花火をふたり、星迎え
花火をふたり、星迎え
手元で弾けるちぃさい光
落っこちないよう、じっとじっと。
弾けて膨らむまぁるい灯り
慌てないよう、きっときっと。
空に流れる天の川
星の瞬きささやき合い、時はまだかと騒ぎだし
静かに流れる向こう側
二人は遠くで見つめ合い、鳥はまだかと目を凝らし
散り菊二つがぽとりと落ちて
それ見たふたりは、にこりと笑う
流星の雫がはらりと流れて
鵲渡ったふたりは、目じりを拭う
煙の向こうで笑ったふたり、また明日ね、と立ち上がる
雲の向こうで寄り添うふたり、星のひととき、時間が止まる