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第2話 どうやら異世界らしいです

 目が回る。ひどく泥酔した時のような、酩酊したあの感覚に似ている。吐き気がこみ上げてくるが吐くことはできない。世界が煌びやかに見える。光の集合体だ。七色に輝く世界はやがて真っ白な光に包まれ、気がついた時には数年ぶりの青空を見上げていた。


「どこだ……ここ…」


 道長は周囲を確認するように見回すが見覚えのある感覚は一切ない。夢でも見ているのかと思い頬をつねる。しっかりとした痛みが伝わる。どうやら夢ではないらしい。とにかく現状を確認したいのだが、判断材料があまりにも少なすぎる。


 とりあえず足元を確認する限り今屋根の上にいることは間違いなさそうだ。そして今は寝間着を着ている。なんせ寝ようとしていたところだったからだ。今、大声を出したい気分だがやめておいた方が良いだろう。しかし誰かに聞きたい。ここはどこだ…と。


 とりあえず下の方から人の声らしきものが聞こえるので他に人はいるのだろう。しかしまさか寝る準備まで終えてスマホを見たら、いつのまにかこんなところへ飛ばされるとは夢にも思わなかった。しかしそこで気がついた。先ほどまで持っていたスマホがその手にないことを


 道長にとって命よりも大事なスマホ、いや道長の命と言えるスマホ。それがその手にないことで今日一番の焦りを見せる。しかしすぐにスマホは見つかった。寝間着のポケットの中に入っていたのだ。ほっと一息つこうとスマホを触るがどうやら電源が切れているらしい。


 なぜ電源が切れているのかという疑問はこの現状に比べれば些細なものだ。しばらく起動する画面を眺めたのちに見慣れない画面が、いや正直に言えば見たことはあるのだがもう見ることはないだろうと思っていた画面が映し出された。


「え?……初期設定画面?……う、嘘だろ?ま、まさかそんなわけが…ないよな?ない……」


 その恐怖の画面を見ながら今日一番の動揺で震える指先をなんとかこらえながらスマホを操作する。初期設定をすませると今まで見たこともないアプリが表示された画面が映し出された。こんなものはどれも見たことがない。


 そしてその画面を見ながら一番想像もしなくもない嫌なことが頭をよぎった。初期設定がされてしまったため、アプリは初期のものしか入っていない。そこはまだ問題ない。いざという時のためにクラウドデータを残してある。そこから復旧すれば良いだけだ。


 しかし設定を見てもどこを見てもクラウドに接続する方法も、バックアップデータを復旧させる方法もなかった。そして道長はその瞬間に全てを理解した。


「う、嘘だろ…嘘だよなおい……う、嘘だ……お、おぉぉ…まじか…まじかよおい…嘘だろ…俺の…俺のアプリのデータがぁ……」


 道長は全てを悟った。道長のスマホのデータ全てが消えていることを。道長のニャンコな戦争も、パズルするモンスターのやつも、引っ張って弾くやつも、リズムに合わせてタップするアイドルなやつも、全くレアな奴が出てこないアニメのやつも、これからやろうとしていたやつも全部データが消えた。


 課金総額合わせれば、軽く高級車が買えるくらいのセーブデータが全て消えてしまった。課金にかけたお金もこれまでかけてきたセーブデータが全て消えてしまった。全ては水の泡のように儚く消え去ってしまった。


 道長の青春時代の全てをかけて育て上げてきた、地道な努力と学生時代の少ない小遣いで頑張って積み上げてきたデータの全てが消えてしまった。これほどのショックはない。ショックで心臓が止まってしまいそうなほどの強い衝撃だ。しかし道長の心臓が止まる前にあることを思い出した。


「お、落ち着け俺…落ち着くんだ。もしもの時のために家のパソコンにバックアップを保存しておいたじゃないか。つまり家に帰ればちゃんと復元できる。家に帰るまでログインはできない、スタミナの無駄は出る、しかしそこを我慢すればこの状況を乗り越えられる。なんなら明日までに帰れば全部問題ないだろ。よし、よし!落ち着いたな。じゃあ現状を確認し直そう。」


 道長は深く深呼吸をして精神を落ち着ける。そしてもう一度周囲を見回した。家々が立ち並び、遠くには大きな屋敷まである。他にもいくつか大きな建物がある。つまりここは…


「いや、全くわからん。まあ考えていても仕方ないか。スマホもあるんだし、ここは素直にマップで場所を確認して家までのルートを探すか。」


 自力ではどうしようもないため、すぐにスマホを起動してマップアプリを探す。すぐにマップアプリを見つけることができたのだが、こんな見た目のマップアプリは初めて見た。


 ほぼ全てのアプリをチェックしたはずの道長が初めて見たこのマップアプリは非常に興味をそそられるものではあるが、今はそれよりも家に帰ることが先決だ。すぐに起動させると画面に文字が表示された。


「ん?『このアプリはまだ購入されていません。購入費用は金貨10枚です。』ってなんだこりゃ。ホーム画面にあるんだから買ってあるんじゃないの?どうなっているんだ?」


 思いもよらない表示に思わず冷静になる。普通、アプリの購入はダウンロードしてホーム画面にある時点で使用できる。月額使用料のかかるようなアプリでも起動くらいはできるはずだ。しかし今は起動することもできず、タップすると購入しろと通知が来る。


 それに基本的に初期から入っているマップアプリなどは無料で使えるはずだ。そこで道長はもしやと思い他のアプリも起動させようとして見る。すると他のアプリも購入しろという表示が出てしまい起動できない。


「う、嘘だろ。なんだよこのポンコツ。これも…これもこれもこれも起動できない。これ…は起動できたな。」


 いくつも確認していくとようやく一つだけ起動できるアプリを見つけた。そのアプリの名は女神ちゃんガチャ。初めて見るアプリだが、ただガチャが設置されただけのなんとも簡素なアプリだ。見た目の可愛らしさだけは凝っているが、他にもやることは色々あっただろう。


『女神ちゃんガチャへようこそ!初回ログインボーナスだよ!ガチャを回してね。』


「や、やっぱりガチャを回すアプリだよな。それ以外にできることないのか?他に…見られるところもないな。え?本当にガチャ回すだけ?」


 文句がつらつらと出てくるが、とにかくガチャを回すことしかできないのならばガチャを回す。すると10個のカプセルが出てきた。そのカプセルが開封されると中から靴、ズボン、上着、下着、ベルト、短剣、剣、金貨10枚、収納アプリ、翻訳アプリが出てきた。


『今回のアイテムは収納アプリ内に保管されているよ!女神ちゃんガチャは1日1回回せるからどんどん回してね!それじゃあまた明日〜!』


「一日1回回せるって…今色々出てきたけどどうすんのこれ?あ、でもホーム画面にアプリが2つ増えている。このガチャで出たアイテムはこのスマホ内のアプリと連動しているって感じなのかな?とりあえず今言っていた収納アプリってやつを開いてみるか…」


 ホーム画面には今女神ちゃんガチャから出た2つのアプリが追加されていた。早速収納アプリというやつを開いてみると先ほど入手したアイテムが表示されている。しかし収納されているからなんだという気持ちに溢れるがとりあえず操作してみる。


 すると試しにアイテムの上着が選択されると『取り出す』という項目が表示された。取り出すなどと表示されているが一体どこに取り出すか予想もつかない。とりあえず取り出すを選択してみる。すると目の前にアプリ内で選択された上着が瞬時に現れた。


「え!?な、なにこれ…い、いったいどういうこと?い、いや…どういうことっていうか…もしかしてそういうこと?」


 頭の中は混乱している。しかし今起きた結果だけを見ればその答えは明らかだ。未だに信じられないがいまと同じような手順で他のアイテムも取り出してみると同じように目の前に現れた。正直まだ頭が追いついていないが、寝間着のままだったことを思い出しその場で着替えを始めた。


 屋根の上で全裸になって着替えるというなんとも特殊な趣味を持っていそうに思われるが、あまりのも混乱しすぎてそこまで頭が回っていない。服を着替えるとなんだか中世の住民のような見た目になった。ただ黒髪というのが服装と似合っていない。


 道長はそこでふと思いついた。それはさすがにまさかと思ったが、あいにく誰かが見ているわけでもない。試しにスマホを今脱いだ寝間着に近づけるとスマホに『収納しますか?』と表示された。道長は予想通りだったことを嬉しく思いながら許諾すると、脱いだ寝間着は目の前から消え去り、スマホの収納アプリの中に表示されている。


 あまりにも現実離れしたこのスマホを見た道長は返って冷静になり、この現状についてしっかりと受け止め考えられるようになった。


「ここは…ゲームの世界なのか?例えば…VRの最新型とか。いや、ありえないだろ。そんな技術聞いたこともないし、現代科学を超越しているだろ。触覚も嗅覚もある。第一、俺はそんな装置をつけてない。そうなると催眠術の類か?何かのドッキリで…それでもこの世界観の説明には程遠いよなぁ…」


 その場に座り込んで色々考えてみるが上手い答えが見つからない。ここで考えていても仕方ないと思い、周辺を探索し情報収集することにする。まずそのためにはこの屋根から降りなければいけないのだが、この辺りでは降りられそうな場所がない。


 どこか降りられそうな場所まで屋根伝いに移動していくと、なんとか降りられそうな場所を見つけた。屋根の近くまで荷物が積み重なっているこの場所ならば貧弱な道長でも降りられそうだ。軽く息を荒くしながら必死に地面に降りた道長は降り立った場所に驚きを見せた


「地面がアスファルトじゃない…ただの踏み固めた土だ。こんな地面久しぶりだぞ。しかもこの辺ゴミが落ちすぎだろ。もう少し綺麗にしておけよ。変な匂いもするし。それに…日本って感じの町並みじゃないよな?…さっき人の声が聞こえていたのはあっちの方だよな?」


 とりあえず人のいる方へと歩いていくが、割と道が入り組んでいてなかなか大きな道に出ない。それでもなんとか歩いていくとようやく人の声がよく聞こえるようになってきた。先の方に大きめの道が見える。


 やっとまともな道に出られると喜ぶ道長は小走りになりながらその大通りに出た。しかしその大通りに出たことで道長のこの場所への疑問はさらに大きくなった。


「…なんじゃこりゃ。本当にここどこだよ。写真でも見たことないぞこんな町並。」


 地面はアスファルトでも先ほどまでの土でもなく石畳だ。その石畳の道の両端には露店が多く並んでいる。そしてそこにいる人々の顔つきは日本人とは思えない。頭髪も茶色や金色が多いが、黒や他の色もちらほら見える。


 道長がその場で立ち尽くしていると少しばかり注目を集めている。他とは違う顔つきということと道の端で立ち尽くしているからだ。それに気がついた道長は恥ずかしくなりながらもその場から離れていく。


 少し注目もなくなったところで道長は改めて周囲を見回してみる。露店では見たことも聞いたこともない食材や道具が並べられている。時には見たことのあるようなものもあるが、どれも興味をそそられるものばかりだ。


 しかし今はそんなものに興味を持っている場合ではない。とにかく今は情報を集めることが先決だ。周囲に聞き耳を立てて情報を集めていくが日常の会話ばかりで役に立ちそうなものがない。しかし情報を集めるにつれてある重要なことに気がついた。


「あれ?俺なんでこの人たちの言葉の意味がわかるんだ?店の文字だって読める。だけどあんな言語見たことないし、まず英語も苦手な俺が日本語以外を理解できること自体がありえないのに……もしかして…」


 道長は道路の端に移動して誰にも見られないようにスマホを起動する。そしてその中から先ほど女神ちゃんガチャで入手した翻訳アプリを起動した。


『翻訳アプリ!このアプリはあらゆる言語を翻訳することができるよ!使い方は簡単!このスマホを持っているだけで見聞きするもの全てが理解できる言語に翻訳されて聞こえるよ!言語変換機能も使えるから文字を書く時にも使ってね。初回特典で10の言語を翻訳するよ!ただし初回特典以外の言語も翻訳できるようにしたかったら、上のアイコンから課金してね!』


「これのおかげか。それにしてもますますわからなくなってきた。なんでスマホを持っているだけで見聞きする言語全てが翻訳されるんだよ。もうこれ高性能とかそういうレベルじゃないぞ。まあ役立っているから文句はないけどさ。」


 色々言いたいことはあるが、とにかく言語の心配がなくなったという事実だけでもありがたく受け止めよう。しかし問題はこの後の行動だ。ここがどこなのか、なぜここにきたのかなど知りたいことが山ほどある。そして…考えたくもないが日本に帰れないという可能性がある場合にここで暮らさなければいけない。


 今手持ちにあるのは寝間着と剣と金貨だ。この金貨10枚は今後暮らしていくのには重要なアイテムではあるのだが、一つ問題がある。それは先ほどから見ているのだが、誰もこの金貨を使用していないという点だ。


 この金貨を使わない理由はこの国の貨幣ではないか、価値の高いものでそう簡単に出回らないかなどの理由があげられる。まあどちらにしろここら辺の露店では使えそうにないので、使えそうな店を探す。


 すると露店ではなく、しっかりとした店構えの商店を見つけた。なかなか立派そうなここならばこの金貨を使うこともできるかもしれない。無駄遣いにはなりそうだが、下手な人間に聞いて騙されるよりかはまだ良いだろう。


 店に入ると雑貨店のように様々な商品が陳列されていた。どれも見ただけではなんなのか、用途もわからないようなものばかりだが、ここならば金貨が使えないということもないはずだ。すると奥から一人の若い男がやってきた。


「申し訳ありませんお客様。失礼ですがこの店では貴族の方向けのものといった良いものを取り扱っておりますので、お客様は……」


「身なりが問題なのか?貧乏そうに見えるから?悪いがちゃんと金は持っているぞ?ダメだというのならば他を当たる。」


 道長が金貨を数枚取り出して男に見せてやると男はニッコリと微笑んだ。先ほどまでの困った客が来たといった表情は見えなくなっている。


「これは大変失礼しました。時折金も持たずに冷やかしで店に来たり、商品を盗もうとする不届きものもおりますので。何卒お許しください。」


「まあそういうことなら仕方ない。店側も大変だからな。それよりもこの金貨を使うだけの価値あるものはこの店にちゃんとあるのかな?」


 ニヤリと笑い男に尋ねると、男も笑いもちろんですと答えた。道長は内心、心臓が爆発する思いであったがうまくいったようでホッとしている。男は道長の見せた金貨を見てこの店でも使えるといった。つまりこの金貨はちゃんとこの国でも使われているということだ。


 もしも金貨が使えなかったとしても換金所くらいは教えてくれただろう。ちょっとしたやりとりだったが、道長もそれなりに計算して行なっている。まあこんな軽いジョークで男が激昂したらそこまでだったが、そんなこともないようだ。


「当店では最高のものを取り扱っておりますのでお客様の満足いただける品もございます。ただ中にはその金貨が数百枚は必要になる高額なものもあるので、ご注意ください。ではごゆっくりとお探しくださいませ。」


 男はそういうと少し離れたところへ下がっていった。とりあえず問題ないということなのでゆっくりと探させてもらう。しかしどんなに見ていっても何が何だかわからない。すると一つの小瓶が目に入った。


 中に入る青色の液体が光に当たるとなんとも綺麗だ。思わず手にとって眺めていると男が近づいて来た。


「なかなかお目が高いですね。それはこの街で流通しているポーションの中でも最高品質のものですよ。安物と違いどんな傷もあっという間に癒してしまいます。一本持ち歩くのは非常に良いと思いますよ。」


「へぇ?値段は…大銀貨7枚か。最高品質だけあって良い値段だな。本当にそれだけの価値はあるんだろうね?」


 すごいのかどうか全くわからない。ポーションなんてものがあること自体初めて知った。安いか高いかすらわからない。いかにも知っているような見栄を張った。これは昔田舎から上京して来たときも同じことをした。


 ちなみにその際はおしゃれなのかどうかもわからない。よくわからない服を最近の流行だと言われて数万で買い、1週間後にそんなのを着ているやつ誰もいないと言われ大恥をかいた。とっさにその当時と似たようなことをしている道長は、当時から全く成長していない。


「ええ、確かに少しお高いですがそれだけの価値はあると自信を持って言えます。」


「そうか、じゃあこれを貰うよ。」


 どうやらあれから10数年後の今日、あの時と同じ失敗になるということはなかったようだ。やっとうまくいったと歓喜の舞を心の中で舞っている道長をよそに男は会計を始める。これで金貨の問題はカタがついた。ついでに情報も収集しておく。


「この街には来たばかりなんだが…いい宿はないかな?長期滞在する予定だから安いところが良い。」


「それでしたらこの通りを右に行ったところに雪花というところがあります。こじんまりとしたところですが安い割に良い場所です。ああ、そこに行くんでしたら少しお金も細かくしといたほうがよいですか?」


「それは助かる。是非ともお願いするよ。それからうまい飯屋なんかはないかな?大衆料理屋みたいなのが好きなんだ。」


「でしたらロックスの酒場でしょう。私も時々行きますが、あそこの女将の料理は絶品です。お値段も手頃でお昼からやっていますよ。この街へは旅か何かで?」


「そんなところだ。だが少しこの街でゆっくりしようと思ってね。どうせなら何か良い仕事はないかな?軽く動いていないと体が鈍りそうで。」


「それでしたら…私の紹介では良いところはなさそうですね。やはり冒険者ギルドや商業ギルドに行くのが良いでしょう。ここから左にいったところにあるので聞いてみてはどうですか?」


「それもそうか。色々聞いてすまなかった。助かったよ。」


「いえ、またのご来店お待ちしていますよ。」


 男はにっこりと微笑む。道長は緊張で思わず言葉も硬くなってしまったが、とりあえず必要な情報は全て集めることができただろう。道長もこんなうまくいくとは思いもしなかった。


 とりあえず今日中に家に帰るのは無理だが、飯を食って宿に泊まるという最低限のことはできそうでホッとしている。



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