税金とは?…国債をいくらでも発行できるなら税金はいらないじゃん…
日本に借金問題なぞありません。
国債をつくればつくるほど、わたしたちがつかうお金の量が増えていくからです。
簡単にいえば、日本政府が好きなだけお金をつくることができます。
そうすると、税金の意味がなくなってしまいますね?
では、税金とはなんのためにあるのでしょうか?
<税金の仕組み>
① 税金によりお金の価値が生まれる
=税金が日本円でやり取りされることでお金の信用が生まれている。
② 経済の調整機能がある。
=経済が良い時は税率上げて景気を冷ます、悪い時は税率を下げて景気を良くする
よって、論理的にはすべて国債で財源を調達することですが、税金にはこういった大切な役目があるんです。
みなさんの常識にあわないのは①「税金によりお金の価値が生まれる」だと思います。
常識だと、お金の価値はゴードルやシルバーといった貴金属が裏付けとなっている…でしょう。
しかし、これは人類の大きな誤解のひとつです。
お金は貴金属に価値が裏付けされていなくても、みなさんに使われつづけています。
お札がゴールドに替えられなくても、みなさんはお金をつかいますよね?
これを、どうやって説明しますか?
お金の価値はゴールドではなくて、国家が税金をみなさんに課すことでお金に価値が生まれる…
こう理解すると、わたしたちがお金を大事にする意味がしっくりきませんでしょうか。
つまり、税金とは、みなさんにとっては負債なわけです。
そして、政府にとっては資産なわけです。
借方 貸方
政府 税金
みなさん 税金
税金を国に支払うために、みなさんは働いて日本円というお金を得ます…
それを税金として国に納める仕組みになっていいます。
この仕組みにより、わたしたちがつかうお金の価値は裏付けられて、誰でも受け取って、支払いができるわけです。
お金の価値はゴールドではない!
イヤなことだけど、税金によりお金は価値が認められて、みんなの手を渡っていくわけです。