『ディレッタントの迷妄』・・・『詩の群れ』から
『ディレッタントの迷妄』・・・『詩の群れ』から
㈠
そぐわない意識は、白昼に喫茶店などで、ディレッタントになる。
だろう、そのそぐわない意識とは、判別すれば、適切なんだよ、だろうだ。
混迷の時代において、ディレッタントは急増だな、だろうだ。
だろ、白昼は特に、くらくらして、芸術も日常の衝動になるな。
㈡
確かに、その意識は、迷妄しているだろうよ、完全に。
そうか、そういった理解の範疇に入るなら、それもまた、是正されるよ。
だろうだ、訳の分からないというのは、実は自分のことなんだ。
成程な、お前も俺も、訳が分からないのは、適切だろうよ。
㈢
つまりは、ディレッタントの迷妄、混迷の時代を生き抜く知恵だろ。
だろうだろうだ、白昼に意識回復で、新人類も世代化だろ、だろうだ。