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もらった魔法は消費MP0(ゼロ)!?  作者: 七面鳥の丸焼き
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ダンジョン攻略です その1

どうもこんばんわ、作者です 

風邪をひいてしまい投稿するのが遅れてしまいました

申し訳ないです;;;

「ん?ダンジョン挑戦者か?通行証見せてくれるかな?」


扉の隣に兵士のおじさんが立っていて声をかけられた

ギルドでミルナさんに貰った通行証をおじさんに渡した


「はい、確かに。ここはまだ見つかって日が経ってないからどんな魔物が出るかはっきりしていない。気をつけて進むんだよ?」

「はい!あ、ダンジョンでのルールとかって何かありますか?」

「ダンジョンボスの部屋には一パーティーづつしか入れないから順番を守ること。他のパーティーの迷惑になるようなことはしないこと、例えばほかのパーティが狩っている魔物を横取りするとかね。あとは、もし死んでしまっているほかの冒険者がいたらギルドカードと髪の毛を一束と装備を持って帰ってきてくれるとありがたいかな。同じパーティーの人やご家族の元に送りたいからね。もちろん感謝料をお渡しするよ。こんなところかな。あ、帰るときは階層ごとに帰還の転移石があるから触って魔力を流しな。ここに帰ってこれるから。では君たちに神の加護があらんことを」

「ありがとうございます!行ってきます!」


おじさんと別れて僕たちは小部屋を出た


「「「ぎゅあああああああああ!」」」

「!?」


まさかの出待ちだった


「モク、しゃがめ!」


《ウィンドボール》!

《ウォーターボール》!

《ファイヤーボール》!


「「「ぎゃおおおおおおおおお!!!」」」


ストラの指示にとっさに反応してしゃがむと頭上を魔法が通り過ぎて行った

あと少ししゃがむの遅かったら当たっていたんだけど!?


「今みたいに待ち伏せされてたりするからまず確認しろ!」

「気をつけます…援護ありがとうね」

「お兄ちゃん怪我無い?」

「ないない!パル君たちのおかげでね!」

「はぁ…じゃ、進むぞ。隊列はリックとコーヤ、その後ろにパルルとリオ、でモクと修、最後に俺とカオリだ」

「了解」

「あっちから魔物のにおいがするけどどうする?」


隊列を決め終わるとリッ君が左を指さした

狼人族や犬人族は高い嗅覚で離れた魔物の匂いがわかる

ダンジョンみたいな道がいくつも分かれているようなところではかなり役に立つ


「こんな浅いところの奴を狩っても大した金にもならねぇし経験値も少ない。無視でいいだろ」

「そうだね。とっとと下に降りよう」


僕たちは魔物のいない右の道を進んだ


「ずいぶん下に来たけど今何階だっけ?」

「26階層だな」


まだ26階層か…

10階層のボスはビッグスライム。名前の通りただでかいスライムだった

20階層はミノタウロスだった。ダンジョンボスと言ったらこれ!って感じでテンション上がったけどそこまで強くなかった。浅いからしょうがないか

素材はどちらもゴブリンとかより高いからうれしいけどね


「もうそろそろ狩り始めてもいいんじゃない?何匹か鑑定したけど今までのよりかは強いし」

「そうだな。そろそろ狩りながら進むか」

「てなわけでリッ君。魔物無視しなくていいよ」

「はーい!言ったそばから魔物接近中!数は…7体?かな?なにかはわかんない」


空気読むなぁ…

白陽を呼んで憑依してもらった


「ギギッ!?」

「ギャギャギャ!」


ゴブリンか…数は7体

レベルは…アベレージ20か。強いな


なんて思ってましたがそうでもなかった

ゴブリンの20レベはそこまでみたい


あ、今思ったけどクロロかルプスに頼めば下への道わかるんじゃ

洞窟内だしルプスの方がいいかな?


「来て、ルプス!」

『何用かな?』

「千里眼でこの階層の詳細って見れる?」

『…あぁ、見えた。わしが案内すればよいかな?』


おぉ!これはありがたい!

千里眼様様だね


「うん、お願い。あ、この階層にいる魔物って何がいるかとかわかる?」

『この階層には、ゴブリン、ホブゴブリン、コボルト、ハイコボルト、スケルトン、スケルトンメイジ、スケルトンアーチャーだな』

「それならここも基本無視でいいだろ。ルプス、最短距離で下への部屋まで頼む。道中魔物がいても構わない」

『了解した、こっちだ』


ルプスの千里眼のおかげでかなりサクサク進めるようになった

なんでもっと早く気づかなかったんだろ


そして30階層のボス部屋の前まで来て僕たちは扉の奥から今までとは違う気配を感じていた

確信をもって言える、この中はやばい

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