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第65話 三人で *

 ルナと美咲さんのやり取りに口出しをすると、絶対にヤバいことになってしまうと思った僕は……ひたすら空気となるように徹していたのだが……


 エスカレートした二人によって三人で一部屋を借りることになり、宿の妙齢の女将さんに「おやまあ……がんばんな」と肩を叩かれ、エールと共に送り出された。


 あ、れ……え? 

 ……ほ、本当に……さ、三人で!? 


 しっぽをフリフリとするルナと、犬耳フードを目深にかぶった美咲さんに、それぞれに腕を組まれたまま食堂に行き、左右から交互に本日のおすすめ――ウナギの赤ワイン煮込み――を食べさせられた。なぜか三人とも終始無言である。

 

『ウナギを赤ワイン、キノコ、小玉ねぎと一緒に煮込んだ濃厚な味わいの滋養に富んだ一品』と神眼による説明には書いてあったのだが、これから三人で同時に愛し合うなんて一体どうやればいいのか、と悶々と考えこんでしまい、正直にいって味は全く覚えていない。


 黙々と食事を取り終わり、三人で揃って「ごちそうさま、お美味かったね」と言うが、普段は味の感想などを話し合い、食後も和気あいあいとしているというのに、誰からも味の感想は出てこない。


 二人をよく見れば、首すじから頬にかけてほんのりと桜色に上気している。


 案外二人も……僕と同じだったりして……


 無言のまま、連行されるようにして割り当てられた二階の角部屋へと入った。


「……あ、そうだ! 新しく清めの支援魔法が使えるようになったから、二人にも使ってあげるね!」


 無言の空気感に耐えられない、といった様相で明るく美咲さんが言う。


「ありがとう。ダンジョンで汚れたし、それは凄く嬉しいな」


「ありがとうございます、ミサキさん」


 美咲さんは小さく深呼吸をして、僕とルナを包み込むように優しく手を広げた。


「清らかなる水よ、不浄を払い、真の姿を現せ!『清浄化(クリーン)』」


 微かな水のせせらぎのような音と共に、温かい光の雫が全身を撫でていく。不快な汚れが霧散し、潤いを帯びた肌が露わになった。


 清々しく静寂なひと時。


 清潔になったことで、かえって二人の芳しさが際立ち、部屋の空気は一気に甘い熱を帯び始めた。


「タクミ様……」 

「巧君……着替えるから……後ろを向いてて……ね?」


「う、うん。わかった……」


 慌てて3Dスキャンを切り、部屋の隅で僕も夜着へと着替える。今、二人は……背後でのシュルルという衣擦れの音に、否が応でも僕の興奮は高まっていく。


 しばらくすると、背後から四本の手が伸び、再び僕の両腕は絡め取られてベッドへと連行された。両腕がそれぞれ二人の柔らかさに包まれて、とても心地良い。


 これから……三人で一緒に……ヤバい。理性が飛びそう。


 あ……だけど……こういう状況でも順番とかあるのかな?


 僕が迷っていると、ルナが「約束ですから、私からお願いします」といたずらっぽく耳元で囁く。


 にっこりと微笑んだルナと目と目が合い、そのまま磁石がくっつくように自然と唇も惹かれ合った。


 ちゅ……チュッ、チュクチュク……チュパッ……


 夢中で唇をむさぼっていると、腕をぐいっと引かれた。


「巧君……私にも……キスして……」 


 見れば美咲さんが切なそうな顔をして待っている。二人同時にって……む、難しいな……


 美咲さんと情熱的なキスをしていると、今度はルナが……こうなったら両手両足、全身を使って乗り切るしかない!


「あうぅ……もっとしてください……タクミ様……ひゃう!」

「あっ……巧君……恥ずかしいから灯りは……もう消して欲しいよ……」


 二人の夜着を剥ぎ取ろうとすると、美咲さんが懇願してきたけど……


「……僕は真っ暗でも全部見えちゃうから、灯りを消してもあまり意味がないよ。それよりも真っ暗だと不安になることがあるから付けていた方が良いんじゃない?」


「そ、そっか……」


 ――嘘である。


 ろうそくの灯りに照らされた二人の肢体の美しさには、得も言われぬ目の喜びがある。この世界に来てせっかく目が見えるようになったのだから、揺らめくろうそくの炎と共にエッチな気分を味わい尽くしたいものだよね。


 ここまで来たら、僕の欲望は留まるところを知らない。先ずは今までに培ってきた全ての技術を駆使して、二人には最高の夢をみてもらおう。 


「わ……ルナちゃん……凄く幸せそうで……エッチな顔してる……あ……い……い……そこ……だめ」


「ふぅぅ……ん……ミサキさんこそ……お顔が蕩けてしまってま、あ!? ん~っっ!!」














 チュンチュン……チチチ……


 ふわあぁ……もう朝か……ね、眠い……両隣の二人は……まだ眠ってるか。


 起こさないようにしないとね……


 昨夜は三人でなんて……最初はどうなることかと思ったけど……夢のような素晴らしい体験だったな……


「こんな姿を人に見られるなんて、もうお嫁にいけない」と美咲さんは言っていたけど……二人共僕のお嫁さんなんだから良いではないか。


 むふふ……夜の楽しみが増えてしまいましたな。心の満足感が二倍どころか一気に十倍くらいになっちゃったよ……


 二人が起きるまで手持ち無沙汰になった僕は、毎朝のルーティンであるステータスを神眼で確認してみると……


 またもや人様にお見せできないようなスキルが生えていた。


性豪(せいごう)】――生命の根源である界理(ロゴス)を活性化させ、精力を増強させる能力。界理(ロゴス)を循環させることにより性交時に生命力と共感力を高める。

 

遂に!ようやく!タイトル回収できたかな!?


これからは性豪らしい活躍ができる!? のか?(笑)


「面白かった!」

「続きが気になる!」

「巧達の今後はどうなるのっ・・・!」

「もっとエロスをよこしなさい」


 と思っていただけましたら、


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