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堕ちた勇者の軌跡(ラ・ミトロジー)  作者: 蒼い月/紅い月
第一章  イスタル編
9/20

決戦!魔王城①

 今回から、誰目線なのかをわかりやすくしたいと思います。

 ~白崎 鈴~視点



 私が魔王城を探索していると、零の姿を見かけない。もしかしてまた、斎藤君たちに絡まれているかもしれないと思い。探しまわった。

 すると、近くの扉から、こえが聞こえた。

 私は一目散にそのうち扉を開けた。案の定、零がリンチにあっていた


 「大丈夫零?」


 私はかけよった

 零の状態はひどかった。

 私は急いで手持ちのポーションを使い、零を回復させた。


 「あーあ。つまんねーの。なんかシラケるし帰るか?」


 私が来た途端に、斎藤君たちは部屋から出て行った。


 「………鈴?」

 

 あぁ。良かった。零は無事そうだ。


 「………」


 「零?」


 零が黙ったまま立ち上がって部屋から出ようとした。


 「零!?大丈夫なの?どうしたの?」


 もしかしたら零はまだどこか怪我してるのかもしれない。私が何かしてしまったかもしれない。

 そう思っていると、 


 「……鈴。その、あの、ありがとな?」


 「えっ!?う、うん。これぐらい幼なじみとして当然だよ!」


 嬉しい。零にありがとうって言われた。

 なんか照れてるけどそれも可愛いし、心が、心臓がドキドキする。

 そう。私はずっと前から零に恋しているのです。



 ~天使 零~



 はぁ。正直言ってうざい。

 助けてくれたのは感謝する。

 だが、何が「幼なじみとして当然」なんだよ?

 幼なじみが毎回ボコられてから現れて満面の笑みでこっちを見ながら、話しかけてくる。

 これが、当然なのか?

 頬を赤くして、なんだ?あれか?人がボコられるの見て喜ぶやつか?

 「幼なじみとして当然」って、言うなら、せめて事前に何とかしやがれってんだ。

 まあ、いい。

 とりあえず、魔王のいると思われる所はわかった。

 やることができた。

 さっさといかなくちゃ。

 はあ。他のクラスメイトも連れていかなくちゃ行けないのか……。

 

 「鈴。魔王のありかがわかった。皆を集めて行こう!」




 魔王の物と思われる日記の通り、行き止まりを調べたら、道が現れた。

 他のクラスメイトを渋々集めた。


 「よ、よし。み、皆。い、行くよ!」


 宮崎さん頑張ってるな~。

 絶対ああいうのむいてないのに。

 勇者ってのも大変だな。


 

 長い長い通路を抜けると、()()はそこにいた。

 たぶんあれが、魔王ルナ・レイラなのだろう。うん。そうだ!そうに決まっている。

 なぜこんなになっているかと言うと、魔王の姿がパナいからだ。

 全身真っ黒で、体中のいたるところから真っ黒い煙や、液体をだしており、触手や角なども生えているからだ。


 「ヨクキタナユウシャドモヨ。ワタ、ワレコソガマオウルナ・レイラデアル」


 「ソシテワタシガ、シテンノウガヒトリ、ハーゲンティデアリマス」


 聞き取りづらい耳障りな声で自己紹介をしてきた。

 っていうか、魔王さん、今。

 私って言おうとしたよね。

 やっぱりあの日記の持ち主だろう。

 ならばやることは一つ。

 魔王。君を救ってあげるよ。


 

 理不尽な世界に振り回される仲間として。





 

他の人のなろう作品を読んでいたら、書きたくなって書いた趣味の、作品です。誤字脱字とか気になる事があったら、コメントしてください。あと、あらすじに書いちゃったけど、設定も募集しています。気にいったらどんどん採用します。初心者の作品ですが、これからよろしくお願いします。

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