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Earchlo 設定輯  作者: 稲土瑞穂
チーニャ語(Thienyŋyadh、阯語)
16/16

名詞、接頭辞、数詞、動詞

・格

 チーニャ語は四つの格を持つ。主格、属格、対格、時格である。以下の語形である。


主格-ø

属格-i

対格-udhat

時格-dhyu


 主格は無標であり、「…は~である」の文の「~」や自動詞の動作主、幾つかの他動詞の直接目的語(与格)に用いる。

 属格は修飾に用い、Ai-Bで「AのB」を意味するが、一語化したものはこの限りではない。属格の表記と発音とに関して、yで語幹が終わる名詞の場合、属格の「i」は表記されるが、エルタシア方言(首都方言)では発音されないという規則がある。

 対格は動詞の動作を受けるものなどに用いる。

 時格は時間に用いる。


・数

 数は普通明示されない。典型的なチェパンブリ言語連合の特徴を持っており、複数明示の際に名詞を重ねる。


・接頭辞

 方向や並列を表す。主なものは以下の通り。

並列 u-

目的地などの方向 g-

起点 ik-

ŋyallagidh uthxudhat uyakhudhat. 彼れは神とトとを知る。

tdhxk gyallghanin. 私はオアルファニンに行く。

tdhayxk ikyallghanin. 私はオアルファニンから来た。





 数詞は名詞として扱われる。基数詞を以下に列挙する。チーニャ語は九進法である。


1 khall

2 fall

3 dhal

4 fill

5 gagy

6 dyal

7 dhaha

8 will

9=(10)₉ gaky

10=(11)₉ ugaky ukhall

11=(12)₉ ugaky ufall

12=(13)₉ ugaky udhal

13=(14)₉ ugaky ufill

14=(15)₉ ugaky ugagy

15=(16)₉ ugaky udyal

16=(17)₉ ugaky udhaha

17=(18)₉ ugaky uwill

18=(20)₉ gakyi-fall

19=(21)₉ ugakyi-fall ukhall

20=(22)₉ ugakyi-fall ufall


27=(30)₉ gakydhal (gakyi-dhal)

36=(40)₉ gakyfill (gakyi-fill)


81=(100)₉ tallak

729=(1000)₉ kathat



動詞

 時制・相、動作主接尾辞がある。

現在時制 今起こっているヿ、習慣的にしているヿなど。

過去時制 既に起こったヿ。

未来時制 此れから起こるヿ。推論や命令に用いる。


無相 習慣や単純な動作を意味する。

結果相 過去何らかの動作によってそうなっていることを意味する(日本語での「置きっぱなし」など)。過去時制と共に用いる事が多い。

進行相 今している最中の動作を意味する。



   無相 結果相 進行相

現在 -ø-  -ha- -xth-

過去 -yan- -ay- -xkh-

未来 fal- ŋa- -xgh-


動作主接尾辞は、動作主の人称と数とを表す。


   単数 複数

一人称-xk -xkxk

二人称-uf -ufuf

三人称-idh -idhidh


 此の他、一般名詞でも動作主接尾形を持つものがある。

例えば、神「yakh」の-ayakhなどである。

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