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チートロン対迷宮ドラゴン

俺は意識を洞窟内のセーフゾーンにあるプロトエグゾに移行して再び探索活動をした。


深層のマッピングは順調に進み、56階層までテレポータルを繋いでいる。


一度行った場所なら直ぐに転送できるので物資の運搬も容易だ。


移動に消費されるプラズマエネルギーも濃密なので問題無し。


(,,,,スキャン中,,,,未知の金属,,,データにアクセス中,,,,オリハルコン鉱脈,,,アダマンタイト鉱脈,,,竜鱗の欠片,,,未知の建造物,,,,詳細はカテゴリ『歴史』を参照してください,,,,膨大な特殊プラズマエネルギーを検知,,,未知の生命体の可能性,,,,,)


なんだ?


俺は洞窟内を進むとこれまでとは変わった構造の迷宮に入ったと確信した。


まるで巨大な神殿のような形をしている建物があるが、おそらくここが最深部だと思われた。


神殿に首をもたげるのは巨大なドラゴンだった。


ドラゴンはこちらを見つめて、響き渡る咆哮を発した。


グァァァァァァォォォォォォォ!!!!!!!


(,,,,ス,,ススス,,,スキャン中,,,,,エラー,,,,,エラー,,,,,エラー,,,,,,,該当する生命体,,,,,,データにアクセス出来ません,,,,,,,,,)


チッ!干渉波を出されてポータルとのアクセスが途切れた。


スタンドアローン状態になってしまったという事だ。


【全く、、、、こそばゆいと思ったら、これはお前の仕業か?】


「ダトシタラ・ナンダ?」


ドラゴンは後ろ脚で首を掻きながら眠そうに欠伸をした。


【ん?まぁ久々に?いや、一体どれくらいだったかな?今起きて調べたらオレ様の巣がバカみたいにデカくなっていて、しかも穴だらけになっていてな。所々お前の魔力の残滓を感じたからな。他にも魔物にもあちこち穴が開けられているな。申し開きはあるか???侵入者よ。。。】


俺を睨むドラゴンはやる気の様だ。


確かにプラズマ量は膨大かもしれないが、俺もただ準備もせずに潜ってた訳じゃない。


(コンバット・プロトコル起動,,,,バッテリー・リミッター解除,,ラウンド・レジスタンス・フィールド防衛システム,,,,,,ウェポンコントロールシステム,,,,20.0mmバルカン,,,,チートロン・マルチパーパス・カタナバール,,,チャージレーザーウェポン,,,チャージ率2%,,,,プラズマ・インパクト展開,,,,,,『ステルス化』,,,,『パラライズ化』,,,,『高速再生』,,,,,『ストレングス化』,,,,『ビースト・ラン』,,,,敵対的生命体を排除します)


ブウゥゥゥゥゥン!!!ドガッ!!!


早速ドラゴンの尻尾が鞭の様に跳んできた。


プラズマ・インパクトで衝撃を和らげた筈なのにプロトエグゾの巨体が弾き飛ばされたのだ。


『高速再生』でポリマーが自動修復される。


お返しとばかりにこちらもバルカン砲を連射する。


ブォォォォォォォォォォォ!!!!!!


着弾した横っ腹部分のドラゴンの鱗が弾け飛んでうっすら血が滲んでいる。


【ぐぁぁぁぁ!!!????貴様!!!!やりおったなぁぁぁ!!!!】


鉤爪フックが飛んでくるがヒョイヒョイと獣の様な動きで(かわ)す。


【ぬっ!!??素早い!!??】


俺は鉤爪にカタナバールを振るうとドラゴン自慢の爪がスパッと斬り飛ばされた。


【うっ!!??うわぁぁぁぁぁ!!!!!???オレ様の爪がぁぁぁぁぁ!!!???イタイイタイ!!!!】


『パラライズ化』は攻撃対象のプラズマ保有値が大きいとうまく作用しない様だ。


しかし『ストレングス化』とプラズマ・インパクトの組み合わせはドラゴンを圧倒した。


半狂乱になったドラゴンは大きく息を吸い込んだ。


【ふォォォォ!!!!】


ドラゴン・ブレスだ!


超高圧のプラズマジェットを直撃すればいくらプロトタイプエグゾでも無事では済まない!


ドガァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!


(ラウンド・レジスタンス・フィールド防衛システム展開,,,高プラズマを吸収しきれません,,防御決壊まで,,,5,,4,,,3,,,2,,,,1,,,,レーザーウェポンチャージ完了,,,ターゲット・ロックオン,,,)


キュイイイイイイイイイイイ!!!!!!


ドラゴンブレスは真っ赤な一筋の光に両断されてドラゴンの左腕と左脚を切断した。


【アギャァァァァァァァァ!!!!!!ヤメデヤメデ!!!!イダイイダイ!!!!タズケデェェェェェ!!!!!!!】


レーザーは超高温で焼き切る為に傷口は止血されるため、急所を外れれば死ぬ事は少ない。


ドラゴンは今、この世のものとは思えない苦痛を初めて味わわされているに違いない。


【うっ、、、、ひぐっ、、、もう、、、逆らいません、、、だのむがら、、、いのぢだげわぁぁぁ!!!!!】


ん?


ドラゴンの身体がどんどん縮んで、何故か少女になってしまった。


無惨な傷口を晒した頭に角を生やした真っ裸の少女がそこにはいた。


「オイ・イソイデ・ショチ・シナイト・キズグチ・カラ・クサルゾ」


俺は捥げた腕と脚、それと少女を拾って急いでテレポータルでセーフゾーンに戻った。

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