鋼鉄の覇道
「何者だ!!!???」
「おい!貴様!なんだそれは!」
オーガ・モーガ山から南にある街パペットグラスの入り口で立ち往生させられ、ロボットに乗った女性、ミリアはイラついた。
「あ?いま、アタシの神様に、『ソレ』とか言った?死にたいの?」
ズガガガガッ!!!
ミリアはCPMSのチートロン・グレート・アックスを乱暴に立ち木に振るった。
自然破壊し過ぎだろ。
「シュウイノ・ケイカンヲ・ソコネマス。マキワリハ・ホドホドニ。」
「はーい!・・・アンタら、聞いてた?今のが神様の声、鋼神様よ?今のはゴーレムがした、ただの薪割り・・・そうよね?」
「「はい!そうですね!」」
街の衛兵は姿勢を正して吹き飛んだ森林を見つめていた。
「後であの薪、片付けときなさいよね?あとアンタ、鋼神様に謝りなさいよ。不敬よ?」
「はっ!はいっ!?すみませんでしたっ!!」
ポッドから降りたミリアは集落の長がしたためた公的な書類を出していた。
「ほら、集落のクロガネから来た、『鋼鉄教団』のミリアよ。不届きな冒険者ギルドを『鋼鉄の聖女』たるアタシが断ざ・・・いえ、忠告しに来たのよ。我らが神の怒りを買う前に、討伐依頼を取りやめなさいってね。」
既に先制攻撃は始まっているのだ。
平和だったはずの小さな集落が領主やギルドに武装蜂起など聞いた事もない。
慌てて逃げてきた衛兵の報告で、領主が私兵で冒険者ギルドの守りを固めるが、ミリアはそんなのお構い無しだ。
「ひゃっほー!!鋼鉄の加護あれーっ!!」
槍を投げつけられようが魔法だろうが止まらずにミリアは冒険者ギルドの壁をぶち破って冒険者達を叩きのめした。
プラズマ・インパクトを和らげて弾力性を持たせてて良かった。
死人が出ない程度に怪我させて助かる。
「良いか!クロガネの地は鋼神様が座す場所だ!!!『鋼鉄教団』の力をしかと見よ!!」
俺はマジックソナーで領主城をスキャンした。
あらゆる射角から人的損害が出ないように計算し、105TKGを発射する。
(プラズマ・インパクト機能展開,,,,圧縮,,発射,,,)
ドン!!!
腹の底に響くような爆裂音と共に城壁が派手に吹き飛んだ。
「ひゃっほー!!!」




