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RPGの勇者になるとろくなことがない

作者: ドンドコ

最強の殺し屋引退した後ゲーム廃人になるらしいですはいつか投稿します


 ロールプレイングゲーム通称RPG

 日本で初めて作られたゲームであり、老若男女を楽しませるもの。

 今でもその人気は絶えず、様々なゲーム会社が開発を進めて、また新たなRPGを作っている。

 では皆さん質問です

 RPGの主人公になりたいと思いますか

 これはある1人の男が勇者となり、魔王を倒す物語

 




 ・・・あの、私の出番はもういいのですか。

 「・・・ちょっと待ってね、あらすじ無茶苦茶間違ってない。」

 えっ、違いました。

 「だって魔王もう倒しちゃったし、それまでの経緯とか説明してくれません。」

 ・・・・はい分かりました。

 「あと、俺いつから帰れますか」

 それでははじまりはじまり〜

 「いや勝手に無視してすす」



 これはとあることから始まった。

 カタカタ

 カタカタ

 「きちー。死ぬー。」

 「今何時だ」

 男は時計を確認する

 6時32分

 「ああーもう朝か。」

 「このブラック企業が。」

 この労働環境に不満を漏らし、かつ仕事熱心な彼はこの物語の主人公夢西晴人(ゆめにしはると)である。

 あらあら可哀想に仕事におわれているではないか。

 「なんだろう。今上級国民のような態度でバカにされ、かつ最悪なことが起こりそうなんだが。」

 ギクッ

 まさかバレてないよね

 「とりあえず翼生やして頑張りますか」

 ・・・ツバサ・・・はやす?

 何を言っているの

 すると、ゴクゴクゴクとあのレッドなブルを晴人は飲む。

 あっそっちね。

 比喩表現のほうね。

 「さて頑張ります」

 その時、晴人は机のキーボードに顔を突っ込んだ

 ・・・・晴人は死んでしまった。

 (あー生まれ変わるなら異世界に転生したい)

 晴人はそんな事を思いながら天に召された

 




 あのー聞こえてますか〜。

 おーい

 おーい

 晴人は目を覚ます。

 「どこだここは。」

 どこだここはって、めちゃくちゃ鉄板のセリフを吐く人なんて初めて見ましたよ。

 「ここがどこか吐け。」

 晴人はそういい、パンチした。

 ( ゜∀゜):∵グハッ!!

 なぜ私がここにいると分かる。

 「思いっきりラスボス感出すな。まあ何となくだ。」

 ここは天界

 まあ君は過労死で死んじゃって、ここであの世か転生か地獄行きか決まるのよ。

 「・・・はっ?俺死んだの。」

 死にました。

 エナドリ大量摂取と共に。

 「へー。そうなんだ。」

 まあ君は過労死で死んじゃったから可哀想なんだよ。

 だからあの世行きはなしにして、転生か地獄行きかどっちの方がいい。

 「えっなんで地獄行きが決まるんですか。俺何もしてませんよ。」

 あなたはバレンタインデーの時に貰った本命チョコをそのまま食べて、ホワイトデーにそれを返さなかったことよ。

 「えっあれ本命だったの。気づかなかった。なんて言うとでも思ったか。」

 イタタタタタタタタタタタタタタタタ

 痛いよ。

 あとなんで場所がわかるの。

 私透明なのに。

 「じゃあ姿見せろよ。」

 嫌よ。

 「なんで。」

 だって私今。

 「なんで恥ずかしがってるんだ。・・まさか裸とかじゃないでしょうね。」

 今、ゲーム中

 じゃあ姿見せろよ。

 なんであなた「」がついてないの。

 「」ってなんだよ。

 私には見えるのよ「」が。

 そんな効果音が見えるみたいな言い方をするな。

 ちょっと引っ張らないで。

 いいからはよ来い。

 「なんなのよ。」

 突如現れたのは、学生服を着た少女であった。

 「ちょっと勝手に私のポジション取らないで。」

 はいはい

 「で、話は戻るけど俺は転生と地獄行きのどちらかが選択肢にあるんだな。」

 「その通り。だからその2つから選んで。」

 「いやそりゃ転生でしょ。」

 「まあそうでしょうね。」

 「そうでしょうねとは、・・・まあいいか。」

 「それじゃあ、いってらしっしゃい。」

 「えっ、いきな」

 晴人は飛ばされた。

 転生先は異世界。

 魔王に支配された世界で頑張ってー。





 ここはダンゾール国

 姫が突如魔王にさらわれた。

 国王は姫を救うため、魔族領に大量の軍隊を送り、姫を救おうとした。

 だが、それは失敗に終わりついに魔の手が王国に迫っていた。

 そして、その混乱の世から勇者が現れた。

 勇者は魔王を倒す旅へと始まる。

 「急に転生された。」

 「あとまだ魔王倒すなんて言ってないけど。」

 「しかもおかしくない。勇者スタート地点森だよ。大森林の場所でだよ。」

 「とりあえずそのダンゾール国を目指すか。」

 ガサガサと草むらからなにか飛び出してきた。

 

 『スライムが現れた』

 「スライム・・・なのか」

 「本当にスライムなのか」

 「俺からすれば、ただのゼリー状のもんなんだけど。」

 「でも、とりあえず攻撃するか。」

 「・・・あれ、動けない。」

 

 勇者ポイント1:勇者は戦闘中コマンドでしか動けない

 「クソゲーじゃねえーか。」

 「まあとりあえず攻撃するか。」

 『勇者はスライムを攻撃した。』

 『スライムは10ダメージをくらった。』

 『スライムを倒した。』

 するとスライムは爆散した。

 「すんごいグロい。」

 『勇者は経験値20 5メニーを手に入れた』

 「経験値ってなんか吸収するもんかと思ったけど、そんなことはないんだな。」

 「あと・・・・メニーって何。」

 勇者ポイント2:お金の単位がよく分からない

 

 「まあレベリングとかしとこう。」

 


 なんやかんやで1時間経ちますし、私とお話しませんか。

 いやー、異世界で冒険するとかやめといた方がいいよ。

 だって今みたいに娯楽なんかあんま無いし、自由だけど命懸けだしね。

 あとすごいよね、最近のジャパニーズコミックは

 なんかルールに縛られない感じが。

 あと小説とかもすごいよね。

 あっ、この小説全然知らない

 まあなろうのほうですが、なんか最強の殺し屋が引退して、その後ゲームするっていうシンプルなやつがある。

 へー今連載中ならブックマークに登録しようかな。

 ※最強の殺し屋引退した後ゲーム廃人になるらしいです連載中 宣伝です。

 それはさておき、そろそろ終わりそうかな。

 さあさあ頑張っているかなー。

 

 

 「なんかカットされたような気が。あと宣伝もあったような。」

 「またあのバカナレーションはなにして。」

 「・・・でも、なんかこれ嫌なんだよな。」

 「お金とかって、モンスターの死体からさ剥ぎ取ってんだよな。」

 勇者ポイント3:お金の取り方は強奪オンリー

 「まあ先に進みますか。」

 


 勇者 夢西晴人

 レベル15

 HP50 MP30

 攻撃力40 魔法力30 防御力35 素早さ40

 装備 サイショーの剣 サイショーの盾

    軽装シリーズ

 魔法

 ファイア ヒール ウォーター スパーク フラッシュ

 

              所持金 1750メニー

 「やっと森林に出れた。」

 晴人は達成感を感じ、王都を探した。

 「あっ見つけた。めちゃくちゃ遠くでも見えるんだな。」

 「まあそうか。だってマップってなんか平面だったもん。」

 「うわ、足はや。」

 勇者ポイント4:1歩進むだけでどこに何があるか分かる。また、足が早い。

 「やっと王都に着いた」

 「・・・・嫌な予感がする」

 『マッドオークが現れた。』

 「やっぱりかー。」

 勇者ポイント5:王都に入ると何故かボス戦

 『勇者はどうする。』

 「とりあえずフラッシュ」

 『マッドオークに20ダメージを与えた』

 『マッドオークは混乱状態になった。』

 『マッドオークは自身を攻撃した。』

 『マッドオークは50ダメージを受けた。』

 『マッドオークは勇者に攻撃した。』

 『勇者は20ダメージを受けた』

 晴人の顔にパンチがモロに入った。

 「なんで避けることが出来ないんだよ。」

 勇者ポイント6:避けるモーションが出来ない。


 数分後

 「おりゃ」

 『勇者の攻撃』

 『マッドオークは100ダメージを受けた』

 『マッドオークを倒した』

 「つら。」

 晴人は息を切らしながらそう言った。

 『勇者は経験値150 450メニーを手に入れた。』

 『勇者はレベル18となった。』

 「やった全回だ。」

 晴人の傷跡がみるみるうちに回復し、元の状態へと戻った。

 「しゃあ早速王都に入るぞ。」



 ダンゾール国 王都バルトビウス

 世界最大の王都であり、その国の姫が住んでいた場所である。

 そして、RPGの1つでもあるイベント。

 それは魔王討伐イベント

 そのイベント中なのだ。

 「もう王様のとこかよ。」

 勇者ポイント7:何故か最初は王様と接触する。

 王様は咳き込み、「勇者はるとよ。そなたには魔王討伐及び儂の大事な孫娘を助けて欲しい。」

 「まさか無償でやれと」

 「もちろん報酬は出すぞ。」

 「それっていくら。」

 「・・・・・」

 「勇者はるとよ。そなたには魔王討伐及び儂の大事な孫娘を助けて欲しい。」

 「2回目!すっとぼけんなジジイ。」

 勇者ポイント8:NPCは同じことしか呟かない。

 いくらやっても王様は同じことを繰り返した。

 「まじでどうしよう。こういうのって選択肢が出てくるよな。」

 すると、選択肢のウィンドウが出た。 

 『はい/YES』

 「・・・・断れねぇー。」

 勇者ポイント9:強制イベントでは選択肢ははいしかない。

 「さあ行け、勇者はるとよ。」

 「いい決めポーズしてるけどこれって強制送還だよね。」

 さあ、ついに始まった勇者の冒険

 果たして、無事に姫を救うことが出来るのか。

 「とりあえず武器でも買うか。」

 武器購入後・・・

 「そういえば勇者って何故か剣と盾以外装備できないんだよな。」

 勇者ポイント10:剣と盾以外は装備できない

 「とりあえず先に進みますか。」

 さてと、あのー神様。

 うわ、どうやって入ることが出来た。

 貴様、異世界に行っただろ。

 わかんねえよ、何故か反応するんだよ。

 えっ・・・まさか・・・私に好意があるんじゃ・・・

 ああそんなことないんで。

 晴人はキッパリと否定した。

 コホン、で

 貴様は何しに来たのだ。

 貴様という呼び方は少々腹立たしいが、実はここからのシーンをカットしてもらいたいんだよ。

 ・・・カット?

 何を言っているのか

 実を言うと、あんたがカットしてた時にこの世界の時空間もカットされていたんだよ。

 だから 

 だからって、そんなことあるのか。

 あるよ、サ〇ズ戦みたいな感じ。

 あああのケツイがどうとかの、Gルートの。

 そうそうあんな感じで頼むわ。

 じゃあね。

 ちょっと待ちなさい。

 ・・・はぁ。

 仕方ない、カットしてあげますか。


  

 10時間後・・・

 晴人は第2のボス、シャークハザードとの戦闘まで来た。


 勇者 夢西晴人

 レベル49

 HP240 MP200

 攻撃力200 魔法力150 防御力90 素早さ180

 装備 退魔の宝剣(両手剣)

    パワフルな装備

 魔法

 メガファイア ドレインキャッチ ライトニングボルト フリーズ マキシマムインファイト スクラッチ 

        

              所持金130000メニー


 ・・・あれ、めちゃくちゃ強くなってる。

 あのー、レベル49ってもうあれですよ。

 魔王四天王の4人目と互角に渡り合えるんですよ。

 勇者ポイント11:初期地でやたらとレベル上げる

 ・・・・この世界終わったわ。


 「行くぞ、ボス戦」

 『勇者はドレインキャッチを発動した。』

 ドレインキャッチとは、相手の体力を奪い回復するドレインに加え、もうひとつ相手に呪いを付与する効果がある。

 呪い・・・・全ステータスがダウンする

 『シャークハザードに200ダメージを与えた』 

 『シャークハザードは呪いにかかった』

 『シャークハザードの攻撃』

 『勇者は20ダメージを受けた』

 『勇者は攻撃した』

 『会心の一撃、シャークハザードに500ダメージを与えた。』

 「会心の一撃って見た感じ分からないんだよな。」

 勇者ポイント12:会心の一撃みたいなものは実際には見えないし分からない。

 『シャークハザードは倒された。』

 『勇者は1500経験値と2000メニーを手に入れた』

 ああもう第2のボス倒しちゃったよ。

 まあでもあと四体のエリアボスと四天王と魔王がいるからさすがに全クリはできないはず・・・・

 

 数時間後

 勇者晴人は、とある村に来ていた。

 その村に入ると、ある老婆が

 「勇者様、私たちを救ってください」と言われたのだ。

 「これも強制イベントだからな、仕方ない引き受けるか。」  

 「本当にありがとうございます。ではこれを持っていってください。」

 『勇者は薬草と聖水を貰った。』

 勇者ポイント13:アイテムの見た目はリアルである。そのため薬草は雑草のように見える。ちなみにゲームでは洗っていないのでリアルでも洗われていない。

 「このまま食べるんですか。」

 「・・・・」

 「勇者様、私たちを救ってください」

 勇者ポイント8:NPCは同じことしか言わない

 

 5時間後

 「さて、ここまでのくだりをカットして、ついにボス戦にまいりました。」

 「まさかアンデットとは、予想外だったな。」

 第3のボス ドラゴンゾンビ

 『勇者は聖水をドラゴンゾンビに投げた』

 「きしゃァァァァァァーーー!!!」

 勇者ポイント14:アンデットに聖水をかけるとめちゃくちゃグロくなる。

 「じゃあ切りますか」

 『勇者は攻撃した』

 『退魔の宝剣によって、ドラゴンゾンビは消滅した。』

 はァァァァァァァァァァァァァァ。

 何そのチート装備おかしくない。

 退魔の宝剣・・・・古の王が持つ剣、アンデット・悪魔族を確実に消滅させる。また、アンデットの場合聖水がないと攻撃することが出来ない。

 まさかカット時に、手に入れていたな。



 退魔の宝剣は晴人がサイショーの剣ともう1つサブクエで行った古の悪霊の際に貰った封印の札と、最初の森でゲットしたレアアイテム契なの印付きの白銀を組み合わせてできたもの。

 

 勇者ポイント15:序盤でレアアイテムを手に入れることもある。

 「さて、ボス戦終わり次行きますか。」

 早すぎる

 まだ当初の予定では苦戦すると思っていたのに。 

 神様はもがき始めた。

 例えるならば、おもちゃを買ってと駄々こねる子供のようだった。

 そして冷静になり、まあいいわ、次の第4第5のボスはかなりの強敵。

 絶対苦戦するバズ。

 10分後・・・

 「これが第4第5のボス。」

 「まさか2人同時とは。」

 晴人はエルフの森に来ており、そこで悪さをするものどもを倒してくれと頼まれ、ここに来た。

 

 「人かなって思ったら機械なんだけど。」

 第4のボス エンシェントガーディアン

 第5のボス エンシェントソルジャー

 「これはなかなかの難敵ですな。」

 勇者ポイント16:二体のボスが出てくる。

 『勇者はマキシマムインファイトを発動した。』

 マキシマムインファイト・・・自身のHPを半分にして攻撃力を最大にし、2回行動を可能にする。

 『勇者はライトニングボルトを発動した。』

 ライトニングボルト・・・雷属性をまとい、素早さ・回避率を上げる。

 『エンシェントガーディアンは守りの体勢に入った。』

 『エンシェントソルジャーは勇者に攻撃した』

 『勇者は120ダメージを受けた。』

 晴人はレベリングをしていたため、HPは420となっているため、残りHPは90となっている。

 『勇者は破壊蹂躙拳を発動した』

 破壊蹂躙拳・・・破壊属性をまとい、行動回数を上げる。また、自身のターン終了後、HP以外は0となる。

 破壊属性・・・相手の防御力またガードの状態を無効にし、その分攻撃力が倍増する。

 えっ、えげつない。

 こんなことするのは魔王よ、大魔王よ。

 

 まあ結果分かってるんだし、どうせ勝てな・・・


 『勇者の攻撃。』

 『エンシェントガーディアンに9999ダメージ』

 『エンシェントガーディアンは倒された』

 『勇者の攻撃』

 『エンシェントソルジャーに9999ダメージ』

 『エンシェントソルジャーは倒された』

 『勇者は80000経験値 90000メニーを手に入れた。』

 



 もうダメだ。

 魔王さん逃げた方がいいですよ。

 歩く殺戮者が来てますから。



 三分後

 『勇者の攻撃』

 『ディメンションサクリファイスは消滅した』

 『勇者は70000経験値と90000メニーを手に入れた。』

 晴人は最後のボスディメンションサクリファイスを倒した。

 「明日は魔王城か。」

 「張り切って頑張りますか。」

 「とりあえずなにか食べたい。」

 「この世界には空腹という概念がないからな。」

 勇者ポイント17:空腹などない。あるのは回復のみ。

 「じゃあ宿屋に泊まりますか。」

 晴人は魔王城近くの村の宿屋に泊まった。

 「さてと、いただきます。」

 晴人は1品食べた。

 そこで、あることに気づいた。

 「・・・味しねぇ。」

 勇者ポイント18:味覚が感じ取れない。

 「今日は休みますか。」


 翌日・・・

 「すげえめちゃくちゃ軽くなった感じがした。」

 勇者ポイント19:寝たら生き返る

 「さあ、いざ魔王城へ。」


 


 2時間後・・・

 「ははは、よく来たな勇者よ。」

 四天王戦は退魔の宝剣で全て片付いてしまったので魔王戦へとなった。

 「魔王、姫を返せ。」

 「返さないと報酬貰えないから。」

 「貴様本音が漏れているぞ。」

 「だが、貴様は我を倒すことなど出来ぬ。」

 「その退魔の宝剣は我が力には及ばぬ。」

 いけー魔王様ー。

 「なんか誰かがお前を応援しているが、そんなことはどうでもいい。」

 「いくぞ魔王。」

 「来い勇者よ。」

 『魔王が現れた』

 さて、勇者くんは今どんな状態かな。


 殺戮者 夢西晴人

 レベル99  

 HP800 MP800 

 攻撃力999 魔法力999 防御力999 素早さ999

カルマ値0

 装備 退魔の宝剣・呪禁刀(じゅごんとう)

    ヴァルハラシリーズ

 

 魔法 殺戮のカストロフ ブラットレイ アンデットパンデミック サクリファイスロード 破壊蹂躙拳

 ナイトメアインファイト ファントムブレイク

 

             所持金9999999メニー


 えーーーーーーーーー。

 なんかもう勇者じゃない。

 なんで。

 勇者ポイント19:勇者は弱いので転職しがち  なら↑せめて変えなさいよ。

 勇者ポイント20:今から変えます。

 てかなんで変わったわけ、殺戮者なんてあったっけ。

 てかそんなこと言った覚え・・・・

 

 歩く殺戮者が来てますから

 歩く殺戮者

 殺戮者

 ・・・・

 私が変えたんだー。

 殺戮者ポイント21:犯人は神様

 うっさいわね。


 『殺戮者は殺戮のカストロフを発動した。』

 『汝よ黒き炎にに染まり、全てを無に帰せ。』

 魔王は真下に開かれた魔法陣によって出てきた黒い炎で焼かれた。

 『魔王に1000000ダメージ』

 『ふふ。』

 『ふはははははは。』

 『我がそんなものに死ぬはずがない。』

 「まあでしょうな。」

 殺戮者ポイント22:魔王は一撃必殺を食らっても生き残る。

 『我が究極奥義をとくと見るがよい。』

 『勇者は799ダメージを受けた』

 「まさかの体力1にするやつ。」

 殺戮者ポイント23:魔王は終盤になると、相手の体力を1にする

 ふはははははは

 思い知ったか晴人よ

 「でも勝つじゃん」

 『勇者はサクリファイスロードを発動』

 『魔王に9999999999999ダメージ』

 『姫に99999999999999999999999999999ダメージ』

 『こんな・・・こんな人間に』

 『魔王を倒した。』

 姫ぇぇぇぇぇぇぇー。

 何殺してんの。

 ええいこうなったら。

 「おい殺戮者、何してんだ。」

 「えっ何って魔王討伐。」

 「何姫も殺してんだよ。」

 「だって報酬貰えないんだよ。金銭カンストしてっから」

 魔王からでてきたメニーは塵になった。

 「ああ、メニーが。」

 「どうせ報酬も貰えないし、意味ないと思ったから、ここからはスローライフでもしますか。」

 「なら返してもいいよ。元の世界に。」

 「それは嫌だ。」

 「大丈夫。転職先はホワイト企業だから。」

 「なら戻ろう。」

 「即答かよ。でも条件があるわ。」

 「・・・・条件?」

 条件はシンプルにこの世界を満喫することだった。

 ただそれだけ。

 そして今。

 

 この世界は満足出来た。

 「分からない。でもまだモンスターがいることがわかってない。」

 殺戮者ポイント24:魔王倒しても、モンスターがいる。

 でも、「楽しめそうでしょ。」

 「そうだな。バカンスとして楽しんどくわ。」

 これはRPGの勇者の物語

 クリア後があるならば、この世界は終わらない。

 

 

  


 

 

 

 

 

 

 

 


 

  

 

 

実際はむちゃくちゃ思いつきで書きました


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