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もらった魔法は消費MP0(ゼロ)!?  作者: 七面鳥の丸焼き
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合同制作 準備編

(モク)「というわけでベイルデッツに行きたいんだ」

(バク)「頼んます!」


家に帰りストラ達にさっきの出来事を話した

ちょうど鮫川君たちもいたので良かった


(ストラ)「わかった。ただし、今回はリックとパルルは留守番だ」

(リック)「うん。わかった」

(パルル)「うぅ~…一緒に行きたかった…」


なんでリッ君とパル君はお留守番なんだろう?

みんなで行けばいいのに


(ストラ)「ベイルデッツは治安が悪いので有名でな、人さらいや強盗は日常茶飯事なんだ。こいつらも強くなったがあいつらにとってはかっこうの的なんだ。そんなところにこいつら連れて行きたいか?」


それを聞いて首をぶんぶん振った

頼まれても連れて行きません!


(ストラ)「できることならお前たちにも行くなと言いたい。だがくらすめぇとだっけか?がいるかもしれねぇんだろ?なら行かねぇとな」

(モク)「…ありがとうストラ」

(ストラ)「いいってことよ。で、誰が行くんだ?あんまり大人数で行くと動きにくいぞ?」


僕と爆君、ストラは決定した

あと1~2人くらいかな?

などと考えていると鮫川君と熊井君が手を挙げた


(コーヤ)「俺たちを連れて行ってくれ」

(ストラ)「後ろ2人はいいのか?」


ストラが後ろに立っていた八鴉さんたちに問いかける

八鴉さんたちは頷き


(リオ)「そんな国に私たちが行けば狙われて動きづらくなってしまいます」

(カオリ)「撃退はできるだろうけどあんまり騒ぎを起こしたくないでしょ?だから私たちは待ってるよ」

(ストラ)「わかった。じゃあ、俺・モク・コーヤ・シュウ・バクで行く。出発は明日の6時だ」


6時か

ベイルデッツがどこにあるかわからないから食料はたくさん持っていこう

あとは…あ、忘れるところだった


(モク)「ねぇ爆君。爆君が神様からもらった魔法ってどんなの?」

(バク)「そういや言って無かったな。俺がもらったのは《魔具変物スペックチェンジ》って言うやつで、どんな物でも想像した通りの魔道具にすることができるって言う魔法だ」


そういや爆君って工作好きだったっけ

だからこの魔法を贈られたのかな?

それしても、この魔法もチートだな

そこらへんに落ちている石も爆弾にできるってことだしね

ん?てことは?


(モク)「ちなみにレベル表記ってある?」

(バク)「ないけど?樹のはどんな魔法なんだ?」

(モク)「僕のは《絵描創造》って言う描いたものを生み出せるって言う魔法だよ。それでね、僕の魔法と爆君の魔法を使えばこれが作れるんじゃない?」


僕はそう言って紙にとあるものの絵を描いた

それを見た爆君は一瞬目を見開くと


(バク)「樹。お前天才だわ!」


と言って抱き着いてきた

速攻でストラに引きはがされたけど爆君は気にしていない


(ストラ)「…あいつは普段からあれをやるのか?」


爆君を見ながらストラが聞いてきた

あれってのは抱きしめてくる奴の事かな?


(モク)「うん。小さい頃からね。うれしいことがあると抱き着いてくるんだ」

(ストラ)「…嫌じゃねぇんだな?」

(モク)「え?うん。嫌じゃないよ?」

(ストラ)「…そうか」


何か気になることでもあったのかな?


(バク)「樹―!早速作ろうぜー!」

(モク)「う、うん!」


爆君に呼ばれて後を追いかけた





(バク)「それじゃあ早速作っていくか!」

(モク)「おー!」


使っていない部屋を一個爆君の部屋として提供し、そこで作ることになった

扉には立ち入り禁止と書かれた紙を張り付けてある

完成するまでは僕たちだけの秘密なのである


(バク)「もしこれが完成すればかなり、いや、超便利だぞ!」


僕たちが作ろうとしているもの

それは『転移門』(ゲート)

異世界物の小説でよくみられるもの

もしこれが作れるのなら移動が楽になる!

見た目はあのダンジョンの入り口みたいな扉でいいよね


そして通信機器

これに関しては形はまだ決めていない

こっちの世界にスマホが無いからああいう形にするとかなり目立ってしまう


(モク)「さて、どういう感じにしようかな?」

(バク)「ド〇デモ扉みたいなやつは?」

(モク)「ダメ!」


それだけは絶対にダメ

爆君がいろいろと案を出してくれるがほとんどがアウトなものだった

その中で僕が決めたのはお菓子の家の扉のような板チョコ型にした

なんでかって?これが一番安牌なんだもん

だって候補の中に日本の爆君の部屋の扉とかがあったんだよ?

これを選ぶしかないでしょ!


(バク)「俺の部屋の扉でもよかったのによぉ…」


だまらっしゃい!

口を尖らせて抱き着いてきても許しませんよ!


まぁ、何はともあれ扉の方は決まったし次は通信機器だね

持ち運びが楽にできるように小さめで身に着けられるものがいいよね


(バク)「てことはアクセサリー系ってことだな。あれなんてどうだ?ほら、あの片方の耳につけるヘッドホンみたいなやつ」


あ~、あれか

片耳タイプのヘッドセット

うん、いいんじゃないかな?


(モク)「いいねそれ。採用!」


形は全部統一で色だけ変えよう

形はワイヤレス型のミニヘッドセット

これを13個…いや14個描いてっと


(バク)「なんで14個なんだ?俺たち13人しかいないぞ?」

(モク)「僕の召喚獣の中に人化を使える子がいるんだ」


まだやってもらったことないけどね

とりあえず一個試しに作ってみよう

ちゃんとできるかな?


《絵描創造》!


・・・


(モク)「おぉ…出た」


[絵描き創造のレベルが上がりました。数指定を行えるようになりました]


ちゃんとできてよかった~…

それにレベルも上がったけど、数指定って…


数指定:描いたものをいくつ作り出すか書き足せば描いた数が作り出せる。作り出した数の分経験値が入る


うん、知ってた

名前からしてそうだもんね

でもおかげで作業が楽になるね

僕の投げナイフとか一枚一枚描いてたからね

最後の方なんて全然別のものになっててびっくりした


(バク)「どうした?何かあったか?」


考え事をしていたら爆君に心配されてしまった

いつもの癖が出ちゃった

気をつけないとね


(モク)「ううん、何でもない。魔法のレベルが上がって新しいスキル?を覚えたから確認してたんだ」

(バク)「そっか。なんともないならいい。それで?何レベになったんだ?」


そういやカスタルの方でもレベル上がってたっけ

あの時の確認するの忘れてたんだよね~

どれくらい上がったかな?


♢ ♦ ♢ ♦ ♢


名前:瀬蛇 樹

年齢:16

種族:人種

職業:冒険者

Lv:38

称号:奴隷の主 同性愛者 愛されし者 救いし者 ストラの恋人 リックの恋人 パルルの恋人

看取った者 送り狼の友 テイマー ゴブリンキラー


魔法:ステータス起動

   絵描創造 lv:17

   ・装備生成 lv:5

   転生体創造

   魔物創造

   スキル付与

   絵描経験

   数指定

   回復魔法

   ・ヒール lv:7/10

   ・キュア lv:5/10

   ・エリアヒール lv:1/10

   聖魔法

   ・聖光 lv:3/10


スキル:インベントリ

    剣術 lv:10

    回避 lv:10

    鑑定 lv:8

    ・ヘルプ機能(先生)

    魔力操作

    気配遮断 lv:4

    気配感知 lv:4


召喚獣:クロロ(八咫烏) 白陽(白兎神) ルプス(送り狼) トラさん(猫又)


♢ ♦ ♢ ♦ ♢


おんや~?

最後にレベル聞いた時は13だった気がするんだけど?

カスタルのときにもレベル上がったけどなにも覚えずに今覚えたところから考えてあの時は14ってことになって

で、今17と…

これ一個で3も上がったの?

マジっすか?

武器生成も知らないうちに上がってるし…

今度からはもっとこまめに確認するようにしよう


(バク)「どうだった?」

(モク)「たぶんだけど3上がってる…」


それを聞いてバク君は驚きこそしたけどおめでとうと言ってくれた

でもどうしてこれ一個でそんなに上がったんだろう?


[鑑定した結果、創造できるぎりぎりのもの作ったため経験値が多くもらえたことが判明しました]


おぉ、先生お久しぶりです

これ一個が創造できるぎりぎりか…

あ、でも数指定を使えば同じものを何個も作れる!

これは僕の時代来たんじゃない?

レベルも上がったしさらに精巧なものが作れるし、これは来たかも!

感想でモクたちの容姿が気になるというものをいただいたのでモクたちの容姿を絶賛描いています!

アナログでしかも下手ですがそれでもいいと言う方は気長にお待ちいただけると嬉しいです


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