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堕ちた勇者の軌跡(ラ・ミトロジー)  作者: 蒼い月/紅い月
第一章  イスタル編
5/20

勇者達はステータスを知る

 「さて、諸君等にはまず、ステータスを確認してもらいたい」


 モンテス王がいった。


 「ステータスって、何ですか?」


 ひとりの女子がだすねる。


 「ステータスとは己の力を示すものだと、言われています」


 モナイ司祭が答えた。


 「ステータスは頭の中で、意識すると見ることができます。基本的には他人に見せることはできませんが、一部の魔道具や、スキルを使うことで、他人にも見せることができます」


 輪廻転生の神の情報には、魔法などについての説明はあったが、ステータスそのものにいての情報はなかった。


 「少し、不安になってきた……」

 

 思わず、口に出してしまった。

 すると、まるでそうすることが最初から決まっていたかのように、斎藤(さいとう)が、絡んできた。


 「おい、天使(あまつか)!どうしたんだ?そんな弱音を吐いて。ああそうか。お前は俺たちがしつけないと何もできないもんなぁ?」


 まさか、この状況でも、そんなことが言えるとは。


 「おい、斎藤(さいとう)!今は、王様の前だよ。少なくとも後でしてよ!」


 男子の学級委員、小池(こいけ)真人(まさと)が、言う。って、ちょっと待てよ。少なくとも後で。つまり、後で、僕が斎藤(さいとう)にやられる分には問題ないと?小池(こいけ)め、少しモテるからって調子にのって……。

 自分もかなりモテているがそれに気づいていない(れい)は、心の中で、小池(こいけ)を罵る。


 「あー。いいですか?」


 モナイ司祭は空気をよんでまっていてくれたようだ。


 「では皆さん。早速ですが、一人ずつ、こちらの水晶に手をかざしてください。これは、先程言った、ステータスが分かる魔道具です」


 その言葉に従い、みんな一列に並んだ。

 先頭は、小池(こいけ)だ。

 小池(こいけ)が、水晶に手をかざす。



 

名前:小池 真人

種族:人種

年齢:17歳

性別:男

レベル:1

魔法適性:光、火

職業:光属性魔術師

副職:無し

二つ名:【勇者】


 ~スキル~ 

パッシブスキル

・火属性耐性:Lv2

・光属性耐性:Lv3

・闇属性耐性:Lv1

・勇者の力:Lv1

第一位階魔法

・火球:Lv1

・光属性強化:Lv2

第二位階魔法

・光剣:Lv2

・光の風:Lv3




 「これが俺のステータスか…。」


 「「「おおぉ!!」」」


 聖職者や、騎士達から声があがる。


 「素晴らしい!さすが勇者様!レベル1で第二位階魔法を二つも使えるとは……」


 その後、一人、また一人とステータスを見せるたびに、声があがる。

 うっとうしいから見なくていいや。そう思っていた。

 だが、今回の声はさっきと桁違いだ。




名前:宮崎 椎名

種族:人種

年齢:16歳

性別:女

レベル:1

魔法適性:全属性

職業:勇者

副職:無し

二つ名【勇者】


 ~スキル~

パッシブスキル

全属性耐性:Lv10

勇者の力:Lv5

聖剣装備時能力強化:Lv8

自動回復:Lv5

第一位階魔法

・火球:Lv10

・水球:Lv10

・風球:Lv10

・土球:Lv10

・光球:Lv10

・闇球:Lv10

第二位階魔法

・真空間:Lv5

・癒しの波動:Lv5

・ターンアンデッド:Lv5

第三位階魔法

・魔力弾:Lv3

第四位階魔法

・聖盾:Lv2

第五位階魔法

・聖剣術:Lv1



 勇者様は彼女だったようです。









 

他の人のなろう作品を読んでいたら、書きたくなって書いた趣味の、作品です。誤字脱字とか気になる事があったら、コメントしてください。あと、あらすじに書いちゃったけど、設定も募集しています。気にいったらどんどん採用します。初心者の作品ですが、これからよろしくお願いします。

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