ガール?ズトーク R
空想です、妄想です、フィクションです。
矛盾も整合性のとれていないところもありますが、そんなことよりエロ優先。
ネタ追加
「やっぱこれちょっと恥ずかしいよね」
身体を拭き、ドライヤーで髪を軽く乾かして、四人は浴室から出て生まれたままの姿で鏡の前へと横並びで整列。
ちなみにこれは並び順、左から麻実、桂、実里、稲穂と続く。
出るときは意気揚々とした然であったが、ほんの数歩、壁一面の鏡に自分たちの裸が煌々としたライトに照らされ映し出されると、さっきまでの気分は消沈し、一気に羞恥心が。
言い出した張本人の麻実であったが、急に感じる恥ずかしさで赤くなりながら、思わず胸を太腿に押し付け、それから両腕で隠しながらしゃがみ込む。
「うん」
桂も同様に恥ずかしく、こちらは麻実のようにしゃがみ込まずに、左腕で胸を隠したいのだが隠しきれるような大きさではないから仕方がなくバストトップだけを覆い、そして右手でアソコが鏡に映るのを遮り、両脚をクロスするようにし、そして少しだけ身を屈めた。
「そうだな……こういうのは平気だと思っていたんだが、思ったよりも恥ずかしいな……」
と、実里が。
実里は小さな胸は出したままで無毛のアソコだけを両手で。
「どうしたのみんな?」
そして稲穂は、自分の身体をどこも隠さずに鏡の前でモデルのような直立を。
元男だからなのか、それとも役者であったから見られるということに慣れているのか、はたまたエキストラの仕事で外で何度も着替えをしているうちに裸ということにたいする羞恥という概念が欠如してしまったのか、その要因は定かではないが、三人のように隠してしまいたいと思うような感情は湧いてはこなかった。
そんな稲穂に、といっても鏡に映る彼女の全身の姿にだが、三人の視線が集中。
「……やっぱシロってスタイル良いよね」
小さく麻実が言う。
「良いよねー、少し羨ましい」
「ああ」
と、実里が息を漏らしながら同意し、続けて、
「いつもとは違う、こんな明るいところで見るととくにな。……そうだ稲穂、後ろを向いてくれないか」
実里は稲穂に後姿を鏡に映してほしいと言う。
「うん、了解」
その場で稲穂は綺麗に反転、鏡には背中とお尻が。
「さっきも思ったのだが稲穂はやはりお尻が良いな。プリっとしていて……弾力もあって」
間があったのは実里の右手が稲穂の桃のようなヒップへと伸びたからであった。
ちょっと力を入れると跳ね返されるような弾力。
「実里さん……褒めてくれるのはまあうれしいけどさ……」
「まあいいじゃないか」
「でも、俺のよりも桂のほうがお尻の触り心地は良いんだけど」
「えっ」
突然褒められて桂は変な声を。そしてその音に続き、
「ちょっと実里変なところ触らないでよ」
実里の左手が桂の安産型のお尻を揉みしだき、驚きの声を。
「ああ、確かに。これまで全然気が付かなかったがなかなかだな。ちょっと垂れ気味だが、桂のはしっとりとした、手に吸い付くような感触で、触り心地も気持ち良い」
「あ、あたしも触る」
「麻実ちゃんまでもう」
しばしの間、両の手にされたい放題であった桂であったが、そのうちそれを振り払う。胸とアソコを隠していた手を解き、振り払う。
と、同時に振り払ったばかりの麻実の手を掴みなおして、
「ほら、麻実ちゃんも隠さないの。比べるためにこうしているんでしょ」
本音を言えばまだ羞恥は残っていたが、あのままされるがままになっているのもなんだかと思い、どうせこれまでも何回も見られているんだし、それ以上のこともしてきたんだしと少々開き直り、覚悟を決めて隠すことに全力を傾けていた手を解き、どうせならば他の二人も道連れに、という心境で。
「ほら、実里も隠さない」
この言葉に実里は素直に従う。
そして言い出しっぺでありながら最後の一人になっていた麻実も、ようやく立ち上がり、大きな鏡に大きな胸を映した。
「やっぱ、この中じゃ桂が一番大きいよね」
「……ちょっと麻実ちゃん、それは何処の部分のこと?」
「えっ、言っていいの?」
「言わないで、聞きたくないから」
そう言いながら両耳を押さえるような仕草を。
「それはやはり、身長以外の全部だろうな」
拒否の声を発したがその声と重なるように実里がポツリと。
ちなみに、稲穂は黙っていた。
実里の言うようにこの四人の中で身体的数値の大半は桂が一番大きな数字をほこっていた。
まずはバストサイズ、これはもちろん桂が一番。麻実も世間的には大きい部類ではあるが三桁の数字に届きそうな桂には敵わない。そして稲穂は二けた目の数字が一少なく、実里にいたっては論外。
次にヒップ、お尻。これも桂が一番大きく二番目は稲穂で、三番手に麻実、そして実里はここでも一番小さいサイズ。
B、Hときたからその中間のW、ウエスト、腰回り。これもダントツで桂が一番、次に実里で三番目は稲穂、僅差で麻実。これについて少し説明すると、桂が大きいのはまあ当然として、実里が二番目に大きい、太いのは、運動不足と姿勢に悪さと加齢、そしてここ最近の食事量の増加が原因。そして稲穂が三番目なのは身長があるためで、胸があるのに麻実が一番細いのは若さゆえであった。
他にも腕回りや太腿の太さというのもあるが割愛。
「どうせ私はデブですよ」
ちょっと不貞腐れたような声で。
「いや、デブではないだろ」
「うん、ちょっとふくよかなだけだよ」
「稲葉くーん」
「俺はそれくらいの体型好きだけど」
「ああ、そうだな。男は私のようなガリガリの体型よりも桂のような肉付きのあるほうを好むな。抱いたときに気持ち良いらしい。言われたときは理解できなかったが、こないだ桂に抱きついてそれを実感した」
「そうなの、シロ?」
「うーん、それは個人差……なのかな。……正直な話、俺は、というか稲葉志郎という存在の時には桂以外の人とそんな関係を持ったことないからな」
「でもさ、舞台とかテレビの仕事なんかでラブシーンとかあったんじゃないの?」
鏡越しに稲穂を見ながら麻実が訊く。
「そんなことしてないよ。まあそれに近いのは舞台上で抱きしめあったくらいかな。……それもセクハラにならないように触れるか触れない程度に神経を使ってさ、それを演出と相手の子にもっと本気で抱きしめろとダメだしされて。じゃあということで本番で思い切り抱きしめたら痛いって怒られたくらいだから」
「ふーん、そうなんだ。あ、もう一つ質問いい?」
「答えられることだったら」
「じゃあさ、シロの乳首がちょっと色ついてて大きいのも好みなの?」
「へっ?」
「ああ、それは私も思ったな」
「だってさ、さっき言ってたよね。毛が有るほうが好きだって。昔のシロってさ、きれいなピンク色の乳首でそんなに大きく無かったよね」
昔というのは伊庭美月であった頃、この時の身体は女子中学生としては小さいほうで、当然胸も小さく、乳首の色は麻実の言うように可憐な薄い桜色で小さかった、今とは全然違った。
「ああ、まあ確かに小さいよりもちょっと大きいのはエロいとは思うけど。でもこれは桂のリクエストで」
「そんなこと言ったっけ?」
桂には思い当たる節が全然なかった。
彼との睦言では、いつも正常位で、偶に後ろから、さっきほんの少しだけ観た映像のように、彼の上に跨り、腰を振りながら乳首を愛撫したことなんかない、そんなことをした記憶はないし、ましてや大きい乳首がいいというリクエストをしてもいない。
そんなことを考えていたら、お腹の奥が少し熱くなってくる。
「忘れたのかよ」
いつの間にか稲穂は、桂の後ろに。
桂の少し余計なお肉が付き始めた背中に何かが当たる感触が。
濡れてくる。
「吸えるくらいになってねって言いながらイジっていただろ」
この稲穂の言葉で桂は自分が勘違いをしていたことに気が付いた。
確かに言った、小さいも可愛いけど、遊ぶのにはちょっと物足りないから。
そしてこの言葉は志郎にではなく美月に。
「……そうです、私のリクエストです。ちっちゃくて可愛いのもいいけど、エッチなのもいいと思いました」
「正直でよろしい」
「そうか、乳首は桂のリクエストか」
「スケベだね、桂は」
「どうせ、私はエロいですよ。でもしょうがないじゃない、稲葉くんが悪いんだからー」
「俺のせいかよ」
「だってすごく魅力的だったから。私の理性をおかしくするのよ」
その欲望に負けて、幼い美月に手を出してしまった実績が。
「まあ、それは確かに分かるかも」
「そうなのか?」
実里は美月のことは話でしか聞いていない。
「シロってすっごい美少女だったからね。私も桂が身を引いてくれていたらね」
「なるほどな、しかし当時の姿は知らないが、私は今の稲穂の身体は好きだぞ」
「でもさ、昔のシロにもちょっとは興味あるでしょ」
「まあ、それはな」
「あのね昔のシロはね……」
そんなことを麻実、実里が話している横で夫婦、といっても両方ともに婦なのだが、は、
「桂さ、ちょっとエロイこと考えていただろ」
「……うん」
稲穂に指摘される。無意識であったが勝手に手が少し濡れた茂みへと伸びていた。
「だったらさ、今日は久しぶりにコレを使う?」
言葉が終わると同時に背中と腰の中間付近に硬いものが当たる感触が。
「……うん」
小さい、甘い声で桂は返事を。
小さい音であったが、これが饗宴の開幕を告げる一声であった。
桂のお尻が大きいことを書きたかっただけなのに
思いのほか長くなってしまいました。
追加
この続きを読みたい人は、わっふるわっふる、と書き込んでください。
ネタですので、本気にしないように注意を。




