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麗華1
目が覚めると宙に浮いていた。困惑して周りを見渡す。何となく見覚えがあるけれど、何処かはわからない。
下を見ると詩織がいた。そこで気がつく。ここは詩織の家だ。詩織は膝を抱えて座り込んでいる。隣には私。私は仰向けで胸にはナイフが刺さっている。周囲には血。驚いて声が出たけれど、反応が無い。
そこで気が付く。私は霊体化していた。詩織が泣きそうな眼をしている。声を掛けようとして失敗する。慌てて身体を元に戻そうとしても出来ない。
そこで思い出した。私は詩織に刺された。そして死んだ。
麗華2はかなり後になる予定です