名詞、接頭辞、数詞、動詞
・格
チーニャ語は四つの格を持つ。主格、属格、対格、時格である。以下の語形である。
主格-ø
属格-i
対格-udhat
時格-dhyu
主格は無標であり、「…は~である」の文の「~」や自動詞の動作主、幾つかの他動詞の直接目的語(与格)に用いる。
属格は修飾に用い、Ai-Bで「AのB」を意味するが、一語化したものはこの限りではない。属格の表記と発音とに関して、yで語幹が終わる名詞の場合、属格の「i」は表記されるが、エルタシア方言(首都方言)では発音されないという規則がある。
対格は動詞の動作を受けるものなどに用いる。
時格は時間に用いる。
・数
数は普通明示されない。典型的なチェパンブリ言語連合の特徴を持っており、複数明示の際に名詞を重ねる。
・接頭辞
方向や並列を表す。主なものは以下の通り。
並列 u-
目的地などの方向 g-
起点 ik-
ŋyallagidh uthxudhat uyakhudhat. 彼れは神とトとを知る。
tdhxk gyallghanin. 私はオアルファニンに行く。
tdhayxk ikyallghanin. 私はオアルファニンから来た。
数詞は名詞として扱われる。基数詞を以下に列挙する。チーニャ語は九進法である。
1 khall
2 fall
3 dhal
4 fill
5 gagy
6 dyal
7 dhaha
8 will
9=(10)₉ gaky
10=(11)₉ ugaky ukhall
11=(12)₉ ugaky ufall
12=(13)₉ ugaky udhal
13=(14)₉ ugaky ufill
14=(15)₉ ugaky ugagy
15=(16)₉ ugaky udyal
16=(17)₉ ugaky udhaha
17=(18)₉ ugaky uwill
18=(20)₉ gakyi-fall
19=(21)₉ ugakyi-fall ukhall
20=(22)₉ ugakyi-fall ufall
27=(30)₉ gakydhal (gakyi-dhal)
36=(40)₉ gakyfill (gakyi-fill)
81=(100)₉ tallak
729=(1000)₉ kathat
動詞
時制・相、動作主接尾辞がある。
現在時制 今起こっているヿ、習慣的にしているヿなど。
過去時制 既に起こったヿ。
未来時制 此れから起こるヿ。推論や命令に用いる。
無相 習慣や単純な動作を意味する。
結果相 過去何らかの動作によってそうなっていることを意味する(日本語での「置きっぱなし」など)。過去時制と共に用いる事が多い。
進行相 今している最中の動作を意味する。
無相 結果相 進行相
現在 -ø- -ha- -xth-
過去 -yan- -ay- -xkh-
未来 fal- ŋa- -xgh-
動作主接尾辞は、動作主の人称と数とを表す。
単数 複数
一人称-xk -xkxk
二人称-uf -ufuf
三人称-idh -idhidh
此の他、一般名詞でも動作主接尾形を持つものがある。
例えば、神「yakh」の-ayakhなどである。




