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堕ちた勇者の軌跡(ラ・ミトロジー)  作者: 蒼い月/紅い月
第一章  イスタル編
8/20

戦争の真実

少し間が開いてしまいましたが、ひさしぶりの投稿です。復讐を早く始めたかったので、魔王城までの話はカットしました。希望があればそのうち書きます。

 「ここまで長かったなぁ」


 目の前にそびえ立つ立派なお城を前にそう呟く。

 他の奴らも同じようなかんじだ。

 今、僕たちは魔王城の前にいる。

 僕たちが異世界に来てから、約二年半たっている。

 いろんなことがあった。

 最初の半年で基礎を身につけた。それから一年ほどで大陸の端まで多くの魔物や魔族を倒してきた。そして、初めて強者と戦った。

 人間の住む大陸から、魔王城のある大陸の間にある小さい海。そこで、四天王のひとりと戦った。名前は忘れたが、なかなか強かった。どうやら、水に関する魔族だったらしい。それを何とかして倒した。

 無事、魔王の大陸につき、半年ほどして、また、四天王のひとりと戦った。今回は地形を操る魔族だったらしい。だが、強くなった勇者の達の前には手も足もでずやられた。

 そして、半年してついに、魔王城についた。


 「これが魔王城かぁ……」


 「らしいね」


 「思ってたより禍々しくないな?」


 「そうかな?」


 「魔王城つったら、暗いイメージだろ?」


 「うーん。そうかもしれない」


 流星とそんな会話をする。

 こんなどうでもいい会話ができるとほど、僕達は強くなったのだ。

 罠がないかを確認し、魔王城に入る。

 入り口に入ってすぐ敵が待ち受けているかと思いきや、誰もいなかった。

 お宝などを探しながら上に上がっていく。


 「なんか呆気ないな」


 「そうだね」


 「本当に魔王はいるのか?」


 「たぶんいると思う。精霊達が少し落ち着かないから」


 僕は精霊魔術師だ。

 精霊をはっきりと感じ、コンタクトをとることもできる。

 精霊は魔力に敏感だ。そのおかけで、魔物や魔族が近くにいるといち早く知ることができる。

 魔王城に入ってからは、精霊達が騒がしいから少なくとも何かはいると思う。

 しかし、進んでいくと行き止まりについてしまった。


 「行き止まりか。よし、みんな個人で探索だ!何かあったらすぐ報告。何もなければ二時間後にここで。」


 学級委員の小池が仕切る。

 なぜ、勇者である宮崎さんが仕切らないかと言うと、彼女に統率力がなかったからだ。まあ、元の世界でも、ひとりでいることが多かったのだから当然だろう。

 僕も探索を開始する。

 30分ほどして、小さな部屋を見つけたので入ってみる。

 そこは、王宮の一室のようなかんじだった。

 ベッドや机、鏡にタンスがあった。

 誰かの部屋のようなので隠し部屋などがないかを確認していると、ふと、机の上の本が気になったので読むことにした。


 『ルナ・レイラの日記3』


 という、題名だった。

 ルナ・レイラが、誰かは知らないが、中身が気になったので読んでみる。



 3月4日

 ハーゲンティの報告で人間たちがルサルカを倒してこっちの大陸に入ってきたと知った。

 ついにきたと私は決心を固める。

 ことの起こりは200年前。人間が、私達の大陸の存在を知ったことで起きた。

 人間達は、すぐに海を渡ってこの大陸にきた。すると、いきなり、海辺にすんでいた魔族達を殺し始めたのだ。

 ロクに戦ったことのなかった彼らは一人残さずやられてしまった。

 その事件に魔族達は自分達の身の危険を感じ、一つになろうとした。

 そこで、数が少なく強い魔神族の私に、魔族の長になって戦ってほしいと願う人々が現れた。

 人間に殺された中には、私の友達もいたから、私はすぐに了承した。

 そして、人間達を迎え撃った。

 ほとんどの人間はやられ、残った奴らは逃げ帰っていた。

 だが、またすぐに人間達はやってきた。

 しかも、どうやら強いものを集めてきたらしい。

 何とか、追い返すことはできたが、こちらの被害も大きかった。

 話し合った結果。人間達の大陸に進行し、魔族の力を見せつけて、これ以上、人間が攻めてこないようにすると決まった。

 それから約200年は比較的平和だった。

 だが、どうやら神が動いたらしい。

 一年半ほど前、異世界から勇者と呼ばれる人間がきたらしい。彼らはメキメキと強くなっているらしく、魔族も全力で迎え撃った。

 しかし、ルサルカがやられた。

 魔族の中で私の次の次に強い彼女がやられたのだ。もう、勝ち目などほとんど残っていない。逃げれる人々を大陸の奥に隠し、少ない人数で勇者を迎え撃ち、私達はやられ、魔族が滅んだと思わせることにした。

 多くの人々は反対した。けど、何とか説得した。さあ、こい勇者よ。無事ですむと思うなよ。


 1月23日

 そろそろ勇者が来る。行き止まりの奥に部屋を作った。ここで、彼らを迎え撃つ。



 僕は知ってしまった。魔族と人間の戦いの本当の理由を。

 もちろん、これが本当だという証拠はない。

 でも、嘘だとは思えない。

 さて、どうするか。

 ん?床に本が一冊落ちている。なになに?


 『魂を保管する禁忌』


 手にとって読んでいた。

 すると、


 「こんなところにいたのか天使!」


 「そうだ!探したんだぞ?」


 「少し、遊ぼうぜ?」


 よりによって斎藤達がくるとは。

 彼らは、異世界にきてからも、僕をイジメる。

 しかも、悪化している。

 元の世界では、パシりやカツアゲ、暴力などだったが、今では、性行為に、強くなったステータスによる、毎回瀕死に陥る暴力。窃盗など、完成に犯罪行為をしている。

 もちろん、助けてくれる奴なんてほとんどいない。時々、鈴木や鈴が、助けに来るがあまり効果はない。


 「うーん?返事しなよ~、天使くんっ!」


 ドスッ!

 ドカッ!

 ボカボカ!!


 「グハァ!ヴヘェ!ゲホォッ!! ハァハァ。ゲホゲホ……」


 苦しい。痛い。こちらの世界で強くなった攻撃でのリンチは暴力ではすまない。

 僕は、攻撃に耐えられずに床に倒れる。

 口から血を吐き、骨が曲がってはいけない方向に曲がっている。体中に紫の痣ができている。

 

 「なんだ?もう終わりのか?つまんねーなぁっ!!」


 ドカッ!


 倒れた僕の脇腹に蹴りがめり込む。


 「がはぁっ!!」


 口から大量の血を吐き出す。

 口がきれているのもあるがそれだけではない。内臓のいくつがつぶれていると思う。

 仰向けになった。


 「しっかりしろよ~?次行くぜ!!」


 ドスッ!


 今度は、へその上あたりに足が落とされる。


 「ンッ!?」


 もはや声も出ない。

 落とされた足は訓練とリンチによって割れて浮き出た腹筋を押しつぶして、ズンズンと奥にめり込んでいった。

 死ぬ!そう思った瞬間。


 「零大丈夫?!」


 やっと助けが来た。


 

 

 

 

他の人のなろう作品を読んでいたら、書きたくなって書いた趣味の、作品です。誤字脱字とか気になる事があったら、コメントしてください。あと、あらすじに書いちゃったけど、設定も募集しています。気にいったらどんどん採用します。初心者の作品ですが、これからよろしくお願いします。

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