婚約のときに名前を伴侶に付けて貰うのさ。逆に結婚しているのに名前を変えるのは、離婚を表す」


 変わった文化だと思ったが、星を跨いで居ることを考えると、案外人間に近そうに思える。

 人間も結婚すれば姓を変えるのだ。それに、彼女のような姫は名前が無くとも、何番目に産まれた王子なのか姫なのかでおおよそ会話が成り立つ。


「指輪交換みたいなことか」


 俺の一言に彼女は頷く。


「婚約して、その相手が名前を発音出来なかったら嫌だろ?実際、この体になって騎士の名前が発音出来なくてね。彼には苦労を掛ける」


 確かに、魚や虫に人間の言語を喋れなんて言って出来るはずも無い。身体の構造が変わる弊害と言ったところだ。


「ちなみに、君が名前を付けるなら何と付けるんだい?」


 女性の名前と言われ、真っ先に名前が浮かんだのは桜や椿と言った植物関連のものだ。最も、桜は今でこそ縁起のいいものとされているが、ルーツにはダークな要素が含まれている。椿も散り際に美学を見出した武士道から来るものが多く、姫に付けていいかと聞かれれば疑問だ。

 少し考えた後、ある花のことを思い出した。


「ハスキかな?」

「ハスキ?」


 彼女が首を傾げたので説明する。


「蓮の姫でハスキ」

「蓮……。あぁ、雪を泥と例えたのかな?」


 俺は頷く。

 蓮は泥から咲くが泥に染まらない、と言う中国の言葉は日本でも有名だ。雪の中で生きても変異しない彼女には、合っていると思った。

 それに蓮は、様々な神話や伝承でも特別な意味を持つ神聖な花だ。名前に使ったとしても失礼はないだろう。

 俺は彼女が妙にこちらの言語に詳しいと思い、少し探りを入れることにした。


「それに、俺達一蓮托生だし」

「気に入った。言葉遊びは私も好きだ」


 俺の言葉にハスキは微笑んで返す。

 やはり、意味が伝わっている。同じ地球出身とはいえ、日本人と外国人はおろか、同じ日本人でもここまでスムーズな会話は難しいだろう。


「にしても、こっちの言葉について詳しいね」

「翻訳機と検索機の併用をしてる。それに、私達がこの星に訪れる時にインターネットだったかい?それから情報を抜き取っていてね。下手したら、今生きてる人よりも詳しいよ」


 それは笑えないとばかりに苦笑いで返す。が、有ることに気が付きそれを引っ込める。

 この星に訪れる時に情報を集めていた。と言うには、ここにこの星が有る事を、なんとなくだが知っている様に思えたからだ。


「そう言えば、ハスキ達がこの星に来たのは何で?」

「君達が、自分の星の場所を印した地図を送ったのではないか?」

「あぁ、あれか……」


 どこぞの組織が宇宙に、この星の情報を発信していたことを思い出した。確か、あの中には地球や太陽系の位置を表したものもあったはずだ。暗号めいていて、寂れた図書館で始めてみた時には、頭に疑問符しか浮かばなかったが、彼女達からすれば新聞のクロスワード程度の難易度なのかもしれない。


「侵攻に関しては、私達の星の者ではあるが……いわゆる別思想の者達がいてね」

「思想」

「私達、母星は昔に滅びている。その代わりに何隻かの方舟で暮らしていてね。正直な話、不自由がないんだ。自給自足も出来るしね。でも新たな母星を求め、自分達の住める環境に作り変えようとする者達も居る」


 口振りからして、彼女は方舟でも事足りると言う考えなのだろう。

 正直な話、この考えは双方理解できるものだった。

 時給自足出来れば事足りる。故に方舟以外に居住地は要らず、他の星にまで手を出す必要はないと考える派閥。燃料が必要なら、そのたびに適当な星から材料を回収すれば十分に思える。俯瞰的に見れば、確かにこっちが正しいだろう。

 対する派閥は、大地に根付こうとする思想を持つ。もし、自分が方舟で生活していたらどう思うだろうか。

 SF小説なんかに出てくる宇宙船やスペースコロニーを見て思ったことがある。何て閉鎖的な空間なんだろうと。上下左右に限りがあり、足元は言ってしまえば鉄の板に過ぎない。そんな中、母星の話を聞き夢を見るのだ。天井のない空を、足で感じる大地の力強さを。そこに焦がれるものがあるのは疑いようもない。

 さしずめ、『方舟平和主義』と、


「『方舟分離主義』ってとこ?」

「良いネーミングセンスだ。で、方舟分離主義者達の目の前に生命が暮らすことができ、環境も本来の母星と似ている星が有るっていうではないか」


 要するにタイミングが悪かったのだろう。ここまで方舟分離主義が活発化する前ならば、ハスキのような平和主義者が地球に向け、方舟分離主義者達のことを警告しそうなものだ。


「ついでに言うと、私達と彼らは仲が悪いんだ。で、襲われて不時着したと」


 何となくその描写は想像出来た。宇宙に居たであろうハスキを襲えるものといえば、同種の異星人くらいしか居ない。王族ともなれば、標的にもなるだろう。


「少し暗くなってきたな……」


 日が雲に隠れてしまった。時間からして、このまま日が出る前に夜を向かえるだろう。その前に一晩明かせそうな場所がないか辺りを見渡す。その時、何処かから声が聞こえた気がした。


「聞こえた?」


 彼女がそう言い、気のせいではなかった事を理解する。そして、再度耳を澄ませると女性の助けを求める声が耳に入った。


「悲鳴だ!」


 悲鳴は森から聞こえた。

 人類が滅び、自然に返った広大な森林。森そのものが変異している為、普段なら立ち入らないが。

 ハスキと視線が合い、ほぼ同時に頷く。どうやら、彼女も同じように救えるものは救う主義なのだろう。



・・・



 森に突入し、その入口で標的を捉える。

 変異獣に囲まれた女性は丸腰同然で、悲鳴のお陰で迷う事無く最短距離でこれたので、ギリギリ間に合った。

 変異獣は猪似ているが背骨が隆起していてヒレのような形状をしている。


「い、いや……」


 変異獣が彼女を捉えた。突進の姿勢を見せたので即座に触手の弓矢を構え、呼吸を整える。

 変異が進んだ影響か、触手の動作が早く成っている気がした。そう感じたのは、呼吸を整える時間がいつもより長く思え、頭が冷静の状態になれたからだろう。


「スゥ……」


 放った直後、確かな手応えを感じた。矢は変異獣の頭部を粉砕し、地面に突き刺さる。

 左手が変異した影響で弾道がズレないか危惧したが、放ってみて寧ろ前よりも狙い通りに矢が飛んでいく気がした。それに、触手の硬度も上がっており、硬化持続時間も伸びている。前ならば貫通こそするが、粉砕には至らなかっただろう。

 自分が人間では無くなりつつ有ることに嫌な感覚を覚えるも、その感情を胸にしまう。


「大丈夫?」

「あ、ありがとうございます」


 彼女に怪我がないか確認する為に近寄る。その時、あることに気がついた。彼女が軽装だったのだ。雪に触れない様に肌が露出しない服ではあるものの、その服装は最低限も良いところ。長時間の探索に向いているとは到底思えない。それと同時に、服に付着している雪の量が極端に少ない。

 考えが結論に至る前に口が勝手に開いていた。


「このあたりには変異獣が出やすいんですか?」

「最近になって、前は居なかったのに……」


 反応からして、彼女のコロニーがここに近いようだった。

 次に休める場所に着くのがいつかなんて判らない。コロニーなら野宿するより格段に安全と言える。彼女には悪いが、理由を適当に見繕い流れで一泊させてもらうのが良さそうだ。


「さっきの仲間が居るかも判らない。コロニーまで護衛を……」


 そこまで言った後でハスキの事を思い出し口が止まる。が、確認する間もなく答えが返ってくる。


「私もそれで構わないよ」

「ありがとうございます!それなら安心です!!」


 笑顔で先導する彼女の裏で、ハスキが俺の脇腹を肘で突く。彼女に下手な演技は通用しそうにない。


「君は機転が効くな」


 彼女も恐らく、同じ考えだったのだろう。

 この手の交渉は長く過ごしていた分、俺の方が向いていそうに思える。が、彼女の頭の良さからして、直ぐに交渉技術も上がりそうだ。

 そんな才能溢れる彼女に褒められて、正直悪い気はしない。俺は少し照れながら、


「伊達に生き残っていないから」


 と返した。

 王族の血について

 異星人の王族には『決めた相手と同族になる性質』がある。伴侶として決めた相手に触れる事で、その種族を真似るのだ。

 かつて、この性質を利用し、王族の血や細胞に特定の信号を流す事で、この事象を故意に起こせるのではと言う実験がある王子のもとで行われる。結果として、王族の血を万能細胞として扱う事が可能となり、医学は発展した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ