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第1章 芽生え  作者: ささみ
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終わりの始まり

今までの自分を全て否定されたような気分だった。

何がしたいか分からなくて、人の人生を生きることにした。


幸いなことに好きな人はいたため、好きな人と同じ人生を歩むことにした。

「将来の夢は?」

と聞かれた時は、とりあえず、好きな人と同じ職業を答えていた。


「サッカー選手」

などと答えていた時期は怪訝そうな顔をされていたが

私は特に気にしていなかった。

なぜなら、私のなりたいものは絶対になれないものなのだから。


それから、しばらくして私は部屋に引きこもった。

学校にも行かず、しばらく家にこもっている。


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